セッションのレビュー・感想・評価
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狂気と才能 最高の師弟関係
この映画は常に狂気を感じさせて、見ているこっちが手に汗握るような映画です。
ハラハラするとは違いますが、、、j.kシモンズの演技の迫力(狂気染みた指導?)とそれにしがみついて何としても自分の才能で彼を納得させたい?意地と意地のぶつかり合いのような映画です。
最後のエンドの10分間の主人公の演奏シーン。
本当に映画なのかと思うくらい迫力ありすぎて口がぽかーんとしてしまいました。
最後の2人の狂気と意地のぶつかり合いで生まれた師弟関係の伺える表情がたまりません。
彼とエンドロールが流れた瞬間、、
同じタイミングで「あぁ…………………」と言っていました。
去年見た映画でエンドの部分は一番印象に残ってるし、一番素晴らしかったです
シモンズ当り役
面白かった。
でも1回観たら良いかな。
フレッチャーの罵詈雑言に笑えてきた。
しかしマイルズ・テラーのドラム演奏凄かった。どこかで観たことある顔だと思ったら「プロジェクトX」にでとったんじゃね。
あとニコル可愛かった。
バードになった理由
主人公のニーマンが成長していく姿に自分の過去を重ねてしまった。
自信の無い青年がカリスマ指揮者フレッチャー教授にスカウトされ、自惚れと承認欲求の渦の中でもがきながら無我夢中でドラムを叩き技術を磨いていく。
友人や恋人に高慢な態度を取るのは自分が特別だと認め注目する様にとのアピール、その一方でフレッチャー教授に対しては卑屈になる。我が事を思いだし逃げ出したくなる。
ラストの演奏、遂に卑屈さを捨て演奏者としてカリスマに挑んだ主人公と、自分が待ち望んだ瞬間がまさに今だと気づくフレッチャー、その二人が交わす笑顔が堪らない。
芸術や社会を作ってきたのは、こんな怒りやエゴの中で磨かれ本物になった者達なんだと改めて思い知らされた。
音楽の力で
音楽の話、というよりも突き詰めた根底の精神とかコーチングが肝になっている映画。
激しい指導を魅力的に見せながらも、最終的にはそういう指導を暗に否定している構成と思いました。
肝をそっちに置いてしまったから音楽家の方から否定をくらうのもある意味納得ですね。
業界全部が最悪な印象をもたれてしまうのと、結局技術より精神論の世界なのかと誤解されてしまうので。
終わらせ方は音楽の力で問題をねじ伏せる!といった感じで爽快。
もっとこらしめてやりたい気もするけど、一番ちょうどいいラストかも。
絶句
開いた口が20分くらい塞がりませんでした。
なんでもっと早く観なかったんだろう。
膨らんでは萎んでを繰り返した風船が最後の最後に空気の入れすぎで破裂した感じ。
アンドリューは狂人か→はい
フレッチャーは狂人か→はい
フレッチャーは外道か→はい
フレッチャーは良い指導者か→多分いいえ
アンドリュー好き?→はい
フレッチャー好き?→はい
サイコスリラー映画一歩手前?→はい
最高のラストだったか→はい
セッション好き?→分かんない!でも何回でも観れる!
雑ですがこんな感じでした。
1つ分からないのは、フレッチャーの最後のあれは復讐だったのかどうか。どちらとも言い切れないですよね。
終わった瞬間、クレジットが流れると同時に涙がドーッて流れる映画は久...
終わった瞬間、クレジットが流れると同時に涙がドーッて流れる映画は久々!!
ドS教官、彼、口は悪いし心はえぐるし本当にひどい奴だけど、主人公が一番認めて欲しい根っこの部分は完全に掴んでた。人間の承認欲求を巧みに操って、見えない力を引き出す天才。少し弱みを見せたのもテクニックの1つなのかなと思ってしまう。
ここまで、ドラムが雄弁に語った映画も他にない。センセーショナルな切り口。
高みを目指す人、かつて目指していた人にはかなり響く映画だと思いました。
伝説に残るような偉業を成し遂げるのは、これ以外自分に残されたものは何もないんだ、と本当にいえる強さしかないんだな。
かっこいい! 映画館で観てよかった。ラスト、思わず拍手してしまいそ...
かっこいい!
映画館で観てよかった。ラスト、思わず拍手してしまいそうになった。
シモンズ先生の一筋縄ではいかない感じ、やられたー。
再見。
シビれた!
なんでこの作品を撮った監督の次がアレなのか…?やっぱり不思議。
もしかして、「グッジョブ」と言ってはいけないという事を身をもってオチをつけたとか??
疲れた
名門音楽大学に入学し凄腕の教授に声をかけられ、前途洋々なニーマン。
教授の罵声に耐え、血の滲む練習を繰り返し、人生すべてをかけドラムを叩く様に心臓が締め付けられるような気持ちになる。
そこまでして…そこまでしなければいけない音楽の世界に凄さと怖さを観た。
妬み恨み怒り破滅… 自慢、傲慢… 身勝手…
人間の感情の醜い部分が前面にでていて気分が悪くなる。
ラストシーンで2人は音楽を通して分かり合えたのだと思いたい。
優れた音楽家と名曲が生まれる背景
を目撃したような気持ちになりました。
このスパルタ教師、熱い指導の裏には揺るぎない信念と生徒への思いやりがある、みたいなタイプかと思っていたら全然違っていて、
自分の追求したい音楽の為に使える手段を全て使っている男、といった印象でした。
そういう人間的な部分、汚い部分であったりとか貪欲さ、執着心、ヘイト的な感情とか色んなものを全部まとめてつぎ込んで力のある音楽が生まれるのかと思いました。
ドラムセットが血まみれになるまで……何度血まみれになったことか……叩き続けるそのストイックさ!
努力
才能とは努力により超越するもの。
昨今の言い方だと思いきりパワハラなんですけど、人並み以上に没頭する努力で才能は開花し引き寄せるものを身につけられる良い映画でした。
教授も文句ばかり言いますが、良いものに対しての飽くなき探究心が指導となっていることが最後に分かる
コレぞまさにプロ根性ではないでしょうか?
最近の若者にはない気持ちの入った良い映画でした
引き寄せられ感が良かった
また観たいですね
評価の難しい作品
洋画でこんなスパルタものが作られることがあるのかと少々びっくりしてしまった。
日本でもパワハラ、セクハラが話題になりやすい昨今、これだけ生徒に罵声を浴びせ、体罰を加える先生はスカッとする一面もありつつ、許されてよいのかと疑問に思う部分もある。
天才を育てるためだった、そのために誰よりも努力したというそれらの行為の正当化は現代にフィットしないように思える。
ラストの場面で違う演目が伝えられていたというのも…ただの嫌がらせに見えてしまう。
緊迫感がずっと続き、ドラムの演奏、厳しい指導には目を背けたくなるほどの激しさがあり、その点は評価できる。
かっこよすぎる音楽馬鹿
音楽を題材にした映画で、こんなに熱くて痛くて苦しくてかっこいい映画があるだろうか!感動した!
おそらく好き嫌いが分かれるし、今まで音楽にまったく触れてこなかった人にはなかなか理解しがたい作品だと思う。というか私も理解はできない。
でも理解できない、狂気的で天才的な世界だからこそ、こんなにも圧倒されたのかもしれない。
最初から最後まで激アツだった。
もはや悪魔的ッ!!!
映画みるのにこんな疲れたのは初めて。
もう観てるこっちがフレッチャー教授に追い詰められるような感覚で、
これ「G」区分でいいの?子ども見たらトラウマになるよ?ってレベルだった。
個人的には☆4を付ける感じなんだけど、
この作品をめぐって評論家の町山さんと菊池さんがweb上で繰り広げた
バトルが非常に面白かったので0.5分の加点。
肯定派と否定派、どちらの意見も納得できるもので、
ここまで各人が熱くなるのは、
結局 映画作品として優れている証左なんじゃないかな、と。
けっして「面白い」作品ではないし、
人目を引くような大爆発が起きるわけでもない。
むしろ目を背けたくなるような描写が続くのに、
作品世界に引きずり込む力の強さはまさに悪魔的。
僕はミュージシャンではないので専門的なことは分からないけど、
ラストシーンに関しては、どちらかと言うと否定派。
「音楽」ってタイマンじゃないよな、と。
まぁ監督が似たような実体験をしたらしいので、
監督自身の怨念をぶっつけた形なんでしょう。
個人的に好みではないけど、その辺も含めて良い作品だと思います。
狂ってる
狂気の中にしか奇跡はない。"Good Job(上出来だ)"そんな馴れ合いで奇跡なんて生まれない。生きるか死ぬか。殺すか殺されるか。もう完全に正気の沙汰じゃない。それは側からみたから完全に「狂ってる」んだろう。でも、狂ってるからこそ、誰もみたことのない世界を見せることができるんだと思う。映画は無論のこと音楽に心酔している自分だが、こんなにすごい映画生まれて一度も見たことない。緊張と恍惚の中でリズムの向こう側が立ち上がってくる。これはもう映画じゃない。
見た人によって主人公の終わりの捉え方が異なる映画だと思う
序盤:フルメタルジャケット
中盤:ロッキー
終盤:マッハ
主演の人凄い・・・。もうプロドラマー・・・。
見ていてもの凄く疲れた。何度も何度も、あれ?終わりじゃないの、この先あんの?って思った。
色々なものを捨てて高みを目指す男の話だが、捨てすぎ・・・。
グラップラーバキのドーピング博士とジャックハンマーの実写版か。
自分は主人公のお父さんタイプなので、いやー疲れた。疲労感が溜まる映画でした。
勝者になること、その為に払う犠牲。この映画ではそれを肯定的にも否定的にも捉えていないと思った。
この主人公のラストを良しと取るか悪しと取るか人によって感想が変わると思う。
私はこの主人公は幸せになれないと感じた。
見た人によって終わりを多用にとらえることができるのは良い映画だと思います。テンポも非常に早くて良い映画です。
セッション
結局フレッチャーとニーマンお互いの事嫌いなの?よく分からん。
フレッチャーは最後の演奏会にニーマンを密告の復讐ために呼んだ→ニーマンは分からずも吹っ切れてドラム叩いた→フレッチャー「ええやん!そのまま曲行こ!」って感じで和解→エンディング
って事?
ドラム演奏は流石にかっこいい。
あんな可愛い彼女を振るニーマンは頭狂ってるとは思う。
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