ザ・ウォークのレビュー・感想・評価
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ゼメキスの新作ザウォークは前作のフライトと似ていて、要は、 「社会...
ゼメキスの新作ザウォークは前作のフライトと似ていて、要は、
「社会的には許されないんだけどで倫理とか法律とかど返ししてすげぇ事する人」のはなし。
比較してみると結構おもしろい。
シリアスシーンでのコメディとか。
で、この映画前半はかなり凡庸で、主人公の説明が続くわけ。最後の決行に向けてずーっと説明がされるから、退屈だったりする。
構成がイマイチかなと思った。
もちろんファーストシーンは主人公がそれなりの高さのところで綱渡りしてハラハラドキドキからくるかとおもいきや、普通に説明から?
圧巻の3D映像なのだが
完全に3Dを意識した作品。
足がすくんでひまうほどの圧巻の映像がすごい!音楽もおしゃれ。
今後夢の追って綱渡りした愛すべきバカを思い出すたびに、その夢をつなぐ支柱をのちに破壊した9.11について考えさせられる不思議な後味。
しかし、共犯者がほとんど活躍してないのが良くなかった。とくに彼女。ケイパー物としては共犯者それぞれならではの活躍が欲しかった。あと、犯罪なんだから止める人や非難する人がいてしかるべきだし、ショー最中の観客への安全に配慮する描写も必要だとおもう。実話だからしかたないけど。
それでも、ロバートゼメキスの観客と世界への感謝がつたわり好感はもてた。
3Dでこそ
実話に基づいて、協力者を集め周到に準備してビル間の綱渡りを成功させた顛末が描かれている。
ゼメキス監督が破綻無くきっちりまとめている。
何はともあれ大きなスクリーンで3D鑑賞してこそこの映画を堪能出来る。
3Dで
最近の映画は実話が多い。その映画の完成度も高い気がする。以前の実話の映画化は話は凄くても中々映画で伝わってこない物が多かった。
今作も実話、高層ビルでの綱渡りという事で3Dでの鑑賞。劇場での3Dは初めてという事もあって期待して観ました。
主人公はサーカスでのショーマンとしての綱渡りではなくチャレンジャーとしての綱渡りにかけるエネルギーが凄い。
地上400㍍での生を賭けた綱渡りは3Dで観ると上空からの映像が凄い。
ドキドキモノ。
素晴らしい。
良い実話の話だ。
IMAX3Dで観た。とても良いニューヨークの景色が観れた。
命綱なしで、ワールドトレードセンターを歩くシーンは、感動し、体がしびれた。
凄く良い3D映像作品に仕上がっていた。
最初から最後まで面白い。
パリやニューヨーク、パリジャンや、ニューヨーカーも魅力的。
ジョセフ・ゴードン=レヴィットの演技も良い。
満足できた映画に、心の中で拍手した。
無理解というカタルシス
この映画から私が受け取ったのは、「世の中にはマジでこんなことをしでかすやつがいる」ということです。
主人公のフィリップは、何かのために綱渡りをしたいのではなく、綱渡りこそが生きる目的、というぶっ飛んだ人物です。映画全体が彼の主観に寄り添う形で描かれますが、感情移入はできてもなぜ彼がそこまで綱渡りにこだわるのか、なんて理解はまったくできません。
理解はできなくても、おしゃれな音楽とテンポのいい編集が心地よいので、クライマックスのワールドトレードセンターまで一気に持っていかれます。
無理解が極致に達するのがクライマックスで、ただでさえ常軌を逸しているフィリップの行動はここにきてどんどんすごみを増していきます。
彼がこちらの想像を超える行動をとった時、、「く、狂ってる…」と思わずつぶやいてしまったほどでした。しかもそれ級のことを次々に繰り出してきて、綱一本の上でここまでのことができるのかと驚かされます。
それを通じて描かれるのは、「あっ、この人のことは絶対に理解できないな」という断絶です。しかし、その断絶こそが心地よい。彼が今まで見たことのない世界をワイヤーの上からみたのと同じように、観客もまた、いままで想像したこともないような他者の心の中を見ることになります。
これはまさに、映画でないと表現できない極致でしょう。3D映像がここまでテーマと密接に絡み合っている映画は、その表現自体に感動してしまいます。まさにフィリップの行動が、テーマやメッセージを越えた「表現」それ自体によって観客を感動させたのと同じように。
恐ろしいのはこれが実話だということ。フィリップは実在してこの目もくらむような犯罪も本当に行われたのだと思うと、本当に彼にしか見えなかった世界があったのだろう、と想像せずにはいられません。
すべてが終わったあとに不意打ちのように残される悲しい余韻も味わい深く感じました。
IMAX3Dで観賞できる人は絶対にみたほうがいいです。
手汗でびしょびしょになるし、内臓が冷える感触があるし、上映前にはトイレに行っておいた方がいいと思いますが、「表現」の偉大さを感じることができます。
高所恐怖症の方は注意
そもそも観ないかもだが、
高い所が苦手な方には少々辛いかも。
自分は苦手なので鳥肌モノだった。
軽快なBGMと相まって、テンポ良く進むストーリー。
主演のジョセフ・ゴードン=レビットは好み別れるかもだが、
特殊な考え方を持つ主人公を上手く演じていたのではないだろうか。
これが実話というのが恐ろしい。
ガラス張りだったとしてもあんな場所に行きたいと思わない。
迫力のある映像と人間味の豊かさ
IMAXで観てきました。綱渡りをしている場面はもちろん、特に下を覗いた時のあの感覚…ゾクゾクくして手汗ビッショリでした。
また、映像だけでなく、それぞれの人間性がとてもよく表れていたのが印象的でした。
ホラーでもサスペンスでもないのにハラハラするような展開で完全に一本取られたな、という感じです!
決して映像だけの映画ではない。
主人公の軽妙な語りで物語が進み、全く2時間強退屈せず観れたね。
確かに、いかにしてビルに潜入し、無謀な綱渡りを成功させるかが見せ場であり、3D映像と相まってこの映画の売りなんだけど、人間がしっかり描けてるからいいんだと思う。
法を犯して、しかもあんな危険なことわやる。僕は絶対無理だしやらないけど、やらずにはいられない主人公の気持ちはわかるし、やっぱりクレイジーな人が世の中を変えていくんだろうな。
ラストの無期限の展望台チケットのエピソードと、いつまでも光輝くワールドトレードセンタービルの姿にグッときた。
史実
さいきんハリウッドもネタ切れなのかアメコミ、リメイク、史実ものが多いですね。
長いせいか入り込みか薄くなり、最終局面では手に汗握りつつもジョセフ・ゴードンの穏やかなナレーションに緩和されて「まだかな?」と感じてしまっていた…。
もう少し短めにテンポよく運んでもよかったのではないかな、と。夜間の準備の方がクライム風の作りでハラハラしてました。
心臓が浮くかと思った
綱渡りだけで、2時間も見てられるんかと
思ってましたが、
テンポもよくコミカルなんであっという間でした。
綱渡りのシーンでは
ジェットコースターから落ちる時の、
心臓が浮くような感覚に何度も襲われて、
椅子からズリ落ちそうになりました(^^;
いやこれ、ある意味
新しいタイプの恐怖映画と言えるかも(笑)
奇跡への賛辞と、WTC追悼の二本柱。
正々堂々と胸を張って綱を渡るフィリップ・プティの姿が神々しい。
彼の奇跡によって息吹きを与えられたツインタワーが美しい。
命を賭けるのではなく命に触れるためのワイヤーウォーキング。
生命力のバランス感覚を刺激されて元気になる映画!!
美しい!
最初から最後までスクリーンに釘付けになった。
手や足にびっしょりと汗をかき、興奮し続けた123分間
そんな中でも表現の仕方が美しく、見ていて気持ちが良い
そして、見終わった後は後味の良い素晴らしい映画だったと思います!
フランス人というところが
興奮した。手に何度も汗を握った
3Dが良かった
みんなに八つ当たりしまくる混乱から、突然雲が晴れる瞬間の心象
フランス語と英語が入り混じる感じが良かった特にアニーとフィリップ
今はなき貿易センタービルにニューヨーカーが抱いていた思いとか 知らんけど
回想がしょぼい
3Dがしょぼい
パパルディとのやりとりもしょぼい
快作!
ゼメキス監督作は久々だった。
ツインタワーを渡る話でどう2時間保たせるかと思ったが、主人公の人間性を細かく説明する事と、ツインタワーにワイヤーを張るという....そういえば、そりゃあ大変な事だ、を実にサスペンスフルに描いていた。
音楽は、ゼメキス代表作フォレストガンプに似てて懐かしくも。
ラスト、光るツインタワーが徐々に消え、そう今はもう無いツインタワーを表現したのか。その哀愁は、まさにフォレストガンプだった。
Crossing to truely different world. ただ「高層ビルの間を綱渡りする人の映画」、でもこんなに面白い!
ストーリーはシンプルですし、ぶっちゃげ犯罪の物語なのですが、ここまで面白い映画にしてしまうのは、さすがロバート・ゼメキス監督といった所でしょうか。御年63歳になっても全然衰えが見えない。やはりロバート・ゼメキス監督というと「バック・トゥ・ザ・フューチャー」や「フォレスト・ガンプ」が代表作にあげられますが、過去の作品に負けない上手い映画作りです。
主演のジョセフ・ゴードン=レヴィットの演技が秀逸でした。冒頭から最後にまでしゃべり続けるフィリップ・プティが全くウザくならないのは演技力の賜物でしょう。やー、今まで何となく「主演よりもいい脇役ポジション」かと思ってたジョセフ・ゴードン=レヴィットがここまで演技が上手いとは。全くの予想外でした。アメリカ人なのにフランス語訛りの英語に違和感を感じさせない演技は並大抵な努力ではできないですよね。
高所での3Dを楽しみに行ったのに、いつの間にかストーリーにハマって3Dが気にならなくなるという逆転現象が起きていました。それでも綱渡りのシーンの高さにあれだけ説得力が生まれるのは3Dの効果だと思います。ロバート・ゼメキスは3Dという道具を上手く使いこなしている印象があります。高所が苦手な方でもあそこまで高いと想像の域を出てしまうので逆に分からなくなるのでは?フィリップが綱渡りをしている場面で視点を下を走っている車に合わせると「うおっ、高っ!」と感じますが、あくまで主人公を追ってると大丈夫な気がします。
主人公のフィリップは自己チューですし、友達にはしたくないタイプですが、ちょっとオカシイ人の方がスゴいことやってのけるんだよなーと凡人の私は思いました。劇中でも言っていたのですが、あの当時、あの綱渡りを実際に観た人は一生忘れられない記憶になった事でしょう。もはや二度と起こり得ない瞬間を見事に再現した良作でした。
時間と金と、一歩踏み込む勇気があれば
WTC屋上からの意識が遠のくような迫力の映像ばかりが取り沙汰されがちですが、彼の挑戦は孤立無縁ではなく、ガールフレンド、サーカス団の座長ら多くの協力者とめぐりあい、夢を共有する友情ものの要素もある。だから、やってることは違法なのに胸が熱くなる。映像面は、中盤まではハッキリ言って2Dでも構わないし、展開も半ば冗長。「3D料金返せ!」とまで心の中でつぶやきましたが、3Dの真価はやはりクライマックス。そして、解き放たれるようにここで彼は本当の狂人と化す!劇場で確かめてほしい。
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