さよなら歌舞伎町のレビュー・感想・評価
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さよなら歌舞伎町。
歌舞伎町のとあるラブホテルに関わる人々の群像劇。
始まる恋もあれば、終わる恋もある。鈴木さんの長い恋も。デリヘルへの短い恋も。ホームレスの女とスカウトマンの行きずりの恋も。刑事同士の不貞な恋も。
ラブホテルという、性欲をぶつけ合う場での様々な恋愛模様が描かれている。
恋愛とは性欲を美化した表現に過ぎない、と誰かが言っていた。私はこれに賛成だ。そもそも論として人は欲があるからこそ行動するのであり、その行動からまた色々な欲が派生し、新たな行動を生む。つまり欲とは原動力なのだ。理性のタガが外れない程度に欲深く生きたいと思った。
「他人に迷惑かけるなって親に教わらなかったか?」
キャストと題材は面白そうなのだが…
俳優染谷将太のファンで題材も面白そうかな?と思って観てみた。
正直長く感じたな。実際この内容で2:15分は長いわ。
歌舞伎町ホテルを舞台にした仕事あるあるかな?と思ったら、ファンタジー的な展開が多すぎだ…。(生々しい場所だからこそリアリティが必要だろうに)
邦画によくあるたいした映像や演技でもないのに長回しで撮るというやつの連続で酷く退屈。グッとくるエピソードもあったが、それにしてもリズムがタルい。
自分ならもっとタイトに面白い部分だけで1:40に納めるかなー、とか考え出してしまったくらいつまんなかった。
前田敦子は嫌いじゃなくて役者としてはいいものあると感じている。ギター弾き語りも悪くない。
しっかしこんな映画撮ってる監督が青春ムービーをやたら撮っているようで、人材難なのか邦画界は、とか思ってしまった。面白そうな題材をつまんなくしたのに腹が立ったので星ひとつ。
ラブホテルは物語の宝庫
歌舞伎町のラブホテルを舞台に様々なストーリーが交差していくオムニバス的作品。
たしかにラブホテルを舞台にすると様々な人間模様や物語があるものだと納得。
交差するひとつひとつの物語もよくできていて面白くて見応えある映画でした。
それぞれが生きる歌舞伎町
染谷将太が店長を務めるラブホテルを
中心に、5組のカップルが歌舞伎町の中で生きる
姿が書かれている。
前田敦子が好きでこの作品を手に取りましたが
そこまで重要な役ではなかったのが残念。
韓国人カップルのストーリーはとても心に響
いたが、それ以外のカップルのストーリーは
若干内容が薄い気がしました。
しかし、生きていくために身体を売ったり
やりたくない事をするなど
それぞれに妥協や忍耐力が求められる姿は
歌舞伎町ではないものの、現代の社会で生きる
自分にもとても共感できるものがありました。
最後はそんな妥協や忍耐を振り払って
自分が行きたいと思う方に進んでいく
それぞれの姿を見てスッキリしました。
こんなのは群像劇ではない。
たしかにいろんな事情を持った人がくるホテルは場面設定としては優れてたかもしれない。
でも、群像劇ってのはいろんな個々の物語が、直接的ではなくてもなんらかの一貫性を持ってつながってはじめて群像劇なんじゃないだろうか?
この作品はそうではなく、ただいろんな人のお話があって、それで終わり。もったいないなぁ。
韓国の女優さんがキレイ
てっきり、染谷将太くんと前田敦子がメインな作品かと思いきや韓国の女優さんが主役のような作品でした。
何組かのカップルの背景があって、その中でも韓国のカップルが印象に残りました。
女優さんの裸がキレイだなぁと思って見ていました。
ちょっぴり切ないラブストーリーでした。
こんなはずじゃなかった人生特集
歌舞伎町のラブホテルを舞台に、夢を追うカップル、時効寸前の指名手配犯の恋人とそれを匿う女、風俗のスカウトマンと家出少女、不倫に溺れる女刑事とその上司、そして帰国を控えた韓国人のコールガールとその恋人などの複数のカップルの一夜を描いた群像劇。
一流ホテルマンとして働いているというウソを家族につき続けながら歌舞伎町のラブホテルの店長として燻る主人公徹とその恋人で歌手としてデビューを目指す沙耶の2人をメインに各登場人物が微妙に関係を持って行く構成がなかなか面白い。
特に韓国人カップルのやりとりはとても切なくて愛らしい。ラストお互いの体を洗い合うシーンは過程を知らずに見ればアレだが、とても美しい描写だ。
また風俗嬢のスカウトマンと家出少女の関係性もドラマチックで素敵だ。
ギリギリまで本当の気持ちを見せない忍成修吾が家出少女を置いて姿をくらませた後に登場するシーンがコテコテで感涙モノだ笑。
今まで忍成修吾はナルシストな小悪党みたいなイメージだったけど今作はだいぶ違った演技が観れて新しい発見だったなぁ。
指名手配犯の松重豊を守るためにいろいろと奮闘する南果歩はものすごくパワフルで必死でその姿が逆にコミカルに見える絶妙な演技だった。
上司であるはずの店長の徹にはまるで息子を見るかのようなサバサバした一面も見せれば、康夫を守るために素手で携帯をぶっ壊すほどのぶっ飛んだ行動を見せる。
ラスト手前の夜の新宿を爆走し、徹から譲ってもらったチャリの後ろに康夫を乗せ、再度爆走する姿は生命力と希望に満ち溢れ、なぜか爆笑できるシーンになっている笑。
そして彼らを逮捕しようとする不倫刑事カップルの2人。女性刑事の理香子がめっっっっちゃエロい……!笑
濡れ場のシーンは正直高まった笑。
河井青葉、素朴な顔つきだけどどこか気になる存在だった。
染谷将太目的で観た割には思いの外その他のキャストが良かったりして思わぬ収穫だった笑。
実の妹がAV女優として自分のホテルに来たり、枕営業で歌手デビューを目指そうとした彼女の沙耶がホテルに来たりと1日に受けるショックの限界値を余裕で振り切り、終いには部屋の外でSMプレイをおっぱじめる客に絡まれたりとフラストレーションが頂点に達したときの徹の爆発は見ものだ笑。
オレはこんなところで働く人間じゃない!!と叫び、ホテルを飛び出し自転車で歌舞伎町の街並みを疾走する姿は虚しさとコミカルさに溢れててなんだか複雑な感情になる笑。
主要登場人物が大体愛おしく感じる珍しいタイプの映画。
結構好きな作品。
歌舞伎町
あっちゃんが脱がないことにガッカリしてる人は多いけど、逆に元アイドルだし見たくない。
親には言えない職業っていうのに納得してしまった。たしかにラブホ勤務もAV女優も言えないよね。
個人的に韓国カップルの話が良かった。
じんせいいろいろ
結構色んな人々が登場する群像劇。
染谷、前田カップルがベースで、国に還る予定の韓国人カップル、時効まで数日の指名手配犯カップル、デリヘルスカウトカップル、警察内不倫カップル。ラブホを舞台に様々なカップルがそれぞれの事情を、或いは情事を描きだす。
それぞれ未来は明るい。
しかし村上淳は年取らないなあと感心した。
韓国人カップルの場面だけ違う映画な雰囲気。
カットが妙に長い。
最近の邦画では拝めない女子の裸体が割と多かったので、昭和感を感じる映画でした。
いろんなことがおこる一日
歌舞伎町のラブホテルを舞台に、数組の男女を描いた群像劇。AV、デリヘル、枕営業、不倫、家出少女…、歌舞伎町のイメージをこれでもかと詰め込んでる印象だ。
エロいことはエロいけど、それなりに考えさせられる映画だった。観終わった印象も悪くない。
前田敦子も悪くないが、もっと体当たりできる女優の方がよかった気がする。最後の歌も今ひとつだったし…。もったいない。
村上さんの役が刺激的だった
染谷君が出ていたのでみた。
あっちゃん、、、イニシエーションラブでは可愛いと思ったけど
この映画は可愛さを感じなかったのと最後の歌いらないとおもった。。
でも映画全体の内容は結構すき。
刑事不倫のシーンがエロすぎてどうしようかと思ったけど
まあラブホ舞台だからしょうがない。
かと思えば家で少女との恋愛話すごいピュアで可愛いし
韓国人カップルのお話は切なくて愛おしくてすごくよかった。。
あの目隠しのお風呂シーンなんぞや。。切なすぎる。。
最後の最後のシーンが逃亡劇の終わりっていうのもよかった。
後味すっきり!
どうでもいいけど村上さんと大森さんが少しだけでていた。
あんなおじさんなら私の方からお願いしたいと思いました(笑。
なるほど
WOWOWで録画したのを鑑賞
主役が染谷将太で正解。
上手いなぁ〜
ただ相手役は前田敦子じゃなくて…もっと歌唱力のある可愛い子を使ってほしかった。
最後の前田敦子の歌で映画が台無し(T_T)
プロの歌手を目指してる女の子を演じるにはリアリティー無さすぎ。
歌唱力のある子の歌声だったら最後はもっと雰囲気出たかもなぁ〜と思ったのは私だけ?
「おいっ!プロ目指してる役じゃないんかい?」
チョイ役なんだからソコは前田敦子じゃなくてもいいよね?
他の俳優は文句無しです。
時間潰しに見るくらいの内容。
●さよならできる者、とどまる者。
眠らない街、歌舞伎町。コワイけど妙に魅力的。
その裏側でうずまく男と女の欲望。自分の思いを押し殺した商売の辛さよ。
その先に光があると救われるのだが。
意地張る女と悟った男。クライマックスはなかなか好きだ。
良い感じにユルい映画!!
群像劇なので一日が淡々と進むだけの印象でしたが、韓国人キャストさんのおっぱいが綺麗だった気がするので、確認のため二回目の鑑賞をしました。凄く面白いというよりは、暗くならずに良い感じにユルい所が魅力だと思います。主人公は店長なのにラブホテルで働く事については「俺はここにいる人間じゃないんだよ。繋ぎだよ繋ぎ」とネガティヴなので魅力を感じませんでした。最近「後妻業の女」を観たので、本作にも樋井明日香が出ていて新たな発見でした。これだけ多くの人間の中継地点になっているのは素晴らしく、私もラブホテルやデリヘルを経営して儲けたいです。
クセの強い人たちの群像劇。イ・ウンウ上手すぎる。弾き語りに重ねてみ...
クセの強い人たちの群像劇。イ・ウンウ上手すぎる。弾き語りに重ねてみせる最後は救いがあって良かった。韓国の二人のプロポーズ、山盛りナゲット、席は遠いが同じ高速バスに乗る二人、つづいていく希望を持たせてきれいな終わり方だった。時効のやつを最後に持ってくるあたり、泣くまではいかないけれど、じわる。
思春期過ぎ世代の群像劇
最近、ラブホに行ってないなぁ~
入る前、出る時の一瞬のドキドキと、出たあとの開放感と一抹の寂しさを働く人の染谷、枕に使用する人の前田、他にAV俳優、デリヘル嬢を通して味わえますヨ。
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