セッションのレビュー・感想・評価
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圧倒的
音楽家同士の黒い部分
この映画は、音楽家を描いています。
常に周りと協調を求めようとする人には、とんでもないくず二人の意地の張り合いの映画に見えると思います。
ジャズとか、ロックとかクラシックとか関係なく、常に自分のアイデンティティを求める性
観客に夢をとか感動とか、言いながら自分を表現することで自分の存在価値を他人に認めさせようとする演奏家の暗い部分を描き出した。初めての映画だと思います。
最後の演奏の時、観客の姿は全く出てきません、観客は映画を見ている自分たちなのだと思います。
最後の壮大な意趣返しと、意地の張り合い。それを見せられる観客。
でも、息をするのを忘れるぐらい見入りませんでしたか?
これこそが、この映画の描く音楽家の正体。感動をあたえる音楽家のエゴイズム。
大事なのは自己のアイデンティティであり、そのためには周りのことは二の次
そして自己の鍛錬などはやって当然、自身が楽をして周りを利用するのではなく。
周りのことなど考えていないという音楽家の本音を描いていると思います。
この映画は、ジャズを50年聞いていても、聞く側だったらわからない。
演奏家、パフォーマーとして人前に出れば気がつく部分が多いと思う。
騒ぐ程ではない
話題になりすぎて、また評判も良く期待していたが、ハードルが上がってしまって楽しめなかった感はある。
音楽ものなので演奏シーンはPVみたいにテンポ良くて、編集頑張ったなーって感じ。
J.K.シモンズの圧倒的な存在感と演技、そしてジャズアンサンブルの美しく、時に凄まじい旋律が映画の骨組み。
ジャズの世界の人が怒ってるらしいけど、怒るほどか?
ハートマン軍曹みたいだとか言うけど、そこまででもない。鬼気迫るってよりは、熟練の演技。
オチは伏線を回収してスッキリ終わる心地よさがある。物語で唯一爽快なシーン。
個人的にはもっと鬼教授の人間性を掘り下げてくれないと、ただのチンケなクソ野郎にしか思えなかった。
主人公も根暗だから、物語全体がとにかく暗い。最後のシーンは秀逸だけど、ちょっと置いてかれた感が…。分かるけど、なんかハネなかった。
色々とボチボチ楽しめるけど、ボチボチでんなで終わった。
邦題はセッション、現代はWHIPLASH
原題の方がしっくり来る。
最後がアツイ
結構CMとかであらすじだいたい把握できるけど、最後あたりで色々内容が盛り上がってくる。
オーケストラの面々がかっこいい。
海外の人がやると様になるなーと思った!
最後のなめんなよ感がよかった。
自分にはあんなことできないからスカッとした。
パフォーマンス自体も良かったな。
見終わった後にもう一回最後の部分だけみたいと思った。
音楽に詳しい人が観たら、批判とか出るのかもしれないけど、自分は良かった。
主人公はなーんか好きなタイプじゃないけど(笑)
教官の演技うますぎ。
しわ一つが演技の一部に感じた。
年齢もあると思うけど、人間的に深い演技。
フレッチャーとアンドリューが最後の通じ合った 微笑で終了って。確か...
文句なく面白い映画(≧∇≦)
天才が描く狂人と狂人の戦い
なんじゃこりゃあ!慣用表現じゃなく本当の意味で開いた口が塞がらないクライマックス!「偉大さ」のみに妄執する二人の狂人の戦いが遂に悪魔的な領域に足を踏み入れる瞬間の映画的としか言いようがないカタルシス!デイミアン・チャゼルこれまたとんでもない天才が現れたなあ…
演技と演奏の身体性をまざまざと見せつけられた。凄過ぎる…
本作の映画作品としての強度みたいなものは今年断トツ。梶原一騎原作か?と思うぐらいにスポ根漫画的な展開からあのクライマックス。この抗い難い高揚感を「ハッタリかましてるだけ」とか「音楽を侮辱してる」とかって切り捨てることは俺にはできない。まあ簡単に言うと死ぬほど面白い!
常に緊張感を保ち続ける編集も見事。まさに作品そのもののテンポに身を任せるしかない
圧倒的な熱量
ずりぃよ。。
筋肉
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