エクソダス 神と王のレビュー・感想・評価
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3Dで見たのがすべての間違い。
いわずと知れたリドリー・スコットの最新作である。
見たい時間とちょうど合うものが3Dしかなく、しょうがないので3Dで鑑賞したがとても間違っていた。
そもそもこの作品3Dにする必要がないくらいに3Dの場面がどうでもいい。
映像は3Dにしなくても迫力満点だったろうし、どんなシーンもカットもとてもよかった。
ネタバレにならないと思うので言ってしまうと、古代エジプトの都市もすごかった。あれだけでも見る価値があるように思う。
それはまるでSFの都市だ。
しかし、時間が経過してゆくのと同時に私が疲れてゆく。
すべてはあのメガネのせいだ。
3Dメガネが私のすべての体力を奪ってゆく。
ぜひご鑑賞の際は3Dではなくて普通のほうをお勧めしたい。
自分には合わなかった
この映画は公開してすぐに観たのだが
どうも感想がまとまらず、なかなかレビューが書けなかった。
というのも、モーゼの話や旧約聖書のこととかよく分からないと言うのが一つあるのと、登場人物に全く感情移入することが出来なかったからだ。
映像は素晴らしく話もまぁつまらなくはないのだが、良くもなく悪くもなくと言うか、毒にも薬にもならないって感じですかね。
リドリー・スコット監督作品では一番好きじゃない作品かも知れないです。
旧約聖書出エジプト記の映画化ですが、さすがリドリー・スコット監督、...
旧約聖書出エジプト記の映画化ですが、さすがリドリー・スコット監督、単なる神話ではなく歴史的事実として撮ろうとしています。
また当時の風俗がかなり細かく描かれていて、エジプト時代をリアルに再現している映画としても見ることができると思います。
映画館で見る事、オススメします。
STORYが、間延びしている感じで不満がありますが、旧約聖書の出エジプト記を映像化した作品なので、誰が映画化してもSTORYに変わりはなく、だからこそリドリースコットの才能と力量が伺える作品だったと思います。
とにかく、衣装やメイク、当時の建造物など映像に心奪われました。
クリスチャン・ベールの演技力は、変わらず素晴らしかったので、満足です。
映像美に圧巻
正直最初はそこまで期待せずに劇場に入りました。
しかし映像美、リドリースコット監督の世界観により、一気に映画の世界に入りました。
内容もおもしろく楽しめた。
最後はあれ?パニック映画かな?笑。と思いましたが、まぁよいでしょう。笑
DVDでは味わえない面白さがありました。
神とは信仰心
「王も神の前ではただの人」「神が人々を救う」
そういった神とは絶対的な存在という表現を押し付ける作品ではなく安堵した。
私が無神論者であるからか、神の御業と称して不思議な力を味方に付けたモーセというより、追放され全てを失っても同胞を解放しようとする信仰心の強い優しき指導者という印象であった。
神と王というなんとも大それたサブタイトルが付いているが、要は人と人
力で支配するラムセス王と、神という大きな存在を信じ、その代弁者として導くモーセ
信仰心とは正しく健全なものであれば、莫大な人間を同じ志で一つにまとめることのできるすごい力であると同時に、少し恐怖も垣間見えた。
壮大なファンタジースペクタクルであり、人を束ねる者とは何たるかを描いているこの作品が、1956年から愛され生まれ変わり、引き継がれていくのがわかる気がした。
これほど神またはその使いを実にうまく表現した作品も少ないのではないだろうか。
見る者によって捉え方が違うのは、映画として当然だが、信仰に関係なく楽しめる作品として仕上がっていることにとても驚き、リドリースコット監督の力量に感服しました。
迫力ある映像
聖書に触れたことがない人でも耳にしたことがある有名な話ではないでしょうか。
見所は十の災いと紅海を渡るシーンのVFXでしょう。
海割れは想像していたものと違いましたが迫力ありましたね。
神の御業は人智を超えたものなので説明することは難しいと思いますが、受け入れやすいように論理的な説明が加えられていたり、条件が整えば起こりうる現象で描かれていたように思います。
それでも聖書をあまり知らない人は疑問に思う点が多々あったのではないかと思います。
私は親がキリスト教だったこともあり、よく知る話だったので話の流れがわかっていたので映像に集中できたように思います。
個人的にはクリスチャン・ベールの映画を久々に観れたのが良かったです。
VS十戒
どうしても、1956年作の十戒と比べてしまいます。映像面では、文句無くエクソダスが良いのですが、どちらかと言われれば、十戒の方が好きですね。
十戒の方は、神の絶対的な力が目を見張りますが、エクソダスはモーゼを前面に出しているためか、あっさり感があります。
クリスチャン・ベールの演技が悪いわけでは無いんですけどね。
ラムセス役を演じていたジョエル・エドガートンに、ユル・ブリンナーが持っていたギラギラした眼力があれば、もう少し評価が上がったかもしれません。
モブシーンがいい。
旧約聖書の出エジプト記、という、僕の興味の対象から最もかけはなれたものを材にとった映画である。
モーゼ(クリスチャン・ベール)とエジプト王の嫡子ラムセス(ジョエル・エドガートン)は兄弟同然に育てられ、ふたりで国を治めるかのように思われた。
ところが、モーゼが奴隷のヘブライ人だという情報がもたらされ、ラムセスはモーゼを追放する。
400年間、奴隷に甘んじていたヘブライ人の思いを、神が代替するという話は、ちょっと鼻白むところがある。また、神の仕打ちがえげつない。途中からラムセスたちがかわいそうに思えるほどだ。
結局のところ、両者は何を得たのだろう。
リドリー・スコットの本気の演出は見応え十分。作品によって気合の入れ方がまるで違うのはしょうがないのかもしれないが、「悪の法則」でも同じくらいの気合で演出してほしかった。
昔ながらのモブシーンは、なんだか懐かしささえ覚えた。
こういう力のいる映画を撮れる監督が減っている気がする。お金もかかるだろうが、イマジネーションが映画監督の命なのだから、みんな精進してほしい。
リドリースコットにクリスチャンベイルとくれば、期待しないわくにはい...
リドリースコットにクリスチャンベイルとくれば、期待しないわくにはいかないのだか、それほど期待外れ感もない。モーゼを扱う映画って海を渡るシーンを大袈裟に描きすぎる傾向があるけど、この作品はかなり現実的に表現していて好感が持てた。リドリーにとってもベイルにとっても代表作とまでは成り得ないだろうけど、レンタルではなくて、映画館でぜひ観ておきたい作品だ。
期待はずれの作品
VFXも進歩した。セシル・B・デミル監督の名作「十戒」を越える作品と期待したが見事に裏切られた。人間ドラマが浅薄で物足りない。VFXの壮大なシーンを観るだけの作品になっていた。リドリー・スコットは老いたのか?
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