あらうんど四万十 カールニカーラン
劇場公開日:2016年1月23日
解説
高知県四万十市を舞台に、かつての輝きを取りもどすべく地元のロードレースに挑むアラフォー男性4人組の奮闘を描いたハートフルドラマ。晃、タケシ、ヤス、シュンの仲良し4人組は、高校時代は駅伝部の主要メンバーとして周囲から一目置かれていたが、卒業後は冴えない人生を歩み続け、もうすぐ40代を迎えようとしていた。俳優の夢をあきらめて帰郷した晃を迎えて行きつけの居酒屋で酒を酌み交わしていた4人は、自分たちが駅伝以外に物事をやり遂げた経験がないことに気づき、ロードレース「四万十ドラゴンライド」に参加することを決意する。主演の西村雄正やゲスト出演の間寛平、島崎和歌子ほか、キャストには高知県出身や同県ゆかりの顔ぶれが集結した。
2015年製作/111分/G/日本
スタッフ・キャスト
- 監督
- 松田大祐
- 原案
- 西尾純哉
- プロデューサー
- 米津太
- チーフプロデューサー
- 安倍翼
- 脚本
- 松田大佑
- 西尾純哉
- 撮影監督
- 今井哲郎
- 撮影
- 安西栄一
- 録音
- 小牧将人
- 音楽
- 依田伸隆
- 編集
- 加々美友章
- ヘアメイク
- maity
- 音声mix
- 小菅学
- 衣装
- 笹木明日香
- 美術
- 遠近明子
- スクリプト
- 佐井寿里
- 制作
- 富岡真理子
- 助監督
- 高橋宏彰
- 埜下翔
全てのスタッフ・キャストを見る
2017年5月20日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
ネタバレ! クリックして本文を読む
映画「あらうんど四万十 カールニカーラン」(松田大祐監督)から。
「四万十市出身の監督の呼びかけの下、キャスト・スタッフに
地元の方々、東京をはじめ大都市圏で活躍する高知県出身者、
県ゆかりの著名人が多数集結」して作ったことに価値があり、
申し訳ないけど・・・映画って感じがしなかった。(汗)
たぶん「高知色」にこだわり過ぎて、他県の人が観た時のことは
二の次になっている気さえした。
タイトルからして、よくわからない。
主役の「アラフォー世代の4人」と「あらうんど四万十」は、
なんとなく関連性はわかるけれど、
「カールニカーラン」とは、土佐弁で
「変わる(=カールニ)らしい(=カーラン)」の意味だと、
観賞後に、ホームページで調べてわかった。
まちづくりの起爆剤として、地域発の映画製作を取入れるのを
否定しているわけではないが、(成功事例もたくさんあるので)
その前提には、伝えたいものがあり、しっかりとした脚本があり、
会話も方言ばかりでは、そちらが気になって入り込めない。
高知県のイメージアップに繋がったかどうかも定かではないし、
「日本三大清流の四万十川」がもう少し観たかったなぁ。