サンバ

劇場公開日:

サンバ

解説

日本でもミニシアターを中心に大ヒットを記録したフランス映画「最強のふたり」のエリック・トレダノ&オリビエ・ナカシュ監督と主演のオマール・シーが再タッグを組み、国外退去を命じられた移民の青年が、その状況下でも笑顔やユーモアで人々を明るくしていく姿を描いたドラマ。料理人になることを目指し、アフリカからフランスへやってきた青年サンバは、ビザの更新手続きをうっかり忘れたことから、国外退去を命じられてしまう。拘束されたサンバに対して手を差し伸べた移民協力ボランティアの女性アリスは、どんな時も笑顔を忘れないサンバに興味を抱き、彼のために尽力する。サンバの不思議な魅力にひかれ、陽気なブラジル移民や破天荒な学生など、さまざまな人が周囲に集まってくるが、ある日、サンバの身の上に思いがけない出来事が起こり……。サンバを助ける女性アリスにシャルロット・ゲンズブール。

2014年製作/119分/G/フランス
原題または英題:Samba
配給:ギャガ
劇場公開日:2014年12月26日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

インタビュー

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画評論

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6

(C)Quad - Ten Films - Gaumont - TF1 Films Productions - Korokoro

映画レビュー

3.0クリクリのお目め

2024年5月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

オマール・シーの目がかわいい。最初から最後まで、オマール・シーがとにかくプリティである。プリティ、ラブリー、キューティーハニーだわ。なので、話がグダグダであっても、様々な制服姿を見せてくれたので、許してしまおう。

移民は住むところに困り、職探しに困り、いつ捕まるか怯え、苦労が絶えない。生まれた国で穏やかに生活できるって、ほんとに幸せなことだなぁ。日本、破綻しないで欲しいと、切に願う。

BS松竹東急の放送を録画で鑑賞。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ぷにゃぷにゃ

2.0やっつけの吹き替え版

2022年4月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

日本語吹き替え版で鑑賞。

もちろん真剣に取り組んだ結果だと思いますが、残念ながら「最強のふたり」を期待して鑑賞した身としては満足できませんでした。

それは、映画そのものに魅力が乏しい事にほかならないのでしょうが、吹き替え版の演出がややヒステリックさを強調されすぎていたように感じました。

フランスの社会が抱える人種問題に正面から取り組み、主人公の苦悩を短くまとめてあると思います。それと、映画の面白さとは別問題。

私には楽しめませんでした。

2016.2.1

コメントする (0件)
共感した! 0件)
うそつきカモメ

4.5コメディ?

2021年6月15日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

在留資格更新を逃し国外退去を命じられて入国管理に送られたサンバ。セネガルから来て、フランスに10年は住んでいたのに!そして国に住んでいる母親に仕送りをしていたが、そんなことはできなくなっている。最初のシーンにあるが高級ホテルの従業員で皿洗い役に在留資格を持っている多分?アフリカからの黒人がいる。彼の仕事をするところは当時限られていたようだ。

フランソワオーランドが大統領の時代に制作されているが、監督に、主義主張があって作られたのか、ただ、その時代背景のステレオタイプをコメディ風に作りたかったのか皆目見当がつかない。

The Obligation to leave French Territory( OLFT)という退去強制の言葉が、何度も出てくるが、拘置所を出て出国のため飛行機を追うシーンなどはコメディで、フランスにこっそり留まることができる。この意味を逆手にとって、フランスに残るサンバ。おじさんから、郷にいれば郷に従えという手ほどきを受け、フランス人のように外見はなってみたが?本人には心地よくない。

アリスは在留資格を失ったり問題を抱えた移民や難民の聴き役になり手助けをしている。サンバはその中の一人。旧フランスやベルギーなどの植民地から来ているフランス語を話せる在留者や不法在留者などの援助も円滑に行かないのに、ロシア語や英語などを話す人々との会話は大変だ。通訳を入れての会話もまるで冗談のような結果になる。彼女自身も不眠症を抱えて精神が不安定になっているのにこれはストレスのたまる援助だ。

最初、単なる恋愛映画とタカをくくっていたのが浅はかだった。ストーリーが恋愛だけでないところがいい。移民難民受け入れ国のクイーンとしての人間社会構造のジレンマも数多くコメディ風にみられる。例えば、モールの守衛に不法労働者として低賃金で雇われたが、警察が入った時はまず最初に隠れなければならないのはサンバなのだ。
だから、のんびり寝転んでみていたが、この辺から真剣になりだした。

ただ残念なことは私はフランス語がわからないから、セネガルからのアクセントかポルトガル語の干渉があるフランス語か何もわからないから面白みが一つ減った。ということが、アルジェリアのオラン出身のウイルソンのフランス語も全くわからない。ウィルソンは臨機応変で、この世の動きをうまく判断し、ブラジル人に成り済ました。それも、アルジェリア(アラブ)人だと、仕事が取りにくいから。そうか? ここはコメディじゃないと思う。ブラジル人のステレオタイプをよく掴んでいて踊るのやスキンシップが上手である。でも、サンバは見抜けるがフランス人のアリスと友達は見抜けない。面白い🤣
最後は、アリスがジョナスの政治難民としての身分証明書を空港の中のバスに乗っているサンバに届けたことにより、ひとまず、サンバはあと10年死んだジョナスの身代わりで残れることになった。めでたいコメディ!

コメントする (0件)
共感した! 1件)
Socialjustice

3.0隙間に落ちてしまう人々

2020年11月22日
PCから投稿

『最高の二人』のコンビだと聞いて見てみたら、『最高の二人』よりはシリアス度高め。
移民問題に揺れているヨーロッパですが、前々からこういう問題はあったわけですね。

在留資格がないまま10年暮らしてるとか、想像もつかないけど、あり得るんだろうな…。

最後にアリスが取った行動は、納得。
私でもそうするだろうな、と思う。

現代社会は、きっちり管理している(されている)ようで、実は穴だらけ。
どういうあり方が一番いいのか、考えさせられる。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
UNEmi

他のユーザーは「サンバ」以外にこんな作品をCheck-inしています。