荒野の千鳥足

劇場公開日:

荒野の千鳥足

解説

「ランボー」のテッド・コッチェフ監督&「ハロウィン」のドナルド・プレザンス主演で1971年に製作された作品。オーストラリアの灼熱の砂漠地帯を舞台に、バイオレンス描写を織り交ぜながら、ビール、博打、狩猟によって破滅へと駆り立てられる男を描く。都会のシドニーから何もない田舎町へ単身赴任でやってきた小学校教師のジョン・グラントは、クリスマス休暇で恋人に会うためシドニーに帰る途中、とある町に一泊することになる。町の住民たちのもてなしでビールを浴びるように飲んだジョンは、狂乱のギャンブルやカンガルー狩りの興奮にも魅了され、そのまま町に1週間滞在することになるが……。71年・第24回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品され、2009年の同映画祭ではレストア版が上映された。日本では、製作から40年以上を経た14年に劇場初公開が実現。

1971年製作/109分/R15+/オーストラリア・アメリカ合作
原題または英題:Wake in Fright
配給:キングレコード
劇場公開日:2014年9月27日

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映画レビュー

4.5喰らえ!!“ビール・インフェルノ”

2025年1月19日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

この妙な邦題にも驚かされますが、そもそもまず、この映画知っていますか…?
恐らく映画通でも、知っている人が少なそうな、まさに知る人ぞ知る珍作です。

監督は、あの「ランボー」でおなじみテッド・コッチェフ監督。

ハングオーバー!やアナザーラウンドを髣髴とさせるストーリーですが、あらすじは完全にホラー映画の導入のそれ。

以降は、何を見させられとんねん的な展開のオンパレード。
ヤバだけに、ヤバい町って洒落か!

動物の虐待シーンがあるので、苦手な人は要注意。

当初はネガが行方不明となり、映画祭だけの幻の一品となっていたのが、
まさかの米国で素材が発見され、レストアされ、日本では、製作から40年以上を経た14年に劇場初公開が実現したという、もうこの背景の時点で色々とお腹いっぱいの映画。
ちなみにブルーレイも発売された。

それにしても、ビール・インフェルノとは言い得て妙だ。

ちなみに原題は「WAKE IN FRIGHT」
珍しく邦題が良い仕事をした。

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ガッキー

4.0タイトルなし

2023年5月22日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
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ouosou

2.5見る前から嫌な予感がしたが・・・

2020年10月25日
PCから投稿

これは単なる悪夢だ。何が表現したかったのだろう?やはりそれは悪夢だろう。

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タンバラライ

4.0カンガルーが可哀想

2016年8月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

怖い

興奮

主人公の一見シッカリした紳士な男かと思わせる風貌から落ちる所まで堕ちた無様さに笑えてしまう。

登場人物に悪い奴は皆無でお節介が過ぎる感じの親切さがオドロオドロしく描写されて奇妙。

田舎臭い中途半端なR・レッドフォードに似ている感じもする主人公がマヌケで滑稽で行動に何ら共感は出来ないが災難全てに楽しくなる。

桜井薬局セントラルホールにて鑑賞。

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万年 東一