LAST LOVE 愛人

劇場公開日:

LAST LOVE 愛人

解説

ギタリストの夢をあきらめた孤独な中年男性と、売れないダンサーの若い女性が、互いの存在にすがりながら、あてのない旅を続ける姿を描いたラブストーリー。ギタリストの道をあきらめ、マンション管理人の職を得た中年独身男性の岩田は、掃除やゴミ処理など地味な仕事を黙々とこなす日々を送っていた。そんなある日、岩田は、泥酔して帰宅してきた住人の若い女性ユミを介抱する。ダンサーのユミは本職では食べていくことができず、父親ほど年の離れた男の愛人をして暮らしていたが、男の妻に知られたことで、その関係は破綻。かねてから患っていた躁うつ病も悪化していた。そんな彼女を見かねた岩田は、仕事を捨ててユミと流浪の生活を始め、あるライブハウスで久しぶりにギターを手にするが……。

2014年製作/102分/R15+/日本
配給:アルゴ・ピクチャーズ
劇場公開日:2014年10月4日

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映画レビュー

3.0ギタリスト

2020年9月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

音楽を断念、マンションの管理人をしている主人公(火野正平)、愛人をしている双極性障害の女が正妻から追い出される。
同情した主人公は女を連れて放浪することに。
優しさは身を滅ぼすことも。

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いやよセブン

4.0艶やかなギターとダンス

2014年10月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

幸せ

「夢を諦め、人を信じることをやめた独身中年男。双極性障害により自我を失いつつある若い女。マンションの管理人と住人として出会い、次第に日常から逸脱していく二人は、やがて欲望の残り火を燃焼し尽くすかのように、一緒に旅に出る……。 」
これが、この映画の宣伝文句。

双極性障害って聞き慣れませんでしたが、いわゆる躁鬱症。
自我を失いつつあるという状況で自堕落な生活を送るヒロイン「ユミ」を桜木梨奈さんが演じます。
いえ、なんたって「カメレオン七変化女優」の異名を持つ梨奈さんですから、演じるというより、もう、映画の中では、ユミそのもの。
その彼女の相手役が、あの火野さん演じる、伝説のギタリスト「岩田」。

このお二人が主役とあれば、もう目一杯色っぽい映画になるのは必然。
とにかく色っぽい。
とは言え、直接的な色っぽさだけではないところがまた素晴らしい。

そして、実は、一番色っぽいのが、ギターだったりします。
正確には、ギターの「音」。
これが素晴らしいです。

初めてギターを演奏する岩田のシーンがもう、ゾクゾクします。
そして、踊るユミ。

はい、桜木梨奈と言えば、特技はダンス!
実際にダンサーとして活躍してもいましたからね。
これほどのハマリ役もないのかも知れません。

男と女、ギターとダンス。
この絡み合いが実に艶っぽくて素敵です。
もう、こんなシーンをずっと観ていたいくらいです。

ラストシーン。
ユミの表情と、それを受けての岩田の表情がいいです。
秀逸なラストシーンです。

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ルチア

5.0絶品のラブストーリー

2014年10月11日
スマートフォンから投稿

幸せ

石川均監督が奏でる大きな愛を小さなパッケージにくるんだ、珠玉の物語。
火野正平の名演と桜木の熱演、伊藤のギターが絶妙のハーモニーを生み出していた。ぜひ皆さんもご賞味ください。

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ポカ

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