きっと、星のせいじゃない。のレビュー・感想・評価
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綺麗な映画
正直に言うと違和感が拭えなかった
まず、アンネの家で2人がキスするシーン。周りが暖かく拍手を送るのだが、そんな風になり得るだろうか
それとガスの親友が元カノの家に卵投げるシーン。2人は、病人だからという同情はいらないと言ったはず。それなのにこの卵投げが黙認され発散するシーンとして描かれているのは納得がいかない。
それでもぐっとくるシーンはあった
アンネの家の階段を登るところ、2人で行ったレストラン。
残される人達に視点を当てた作品
ヘイゼルはずっとアンナはどうなったの?と聞きます。
私も見終わった後、まんまとヘイゼルはどうなったの?と思いました。
とても良い映画です。ロマンチックで綺麗で感動的。オススメします。
主人公のハスキーボイスが良い
実は去年からブーンブーンってイントロ【アムステルダムに2人が着くときにかかる】の曲が売れてるとは知ってたんだけど、そして、この映画で使われてることも知ってはいたけれど…映画を見る機会がなくて今回手に取りました。
あらすじは単純な恋愛モノなんだろうと予想してたが、意外と涙頂戴までいかないナイスバランスな現実的な映画で良かった。
凡庸かと思いきや、ちゃんと学びがありました。笑
目を失う男の子が彼女に振られたり、死を意識してなくとも、年頃の男女がつるむ姿を主人公が見て羨ましさを感じてる姿とか、病気だろうと、そうでなかろうと主人公の目線は年頃の女の子と同じ。
一方彼女に恋することになるガスという男子もストライクな女の子を目で追って誘って友達から恋人にって感じも年頃の男の子って感じ。
見栄を張ってカッコつけてタバコを咥えたりするのも可愛いなぁ笑
私の予想は女の子の方が悪化して先に死んで…って心算だったんだけど、先に死ぬのは…
いい意味で裏切られたけどアムステルダムの2人は素敵だった。
恋に焦がれる、そして相手に恋する感じの両方があって、若いって素晴らしいなぁ!
人の人生、長いか短いかは関係なく自己満足と相手が満足を感じた瞬間を思い出して幸せを感じることが大切なんだと思いました。
涙が止まらない…
100人より1人に、広くなくても深く愛された、という言葉が深く心に残りました。
終盤1時間は号泣しっぱなし。切ないけど輝いている人生。その場しのぎの楽しさだったり愛を求める人たちよりも、ずっといい。
泣きすぎるので、1人で観た方がいいかも…
2015年に見たなかで 1番よかった作品!!!! 最後、彼女の方が...
2015年に見たなかで
1番よかった作品!!!!
最後、彼女の方が先に
死んじゃうかと思ったら
彼氏が手紙を残してくれてて、、
ってゆう最後まで丁寧につくられてる
なあって思った
涙なしでは観れない
命はアンフェア。でも、愛されてラッキー、愛せてラッキー、幸せにしてくれてありがとう。言葉と思いの重さを感じて、大事に慈しむ。本来全ての人がそうであってほしいけど、自身もまた思い出させてもらった1人。ただただ号泣!!
死は必然。
死と、最も遠い時間を生きるはずの
思春期から青年期の若者だから描けた話。
死や、終わりや、忘却や、消滅や、そんな類いは
すべて必然であるのに人は受け入れず、
受け入れざるを得ない時、苦しむ。
死があるからこそ生を全うしたい。
終わりがあるからこそ今を満たしたい。
幸せはいつもここにある。
去っていく者から残される者へ
正直なところ"余命系恋愛"ものの映画はいかにも涙を誘っている感じしてあまり好まないが、この映画ではただの"涙頂戴"する映画ではなくほかにも死や倫理観、いろんな人生における物事について考えさせられるものがあった。
残酷で美しい。
本当にあった話だと思って、なんて素晴らしいカップルなんだ!と思っていたら、原作は小説だと言うことで一気に冷めた。
なんで、こんな病気の子達を題材にしたのだろう。死をテーマに泣かせようとして、なんてあざとくて酷いんだ!と全く逆の視点になった。
だけど、ウィキペディアの原作者のページを見てみると、何故執筆するに至ったかと言うのが描いてあり、
それを見てストーリーを追って、やっと感動した。
性根が腐ってるのは僕だった。
ウィキペディアを要約すると、
本で描かれてる病気を負った子達は単純に描かれていて、どうしても遠くの出来事のように思ってしまい、末期患者を他人のように思ってしまう。
だけども、病気の子たちも感情豊かで人間味があるという本当の姿を描きたかった。
という事だ。
人間らしく美しく精一杯生きたキャラクターたちが作者の末期患者への想いを全て乗せてたのだと言う事に感動した。
こんなに明るいの?
強さを明るさで表現したのかな? 自分の姉もガンで亡くなったのだが、いつも苦しそうで自由に歩くことさえ出来なかった でもこの若者たちは明るい ガンの治療を行えば行うほど副作用で身体に異変が起きるし痛みで身体の自由は制限される、そんな現実の中でも彼女のように一時の奇跡は起こると信じたい、このかけがえのない純粋な命を終わらせたくない そう感じた作品だった
さよならを待つふたりのために
末期ガンの少女と骨肉腫を患う青年。
不治の病に冒された若者二人の恋を描いたベストセラー小説を映画化し、大ヒットとなった青春ラブストーリー。
難病、純愛…時にうんざりするくらいのお涙頂戴要素。
しかし、これらを題材にしながら、非常に口当たりの良い好感触の作品に仕上げている。
悲壮感は薄く、ジョークやユーモアを交えつつ、爽やか。
主人公のヘイゼルも酸素ボンベが手放せない深刻な状態ながら明るくポジティブ。
とりわけ、恋のお相手のガス。
本当に難病患者かよ!?…と思うくらいナチュラル。
さすがに恋は勘弁のヘイゼルに猛アタック。
煙草まで吸う!?…と思わせておいて火は点けず、命を縮めるものに殺す力を与えないというメタファーなんだとか。
二人もファンタジー世界のような美女美男じゃない普通っぽさ。
出会い~惹かれ合い~恋に落ちるまでも勿論ロマンチックでスウィートだが、運命の恋!世界は私たちの恋愛を中心に回っている!…って言うのじゃなく、とても自然に。
邦画のこういう作品にありがちなあのベッタベタな感じはまるで無い。
二人の恋のきっかけとなったのは、ヘイゼルの愛読書。同じく難病患う主人公の物語。
唐突な終わりに疑問を感じ、ガスの計らいでアムステルダムまで作家に会いに行くが…。
そして旅の終わり、思いもよらぬ事態が…。
二人の別れは何となく察する事が出来るし、後半も描き方によっては感傷的になりがちたが、それらを踏まえた上でそうならない展開が出色。
演出も巧いが、絶賛された脚本の力によるものが大きい。
ウィットに富んだ台詞の数々など、ド定番の話も脚本が巧けりゃこうも違う。
やっぱ脚本だね~。
脚本は「(500)日のサマー」のコンビ。納得。
シャイリーン・ウッドリーとアンセル・エルゴート、主演二人が素晴らしい。
特にシャイリーンは魅力と演技力を存分に発揮し、間違いなく代表作に。
それにしてもこの二人、「ダイバージェント」では兄妹役で、本作はカップル、「ダイバージェントNEO」ではまた兄妹に…変な感じはしなかったのかな??
ヘイゼルの母親役ローラ・ダーンが温かく優しい好演。二人を見守る家族のエピソードも疎かにされていない。
ウィレム・デフォーも風変わりな作家役で出番は少ないが印象を残す。
原題を直訳すると、“運のせい”になるんだとか。
邦題とはまるで真逆。
でも、この邦題もあながち間違ってはないし、寧ろ悪くない。
運の無い星の下に生まれたのは事実。
涙に暮れていたかもしれない。
が、僅かな間だけだったが、心の底から人を愛し、愛された。
この星の下に生まれて良かったと思える愛した喜び、生きた幸せ。
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