アイアムアヒーローのレビュー・感想・評価
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心情描写にリアリティがない
映像や演出は楽しめました。ゾキュンの顔とか、マジで怖かったし、アクションも日本映画にしてはかなりハイクオリティだったと思う。
問題は登場人物の心情描写。
主人公がなんか途中で、自己否定的な考えに陥るんだけど、こんな状況でそうなる訳ないだろ。人間、身の安全が脅かされたら、自分の内面のことなんて絶対に気にしてられない。これは、マズローの欲求階層説で、安全の欲求が満たされて初めて、自己実現の欲求が生まれるんだよ。つまり、安全な状況にならないと、「おれなんてダメだ」なんて思わないんだよ。
それ以外にも心情描写に納得いかないところがあって、そこが安っぽさを感じさせる。
あと、長澤まさみ、演技下手だね。
なんか、それらしく見える演技をなぞってるだけみたいな感じ。現実でそんな、感情表現するか?みたいな。
映画なんだから、日本のドラマみたいな演技するなって感じ。演技シーン安っぽくなる。
まあ、残念ながら日本の俳優、女優はほとんど演技をなぞってるだけなんだけどね。
そういった部分でもハリウッドとは相手にならない。アメリカ映画は、演技が自然だよね。
得られるものが無い映画
ただグロいだけ
迫力と主題歌
ジャパニーズゾンビ映画、おもしろい!
ジャパニーズゾンビ映画、おもしろい!
ZQNと呼ばれるゾンビがとても怖くてグロテスク。この怖さは、USゾンビ日本負けてないと思う。その点だけでも観る価値あり。
平凡な日常が突如、急に崩れ去っていく様はとてもハラハラしたし、アウトレットモールでの人間vsゾンビ、いやもはや人間vs人間の構図はとても面白かった。
主人公もイケてる奴ではなく、どちらかというと社会の負け組で去勢された男、というイメージ。その主人公が、持ち前の銃をぶっ放すまでに見せた成長の過程が、これもまたなんとも言えないほどよかった。
原作が良いんだろうな〜と思い、観終わってから全巻読んでみた。映画は原作の序盤をわりと忠実に表現していた。
しかし原作は、さらにそこから奇天烈な展開へ。最終巻は否定的な意見がとても多いけど、全編通して僕はとても楽しめた。
ZQNはいいが人間は評価出来ないんだよ
自分では邦画を選んで観る事はありませんが、姉の家でなぜか家族揃って観賞。
邦画をフルで観るなんて、非常に貴重な経験をしまして…。
無駄が多く、展開のアンマッチが目立つがZQNの動きは良かった!!
ちゃんと気持ち悪くゾンビがびょんびょん跳ねているの、奇抜で面白い。
特にテッコ。可愛いよー、テッコ。ベッドから起き上がるというか、まんま飛び上がってバターンと床に落ちるシーンに愛嬌があり過ぎる。
序盤はとてもテンポがよく、テッコから甘噛みされて漫画家の先生宅へ移動→事の異常さをヒデオが把握して富士へ向かう迄はさらさらと楽しめた。
本作はコミックを途中まで読んだけど、映画は原作による脳内補完を求め過ぎていてムズがゆい。
有村架純にそこまで(?)求め過ぎてはいけないと判断したのか何なのか、折角のひろみちゃんが中盤に差し掛かる手前から完全にお荷物。カートに乗ってからは完全に単なる重量化。勿体ない!しかも、要所要所に活躍を匂わせるフラグは立つのに何もしないので、更に歯がゆい。
結局最後まで完全なるおねんね荷物で終わってしまうのが寂しかった。そうか、彼女はひるね姫か。いいや作品が違う。
アウトレットモールについて一気に登場人物が増えるが、人が増える=演技へたくそが増える→どんどん観るのが苦痛になる負の連鎖だった。
特に長澤まさみの演技の棒っぷりがあまりに酷過ぎて、彼女が二言以上の台詞を発するたびに気持ちが萎えるのを感じた。本当にひどすぎる。演技のみを言うならば私が演じた方がまだマシだ。いいえジョークです。しかし、そういうレベル。
後半、モールでZQNが増殖し(弾がどう考えても足りてないだろというツッコミはこの際スルーして)カオスな戦いを繰り広げるシーンは正直長ったらしい。もう少し尺を抑えて貰いたかった。
あと、長澤まさみが助けを求めてヒデオに「お前こいよ~」と連絡を入れたシーンがあったけど、連絡したくせに自分でさらっと逃走してるの、違和感半端なかったです。助け求めた意味とは…;;
総括すると、ツッコミどころは多かった。でもZQNが決してチャチくならないよう、メイクとか撮り方は凄く凄く頑張っているような感じがひしひし伝わってきた。
長澤まさみのせいで、2回観ようとは思わない。
以上!
日本のゾンビ映画
思っていた以上に面白かった
原作の方は3巻くらいまでしか読んでないんだけど
みんな配役は合ってると感じた
主役の大泉洋の演技は素晴らしかった
途中の
世界がひっくり返っても僕は変われない
みたいな台詞のシーンは胸が打たれた
ゾンビ(ZQN)も思っていた以上にキモかったんだけど
最初の片瀬那奈のZQNが怖すぎて
他のZQNがフツーのゾンビにしか思えなかった
いろいろ突っ込みどころとか説明不足なとこもしばしばあったけど
楽しかった
アイアムアヒーロー
ブルーレイ自宅にて。
原作は一巻を読んだ時点で挫折。
大泉洋、極めてよし。
時計の件が好き。
ライダースが似合う。
海外製のゾンビ映画はたまに鑑賞する程度ですが、邦画だと見知った演者陣がゾンビ化したり殺されたりピンチになったり。
洋画よりも親近感を覚え、より感情移入できたのが良かったのかと。
そして洋ゾンビだと当たり前の銃火器。
最後で漸く火を噴きますが銃、もといショットガンてすげえ。
邦画の中でもかなり素晴らしいガンアクションだったのではないか。
長澤まさみはアクションがすごく良かった気がする。
ただ声を張ると少し違和感。
有村架純はカワイイ。
総じて傑作エンターテイメント。ひねりや深みはないし大団円もないけどこれはそういう映画がじゃないと思う。
疲れた(笑)
さながら和製リメイク版ドーンオブザデッドといったところ。
主人公が漫画家志望のアシスタントという設定。ここだけは目新しかったが、その他はありきたりな印象。
鬱屈した人生を送るストイックに徹しきれない半端な主人公が、未曾有の事態にどう対処して、いつ本気を出すのかを待ち続けた。
しかし、主人公はいつまでたっても情け無いままで、一向に覚醒する気配を見せない。早くしろ、このグズ!と前の座席を蹴飛ばしたくなる気持ちを抑えながらの鑑賞を強いられた。展開がだるい。主人公が覚悟を決めるのも、エンジンがかかるのも、やる気のブースターがオンになるのも、遅い、遅すぎる! 焦らしすぎていて、ストレスだけが溜まっていく。
最後には漸く、ダメ主人公が覚悟を決めて、ゾンビの大量虐殺をやってのける。しかし残念なことに、その場面で爽快感を得るには至らず。そこに至るまでのストレスの方が勝っしまった。そのため、鑑賞後には満足感が得られなかった。
「もういい!お前、俺に代われ!もしくは俺の知ってるあいつに代われ!」と思えてしまう、軟弱で頼りない、情けない主人公だった(笑)。そうした主人公の性質が本作のアイデンティティとも言えそうだが、そのおかげで鑑賞中はイライラが募る一方だった。
とにかく、疲れた。くたびれたのに、報われなかった。
その意味では、とてもハードなゾンビ映画ではあった。
ラストまで主人公が無様なために、緊張感が持続する安心できない物語にはなっていた。その点をいい仕事と捉えることも可能だが、満足感が得られないことには観る意味を見出し難い。
続編を作れるような終わり方も気に入らなかった。
これからが本番というところで、なぜエンドロールを眺めなくてはならんのか。とことんイライラさせた上に、その仕打ちである。
ふざけるのもいい加減にしろ(笑)。
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