エクソダス 神と王のレビュー・感想・評価
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3Dで見たのがすべての間違い。
いわずと知れたリドリー・スコットの最新作である。
見たい時間とちょうど合うものが3Dしかなく、しょうがないので3Dで鑑賞したがとても間違っていた。
そもそもこの作品3Dにする必要がないくらいに3Dの場面がどうでもいい。
映像は3Dにしなくても迫力満点だったろうし、どんなシーンもカットもとてもよかった。
ネタバレにならないと思うので言ってしまうと、古代エジプトの都市もすごかった。あれだけでも見る価値があるように思う。
それはまるでSFの都市だ。
しかし、時間が経過してゆくのと同時に私が疲れてゆく。
すべてはあのメガネのせいだ。
3Dメガネが私のすべての体力を奪ってゆく。
ぜひご鑑賞の際は3Dではなくて普通のほうをお勧めしたい。
自分には合わなかった
旧約聖書出エジプト記の映画化ですが、さすがリドリー・スコット監督、...
映画館で見る事、オススメします。
映像美に圧巻
神とは信仰心
「王も神の前ではただの人」「神が人々を救う」
そういった神とは絶対的な存在という表現を押し付ける作品ではなく安堵した。
私が無神論者であるからか、神の御業と称して不思議な力を味方に付けたモーセというより、追放され全てを失っても同胞を解放しようとする信仰心の強い優しき指導者という印象であった。
神と王というなんとも大それたサブタイトルが付いているが、要は人と人
力で支配するラムセス王と、神という大きな存在を信じ、その代弁者として導くモーセ
信仰心とは正しく健全なものであれば、莫大な人間を同じ志で一つにまとめることのできるすごい力であると同時に、少し恐怖も垣間見えた。
壮大なファンタジースペクタクルであり、人を束ねる者とは何たるかを描いているこの作品が、1956年から愛され生まれ変わり、引き継がれていくのがわかる気がした。
これほど神またはその使いを実にうまく表現した作品も少ないのではないだろうか。
見る者によって捉え方が違うのは、映画として当然だが、信仰に関係なく楽しめる作品として仕上がっていることにとても驚き、リドリースコット監督の力量に感服しました。
迫力ある映像
聖書に触れたことがない人でも耳にしたことがある有名な話ではないでしょうか。
見所は十の災いと紅海を渡るシーンのVFXでしょう。
海割れは想像していたものと違いましたが迫力ありましたね。
神の御業は人智を超えたものなので説明することは難しいと思いますが、受け入れやすいように論理的な説明が加えられていたり、条件が整えば起こりうる現象で描かれていたように思います。
それでも聖書をあまり知らない人は疑問に思う点が多々あったのではないかと思います。
私は親がキリスト教だったこともあり、よく知る話だったので話の流れがわかっていたので映像に集中できたように思います。
個人的にはクリスチャン・ベールの映画を久々に観れたのが良かったです。
VS十戒
モブシーンがいい。
旧約聖書の出エジプト記、という、僕の興味の対象から最もかけはなれたものを材にとった映画である。
モーゼ(クリスチャン・ベール)とエジプト王の嫡子ラムセス(ジョエル・エドガートン)は兄弟同然に育てられ、ふたりで国を治めるかのように思われた。
ところが、モーゼが奴隷のヘブライ人だという情報がもたらされ、ラムセスはモーゼを追放する。
400年間、奴隷に甘んじていたヘブライ人の思いを、神が代替するという話は、ちょっと鼻白むところがある。また、神の仕打ちがえげつない。途中からラムセスたちがかわいそうに思えるほどだ。
結局のところ、両者は何を得たのだろう。
リドリー・スコットの本気の演出は見応え十分。作品によって気合の入れ方がまるで違うのはしょうがないのかもしれないが、「悪の法則」でも同じくらいの気合で演出してほしかった。
昔ながらのモブシーンは、なんだか懐かしささえ覚えた。
こういう力のいる映画を撮れる監督が減っている気がする。お金もかかるだろうが、イマジネーションが映画監督の命なのだから、みんな精進してほしい。
リドリースコットにクリスチャンベイルとくれば、期待しないわくにはい...
期待はずれの作品
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