ヲ乃ガワ WONOGAWA
劇場公開日:2014年11月1日
解説
山形県米沢市にある小野川温泉の地域活性化を目指し、同地の若者たちと「メサイア 漆黒ノ章」などを手がけた山口ヒロキ監督が中心となり、温泉地とSFという異色の組み合わせで描いたオリジナル作品。西暦2033年、地球規模の天変地異が発生し、わずかに生き残った人類は各地に小規模なコミュニティを形成して生きながらえた。それから1000年後、かつて温泉地だった場所に築かれた王国「ヲ乃ガワ」で、考古学者の月山ヲノガが1000年前の地層から風化した携帯電話を発掘。歴史を揺るがす、ある証拠を突き止める。ティーン向けファッション誌「ピチレモン」のモデルを務めるなどし、女優としても活躍する前田希美が主演を務めた。
2014年製作/114分/日本
配給:ヲ乃ガワ製作委員会
スタッフ・キャスト
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2022年8月23日
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作りは荒いし演技も全然だけど、引き込まれるストーリーで予想外に良かった。
終わり方も山口監督っぽい。
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設定勝負のサイバーパンク。生き残った人類は生殖機能がなく、人間製造機から産まれていた。原料は死体で製造機の動力源は温泉の蒸気だという。
葬い屋(及川奈央)とヒロインが温泉に入ったり、おしょうしな(ありがとう)という言葉がでてきたり山形県の地域活性化ムービーなのだなぁと思ったけど、死体入れたら赤ちゃん出てくる機械の動力源が温泉という設定とかってどうなん?
1000年前の妊婦の写真をみて、赤ちゃんがお腹の中にいることがわからないなど前フリがきいてるなと思った。
人間を製造してるのが国の秘密で、それを調べようとするから国王からの追っ手がかかって調べんのやめさせるみたいのが話の流れ。
後半はヒロインを守っていろいろな人が死ぬ。
アイデア良いけと映画の流れは良くない、背景がほぼ工場、終わり方はダメ。
2015年2月22日
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鑑賞方法:映画館
ヒロインの好演が好感が持てるが、画面によっては飽きてしまうシーンも多少ある。とは言え、飽くまでもディストピアを表現しようという意図は見上げたもの。音的な表現をもサイバーパンクを追求してくれればもう少し良くなったかも。