エクソダス 神と王のレビュー・感想・評価
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9と10の災いが起こらないことを
切に願って。
物語と見るのか
神の啓示と見るのかは
人それぞれ。
ただ、正すべき時にたださなければ
事態が好転することはないのが
事実。
長尺で観るの大変だったけど
知ってる話だけど
描き方がリドリースコットらしかった。
旧約聖書の世界を、壮大に再現します。
エジプトで奴隷として酷使されているイスラエルの民が、モーゼに導かれカナンの地に戻るまでの道程を、モーゼ視点で描きます。
旧約聖書に書かれている「ヘブライ人のカナン帰還」を描いた物語ですね。
ファンタジーアクションにしているかと思いきや、しっかりと旧約聖書を描いているので少々意外に感じました。
映像は迫力十分。CGを上手に使いながらも、エジプトの荒涼とした風景、当時の街並みを再現したセット、そして戦闘シーン等の人馬の迫力・・・十分な予算をかけて説得力のある仕上がりになっていました。
ただ、ストーリーはどうでしょうか?良くも悪くも、旧約聖書の内容が描かれています。
概要を知っている私にとって、それは新鮮味に欠けるものでした。そもそも旧約聖書自体に面白みはない(私見)わけで、それを映画にされても面白くなるわけがありません。
旧約聖書に一定の敬意が持てる方か、旧約聖書の知識を持っていない方なら、面白く感じることが出来るかもしれませんね。
当然、私的評価はやや厳しめになりました。
いつ海が割れるんだ?と期待しながら・・・
『十戒』のスペクタクル映像をCGを多用して、もっと大胆なスペクタクルを描いた作品。義兄弟ラムセスとの確執など人間関係もさることながら、冒頭のヒッタイトとの戦いや、天災の数々をグロく、派手に描いたことも凄い。
最も印象に残るのは火を放つなどしたヘブライ人の一斉蜂起、それに続くワニパニック、血の海、カエル、ハエ、疫病、ヒョウ、イナゴ・・・まだ続くんかい!と体が痒くなってきそうな映像のオンパレード。海は割れることはなかったけど、引き潮と津波なんてのも恐ろしい映像だった。
クリスチャン・ベールの人間そのものも尊重したのかもしれないけど、女性関係では旅の途中に出会ったツィポラのみ。宗教的なところもちゃんとしていた気がする。人間臭さは『十戒』でも描かれていたのに、本作のモーゼは逆にストイックすぎたのかもしれません。
さらに、子どもの姿をした神(?)の忠言をしっかり守ったり、助けを求めたりで、モーゼ自身は神々しくもなく、単なるヘブライ人のリーダーでした。やっぱり、こうした迫力のある作品は映画館で観たいところです・・・逃してた。
アクションの神リドリー・スコット
個人評価:4.2
旧約聖書の物語。あまりにも時の洗礼を受け過ぎたこの壮大なストーリーを、壮大さそのままに、見事に映像化している。さすがアクションの神リドリー・スコット。
グラディエーターでもそうだったが、退屈になりがちな歴史物を、見応えのあるエンターテイメントにしている。
アクションと作品性とを共存させれるのは、やはりこの監督しかいない。
【リドリー・スコット監督が圧倒的な映像で描き出す”出エジプト記”】
現在、今作品のような壮大なスケールで紀元前1300年のエジプト王朝を描くことの出来る監督は、予算的にも、実力的にも限られるだろう。
今作は”出エジプト記”を壮大なスケールで描いた2時間30分の大作である。
従兄弟同士のラムセスをジョエル・エドガートン、モーゼをクリスチャン・ベールが演じ、キャストは盤石。彼らが馬上で闘うシーンも迫力十分です。
ついでに言えば、ラムセスの妻、ネフェルタニを演じた女優さんのエキゾチックな余りの美しさにビックリし、鑑賞後に調べたらゴルシフテ・ファラハニというイラン出身の女優さんと知って、それ以来注目する女優さんの一人になったなあ。
物語りとしては充分面白かったのだが、どうしても”十戒”のスケール感には敵わないなあ(だって、”十戒”は3時間40分ですよ。(観たのは当然DVDです。))と思ってしまった作品。
リドリー・スコット監督といえば、この人、シガーニー・ウィーヴァーもラムセスの母、トゥーヤ役で出ています。(出番は少ないですが)
<2015年1月30日 劇場にて鑑賞>
科学的根拠を元に、聖書を”宇宙からのメーセージ” へと裏付けた傑作...
科学的根拠を元に、聖書を”宇宙からのメーセージ” へと裏付けた傑作。
世界最大の古典ベストセラーは、今もこれからも新しい。
鑑賞日:2015.3.16
現代的な視点での十戒をリメイク
しかし、見も蓋もない
精神障害のモーゼ、自然現象に過ぎない奇跡
現代の視点で何を主張したかったのか
単に十戒をリメイクしたかっただけなのか
ファラオの王宮をホワイトハウス風に描くのは面白い
つまり現代においては、奇跡がおこったり、神が人を選んでもこのように説明されてしまい、結局理解できないのだということなのだろう
CGは駆使しているけど……。
神対王って……。モーゼとヘブライ人の逃避行のクライマックスは海が割れないと!!(笑)
リドリー・スコット版はハリウッド映画らしい迫力・映像美で楽しめたけど、人の感情の移り変わりが稀薄に思う。それだけに残念…。
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