「凛と今を生きよう！」くちびるに歌を　SOLAさんの映画レビュー（感想・評価）

私にも15歳の時があって、あの頃には想像もつかなかった今を生きている。

15歳の頃を生徒たちに重ね、30代の現在を柏木先生に重ね、どちらの姿にも共感することができる。

エンドロールの後、スクリーンに向かって観客が拍手を送る映画にはそう出会えない。

世界中の人じゃなくていい、私が幸せにしたいのはたったひとり。
目の前のあなた。
それは今も、15年後もきっと変わらない。

時に打ちひしがれて立ち止まってしまうこともあるけれど。

「笑って。」
笑えるならまだ大丈夫。泣くだけ泣いたら前へ進もう。
－くちびるに歌を持って。－