ANNIE アニー

劇場公開日:

ANNIE アニー

解説・あらすじ

1982年にも映画化された名作ブロードウェイ・ミュージカル「アニー」を、「ハッシュパピー バスタブ島の少女」で史上最年少のアカデミー主演女優賞候補となったクワベンジャネ・ウォレス主演で新たに映画化。ニューヨーク、マンハッタン。1歳になる前に両親に捨てられ、横暴なハニガンが営む施設に引き取られた少女アニー。10歳になった現在も両親が迎えに来てくれると信じている彼女は、かつて自分が置き去りにされたレストランに通い続けていた。そんなある日、アニーは事故にあいそうになったところを市長候補の男スタックスに助けられる。アニーの存在が選挙戦に有利になると考えたスタックスは、彼女を引き取って一緒に暮らしはじめるが……。「ステイ・フレンズ」のウィル・グラック監督がメガホンをとり、製作を担当したウィル・スミスとジェイ・Zが「TOMORROW」などおなじみの名曲を新たにプロデュース。共演には「Ray レイ」のオスカー俳優ジェイミー・フォックス、ミュージカル初挑戦のキャメロン・ディアスら豪華キャストがそろう。

2014年製作/118分/G/アメリカ
原題または英題:Annie
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
劇場公開日:2015年1月24日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第72回 ゴールデングローブ賞(2015年)

ノミネート

最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル) クワベンジャネ・ウォレス
最優秀主題歌賞
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映画レビュー

3.5今を活きるアニー

2015年1月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

この頃、ピクサー以外の映画にも付き合えるようになった子どもと、日本語吹き替え版を観に行きました。かつて母親と観た映画を、自分の子と観に行けるようになるとは! 感慨深いものがあります。…と、観ることそのもので目的達成!という気持ちでしたが、なかなかどうしてどうして、「今(さら)なぜアニー⁈」という思いを吹き飛ばす、繰り返し観たくなる快作でした。
「Tomorrow」「きびしい人生」などおなじみのナンバーを散りばめ、NYの街を躍動的なダンスで活写する!…はもちろんのこと。何より、アニーを取り巻く大人たちのキャラクターが丁寧に描かれている点が良かったです。スタックもハニガンも、ただ金持ち、ただイジワル、ではありません。そもそも、なぜ殻に閉じこもり頑ななのか…という背景に触れられており、アニーと関わることで、人間くさいところがぽろぽろとこぼれ落ちてくるところに十分共感できました。特に、ハニガンをすぐそばで密かに見守る存在がいた…というところにはホッとさせられたり、ニコニコしたくなりました。
もちろん、軸となるアニーとスタックスのやり取りの面白さは言わずもがな。対極だったはずの距離が次第に縮まり、引き寄せ合い、互いを思うゆえの行き違いもあり…と観るものを引きつけ離しません。加えて、皆を笑顔に、幸せにするアニーに意外な弱点が…という点も、今を捉えた描写だと感じました。
それから、オリジナル版へのオマージュ。冒頭の学校のシーンでアニーの前にスピーチをする子がちりちりの赤毛でそばかすの女の子だったり、スタックスさんの髪が実は…!だったり。さりげない仕掛けにニンマリさせてもらいました。…あえて本作に難をつけるとしたら、アニーの愛犬サンディが、個性豊かな人間たちに押されて⁈少々影が薄いところ、くらいでしょうか。
ちなみに、子は「寝てる⁈」と思うくらい身じろぎもせず、最初から最後までひたすら無言で凝視。エンドロールになってやっと、「いっぱい(の人)でつくったねー」と発言していました。帰宅後は、チラシの写真を一つ一つ指差して「この人は…」「これ(このシーン)は…」と振り返り、再度堪能しています。いつかは字幕版、オリジナル版…できたら、舞台も一緒に観てみたいものです。

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cma

3.5ハッピーなアメリカ映画🇺🇸🎞️

2025年5月5日
iPhoneアプリから投稿

愛と希望に溢れたアメリカって感じの映画だった。
子供ができたら見せたい、教育にも良さそう。

劇中歌のトゥモローって散々小学生の時に歌わされたがここから来てるの!?という驚きがあった。

どんな時も希望を捨てず待ち続けるアニーの姿には心打たれた。自分だったら、大恐慌で不景気で環境も良いとは言えず、親が何年も迎えに来てくれなかったらとっくに塞ぎ込んでしまっていると思う。アニーの周囲の大人たちも良い人って訳でなく、横暴な里親や子供を支持率向上に使ってやろうと企む大人がいる。

アニーは可愛らしい無垢な少女ってだけでなく、賢さもあってスタックスの関係も上手に築いていく。
アニーの明るさ、前向きさが周りを巻き込んでより良い方向に変えていく様子にすごくほっこりしたなぁ。

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ぽよのすけ

4.0ミュージカル んー ミュージカルミュージカル

2024年9月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

単純

幸せ

ミュージカルは余程のことがないとなかなか手を出さないジャンルなのですがサブスクとは素晴らしい
こんな私でも見てみようかな
もう何十年も知らんぷりしていたけどごめんよ
『アニー』
ということで始めてのアニー鑑賞です。

驚くような度肝を抜く展開ではないにしてももはや私にはこの手の話で十分なのです
歳を重ね涙もろくなってしまった私はテッシュを片手に握り拳ですよ

今まで見なくてよかった
そして今見たことに感謝です

こんなふうに名画とか名作と言われる作品はまだまだ天田にあるのですから楽しみは尽きませんね

とは言え1982年の『アニー』も見なくてはいけませんな
それとまだ見たことがない『ウエストサイドストーリー』も

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カルヴェロ

5.0もっと子供だましかと思っていた。

2024年8月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

子供主役のミュージカルで
親子で観に行くミュージカルと聞いていたので
もっと子供だましかと思っていた。

すっかり泣かされた。
キツくても前を見ていた時代の自分を思いだしたりして。
励まされる物語だった。

携帯電話会社とその社長が某S社をパロっているようで面白すぎ。
ワンコといいハゲといい・・・(笑)日本人だからピンときた!?

スッキリ楽しい作品と思われる方が多いようだが
私はけっこうつらいなぁと思ってしまったのは、アニーよりネガティブだからか。
『Tomorrow』泣けちゃうんだよね。
耐えてるとなお強く響く曲だわ。

とりあえず観ておこうかなのつもりだったけどとても良かった。

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ぞうみゃお