ユンボギの日記

劇場公開日:

解説

一人の貧しい韓国人少年の日常をスチール写真によって構成し、彼の詩をナレーションで綴った短編映画。監督は「悦楽」の大島渚。語りは「刺青一代」の小松方正。大島監督がTVの仕事で韓国に渡った際撮影した写真を元としている。新宿文化にて8日間一般公開された。

1965年製作/25分/日本

ストーリー

※イメージ映像のためストーリーは割愛します。

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スタッフ・キャスト

監督
原作
イ・ユンボギ
製作
大島渚
撮影
川又昂
音楽
内藤孝敏
編集
浦岡敬一
製作協力
篠崎敏男
吉川潤
佐々木守
山口卓治
語り
小松方正
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映画レビュー

3.0お涙頂戴の感動物語風な語り口は受け付けないけれど,それでもやはり考...

2022年3月4日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

お涙頂戴の感動物語風な語り口は受け付けないけれど,それでもやはり考えさせられるものがある.戦争で既存の制度や福祉が破綻した後に起こることは何かという事.混乱の中で福祉がひろいきれない悲劇たちと,そこから湧き出る有り余るエネルギーと大衆運動の関係性について.若者が政治に興味がないのは日本が平和だからというのは的を得ていて,生活保護制度や年金制度といった制度の解体もしくは破綻と共に平和でなくなっていくこともまた事実なのだろう.

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ケ

3.5極貧韓国少年のドキュメンタリー、それは少し前の日本の少年達の姿か!?

2021年8月8日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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Kazu Ann

3.5イ・ユンボギ、君は10歳の韓国少年

2021年5月23日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 全篇スチール写真をもとに感化院に入れられたイ・ユンボギの詩をナレーションとともに語られる。25分という短さもあって、アマプラで見ました。

 朝鮮戦争後に孤児が5万人もいた。ユンボギの家庭は病気の父親のために母親が家を出て行った。家賃が払えなくなり、テグ近くの闇小屋へと引っ越すこととなった。10歳のユンボギには8歳の妹スンナ、6歳の弟ユンシギ、5歳の妹テスギがいるが、家計を助けるためにガム売りをしてしのいでいたが、やがてヤギ飼い、靴みがき、新聞売りと職を変える。やがて妹スンナも「稼いで戻ってくる」と言い残し家を出たため、ユンボギはさらに孤独を感じ、母を探したいと思うようになる。

 戦後日本の混乱期も似たような孤児がいっぱいいただろうけど、あまり知られていない軍事政権下の実情を伝えてくれる作品。先日見た『ラ・ジュテ』も同じようなスライドショーだったが、クレジットにモンタージュとしっかり書かれていた。この大島作品も自身のモンタージュ理論のきっかけになったとのことだが、モンタージュそのものよりも子役の声優(不明)が素晴らしかったため感情移入もできたと思う。

 戦争による負の遺産についても訴えてくるものがあったし、罪のない子供たちが最も悲惨な経験をする虚しさが伝わってくる。さらに8月15日は日本では終戦記念日であるが、韓国では光復節(独立記念日)。日本が韓国を植民地支配していたことをも思い出させてくれる。

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kossy
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