100歳の華麗なる冒険のレビュー・感想・評価
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100歳のおじいさんが主役のわりには軽快なテンポであれよあれよとい...
100歳のおじいさんが主役のわりには軽快なテンポであれよあれよという間に大変。
あんぐりしてしまう場面がてんこ盛りでオイオイ!
気が付かないって幸せだなぁと。
こんな年寄りになりたい。
ちょとため息。
老人が主人公の娯楽大作
スウェーデン国民の10人に1人が読んだという大ヒット小説に監督がエピソードを追加、10億円をかけて撮ったコメディ大作。
100才の大人しそうなお爺ちゃんが主人公なのだが、冒頭早々、愛猫が死んだ後のこのお爺ちゃんが取った行動に目がテンになる。後はどんどん、めくるめくお爺ちゃんのはっちゃけぶりに引き込まれていき、爆笑するうちに見終わった。
「人は見た目によらない」他、色々と場数を踏んできたお爺ちゃんならではの名言もあり、また、20世紀の主要なヨーロッパ社会の出来事全てに絡んでいるのでw、結構スペクタキュラーな特撮シーンもあり見応えもあった。
【100歳の誕生日会をそっちのけに逃走したアランの過去の面白き回想シーンも含めた珍道中を描く。スウェーデンコメディー映画。】
原作は2010年、スウェーデンの大ベストセラー ヨナス・ヨナソン著「窓から逃げた100歳老人」
アラン・カールソン(ロバート・グスタフソン:スウェーデンの国民的コメディー俳優だそうだが、初見)は入所している老人ホームを100歳の誕生日に抜け出す。
駅であり金をはたいて切符を買い、若いギャングから”一時的に預かったスーツケース”を持ってバスに乗り込み旅立つアラン。
駅舎で暮らすホームレスと意気投合して酒を酌み交わしたり、スーツケースを取り戻そうとしたギャングをハンマーでノックアウトさせ、死んでしまっても”やっちまったことは元に戻らない”とケロリと一言。
その後も、彼の回想シーンを挟みながら、珍道中は続く・・。
ーアランが関係した歴史上の人物ー
[スペイン内戦にて]
・フランシスコ・フランコ →アランを命の恩人としてワインとパエリアでもてなす。
[マンハッタン計画に関連して]
・ロバート・オッペンハイマー博士
・ハリー・S・トルーマン
[東西冷戦に関連して 1]
・ユーリ・ポポフ
・ヨシフ・スターリン →アランがフランコ将軍の友人と知り、強制収容所へ送り込む。
[東西冷戦に関連して 2:アラン二重スパイ時代]
・ロナルド・レーガン →”断じて、壁は壊させない!”と叫ぶがその壁はレーガンの別荘の壁であった・・・。
・ミハイル・ゴルバチョフ →アランが録音したロナルドの叫び声を聴き・・・。
<「フォレスト・ガンプ」を彷彿とさせる、アランの回想シーンも面白き100歳になっても好奇心旺盛なおじいさんの時空を跨ぐロードムービー。劇中にアランが口にする数々の台詞も粋である。>
<2014年12月5日 劇場にて鑑賞>
爆破!爆破!爆破!
おじいちゃんの過去回想(ヒトラーや戦時下の歴史的事件に主人公を絡める)はまぁ真新しいことも無いとして、現代パートが素晴らしい
主演の方がコメディアンということですがあまり大げさな演技をせず淡々とした100歳の老人を演じていてそこが面白味になっています
あと北欧の景色が美しすぎてパッケージよりふざけてない感じです
ロードムービー風に売り出してもよかったんでは…
ギャングは氷漬けになるし、象は出てくるけどねw
お気に入りのシーンはじいちゃんが湖で泳ぐシーン、あんな所で泳げたらなぁ
なるようにしか
「なるようにしかならない」
確かに私も人生折り返し地点を過ぎたあたりから、この言葉は真意だと思っています。人生の99%は運で決まるのでしょう。だったらこのお爺さんの様に破茶滅茶やってみるのも賢いなあ。死んだら死んだだし。100歳って簡単に言うけど、フランコやヒトラーやアインシュタインと同時代に生きていたってことで、それだけで凄い事です。長生きも運ですね。
100歳の爆弾じいさん、マイペースに往く
誕生日に老人ホームを脱走した100歳のおじいちゃん、アラン。
ヨーロッパ・コメディの勝手なイメージでほのぼの、しみじみ、ハートフル系かと思いきや、なかなかのハチャメチャコメディ。
ひょんな事から大金の入ったケースを手に入れ、それを狙うギャングに追われ、警察にも行方を追われ…。
そんな事とは知らず、本人は出会った人と珍道中。
周りがてんやわんや大騒ぎに対して、マイペースぶりが笑える。
決してボケてる訳ではありません!
この現代パートも面白いが、過去パートが好き。
道中アランは、歩んできた人生を思い出す…。
普通ならしみじみとした回想になるが、このじいさんに平凡な人生ナシ、文字通り“ブッ飛んだ”人生。
幼い頃から爆弾に目覚め、爆弾の専門家に。
数々の歴史的事件や出来事、多くの歴史的人物と会ってきた。
アノ人やコノ人…。アランが会ってきた人物は冗談抜きにスゲー面々。
しかしアランはそれらを前にしても全く臆する事無く、フレンドリーに酒を飲み交わす。
そんなアランが唯一お手上げだったのが、収容所で出会ったアノ人物。人類の歴史に残る偉大な発明家であるのに、とんでもねーポンコツぶり。
当然フィクションだろうけど、面白可笑しく絡ませている。
それにしてもこのじいさん、昔から結構人を殺してる(笑)
幼い頃のあるエピソードなんて、笑擊!
100歳になった今も。
2回か3回かそれ以上、刑務所に入ってても全然おかしくないくらいだけど、ここら辺ブラック・コメディ風で、何よりアランの飄々とした感じを見てると何だか憎めない。
ただ、日本人としてちと複雑だったのが、原爆開発に貢献したエピソード。人類史上最も最悪で愚かな発明に関わった苦悩や後悔も欲しかった。
あるじいさんのこぢんまりとした話に留まるかと思いきや、思わぬデカいスケール(?)に。
伊達に100歳生きてきた訳じゃない!
これまでのブッ飛び人生に比べれば、100歳のこの珍道中なんて余裕余裕。
冥土の土産にまだまだ何かやらかしそうだね。
ほのぼのとしたブラックコメディ
アラン爺さんの大冒険。その過去には偶然ヒトラーを助けたり またある時は収容所でアンシュタインと出会い脱獄を計画して些細なことがきっかけで収容所を火の海にし そのまたある時は建設の仕事をしていてひょんな事からマンハッタン計画で難航していた原子爆弾の設計に助言をして成功に導き さらにそのまたある時はCIAからお遣いを頼まれKGBからもお遣いを頼まれ気づけば二重スパイとして着々とキャリアを積んでいたり 赤ん坊から少年・青年期を経て100歳までただ生きてるだけなのにどんな危機が迫ってもその度に話が上手いこと噛み合ってどんどん進んでいく人生はまるで長編のピタゴラスイッチを見てるよう!映画は少し長く感じたけど 音楽もワクワクするようなテンポですごく良かったと思う。
面白さは半分かな
原作本を読んでからの映画鑑賞。
100歳のアラン爺さんが辿った人生を全て映像化するのは無理で、だから映画はだいぶ端折っているけど、それは仕方ない事でしょうね。それなりに面白く観れますが、ベニーのお兄さんが出て来ないのが残念でした。
おもしろい♪
スウェーデンのコメディ、アドベンチャーで、100歳のじいさんってどんな話よ?とあまり期待せずに観たので、面白かったです♡
ほっこりブラックコメディなところがいい
!ふわっと、ファンタジーとして観れば細かいことは気にならないはず!
えぇ〜
思っていた内容とは違った^_^;
華麗でもなかったし
なるように流れていく人生?
おじいちゃん正直すぎて…
巻き込まれていく周りは
自滅していって…
blackjoke!
期待は裏切られたけど
良い感じに裏切られた!笑
この映画、嫌いじゃない(∩´∀`∩)
よかったよ
もともと「滝を見に行く」をやってる映画館さがしてて見に行くことに…
歴史のいろんな場面に立ち会う話はスウェーデン版フォレストガンプとか言われたらしい。なるほど。あと自分はピーターセラーズの「チャンス」にもちょっと似てるところも感じた。(それほどキレものではなさそうな口数少ない老人が、自分の経験から出た言葉を口にすると、周りがそれをもっと大きな文脈に勝手に当てはめて解釈して大人物扱いされる、っていうような)
ほのぼの寓話が好きな人は楽しめると思います。そんなうまくいくかよ! っとか思っちゃう人には向かないと思います
自分は「あるもの」を処理するのに、埠頭の木箱を開けて中身入れ替えて、っていうのから、それがその後どうなったかっていう展開がうまく行きすぎて笑いました w
面白かった。
本人が知らぬところで、大きな展開が次々と起こっていく。それが、どんどんはちゃめちゃな方向へと。そういう映画はたくさんあるけれど、この作品の面白いところは、主人公がただぼけているだけのおじいちゃんじゃないところ。爆発させることを偏愛する人間なんてそういるものではない。その上、妙に人がいい。周りで起こる事件は、結構ブラックだけど、おじいちゃんのキャラが、観る側にいやな感じを与えないところがうまい。
幸せの秘訣
100歳になる主人公の老人はこれまでの人生で様々な困難に遭遇している。この困難を彼は苦難とはとらえていない。まるでゲームでもしているかのようにピンチの数々を切り抜けるのである。辛いからと言ってうつむくこともなく、淡々と善処することで思わぬ幸運とも巡りあう。
くよくよしていても、びくびくしてても人は死ぬときは必ずやってくる。それがいつ来るのかというだけの問題で、それまでの間が楽しいか、自分の好きなことが出来ているか、というのが幸せというものだと映画は語る。
現実離れしたご都合主義の幸運も随所にみられるが、人生に満足している人間の運命なんて、他人から見れば「なんでこいつばっかり運がいいんだ。」と言いたくなるようなものではないだろうか。良いときも悪いときもある中で、悪いことにこだわらずに自分が楽しいと思うほうへ顔を向けていることが幸運をつかみ取る秘訣だと教えられた。
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