海街diaryのレビュー・感想・評価
全504件中、281~300件目を表示
日本的な情緒が満載の作品
予告編を観た時点ではそれ程食指が動かなかったのですが、是枝監督作品であること、すず役が特に素晴らしいとの映画評がきっかけで観ました。良い意味で期待を裏切られる良作と言えます。俳優陣の役のハマり方、風光明媚な鎌倉の雰囲気、飽きの来ない展開など、海外でこの情緒が理解されるかはともかくとして、後世に残る一作と思いました。
すずちゃん可愛い❗
このキャストが発表された時はまだ広瀬すずブレイク前で、綾瀬はるかと長澤まさみの初共演が話題だった。
しかし、この1年で広瀬すずのステータスは大きく変わって、彼女は誰よりも旬な女の子になっている。
1年と言わず、もっと先まで見ていたい
是枝監督、そしてこのキャストの時点である程度間違いないとは思ってましたが、やはり最高でしたね。
まるで本当の4姉妹のようでした。
しっかり者の長女、自由奔放な次女、マイペースな三女、そして腹違いの四女と、この4人のバランスが本当に素晴らしかった。
日本を代表する4人の女優を見事に料理した是枝監督は、さすがの一言ですね。
物語としてはそんなに劇的な話ではなかったですが、何と言いますか、日常に寄り添った話だからこそ共感できることばかりで、思わず見入ってしまいました。
仲が良いほど喧嘩するじゃないですが、姉妹喧嘩は見ていて微笑ましかったですし、それぞれの恋、悩み等、本当に日常の一コマのようで、とても自然体でしたね。
父に捨てられた(母にもか)三人と、腹違いの妹すず、それぞれが心に整理をつけて、少しづつ家族になっていく様子は本当に見応えたっぷりでした。
広瀬すずの存在感にもとにかく驚かされましたが、彼女を包み込む愛を見せた三人もさすがの演技、特に綾瀬はるかは普段の言動とは似ても似つかぬしっかり者の長女っぷりで、これぞ女優だねぇ~と、とにかく感心させられましたよ。
死があるからこそ生が実感できる、そして愛おしくなる、そんな作風も心にグッと響きました。
四季折々の風景も素晴らしかったですね、とても癒されました。
満足感、幸福感で一杯です!
しかし4姉妹が可愛すぎる・・・。
鎌倉♡
鎌倉が舞台だからという理由で、観てみた。観て思ったこと、鎌倉はあそこまで田舎ではありません。確かにあんな雰囲気の家は今もあるけど、あまりにも鎌倉を田舎に描写し過ぎているなと感じました。
鎌倉の冬に広袖を着ている人なんて、聞いたことも見たこともありません!笑
内容は…多分すごく端折っているんだなとわかるくらい、ムダがなく、退屈を感じさせず、纏まっていました。
観やすかったです。共感も出来た。
すずちゃんと長澤まさみが可愛かった!
最強の四姉妹
原作が好きで、映像化のスタッフとキャストを知って、かなり期待して観た。
結果はサイコーだった。
原作のイメージからすると、長女役の綾瀬はるかに不安があったが、第一声を聞いてあっさり解消。しっかりとお姉さんになっていたから、さすがだ。
とにかく四姉妹が一緒にいるだけで、なんとも言えない素敵な時間が流れて、それをずっと眺めていたいと思った。
四姉妹の梅酒
元々、少女漫画のようでいて ちりばめられている現実的な原作の描写がすきで単行本を購入しています。
はじめはきれいどころ四姉妹の配役(特に夏帆の三女役)に違和感がありました。テレビでどうせやるだろうと思って見送ってましたが、友人に映画館でこそ観るべきと勧められたこともありふらりと観てきました。
姉妹たちの日常、特に大人組の家族・恋愛・仕事といった様々なしがらみは現実的ながら周囲の絶景や音楽によってきれいに彩られています。
複雑な背景をもつ四女の鎌倉での学生生活も、まさに青春できらきらとした部分が際だちほっこりとした気持ちになりました。
終盤の姉妹ふたりきりでのキン、と音が響くシーンが最も印象深かったです。
それまでのゆるやかな起伏がある流れがすべてそこに収束していました。
原作から入っている身としてはもう少し長女の内面を掘り下げてほしかったなと思いますが、一本の映画として四女が家族になるまでを描く上ではすっきりとしてわかりやすいまとまり方だったように思えます。
次はいったいどうなるのか ハラハラドキドキするような映画ではありませんが、日常に疲れてひとりでゆったり過ごす週末にこそ、じんわりと楽しめる映画です。
この映画に出会えた嬉しさ。
ひとりひとりのキモチ
ひとつひとつの風景
セリフから伝わってくる
深い思いや 感情が
自分自身を フィードバックさせました。
重なる場面や
実際にありえる現状、
シーンから伝わる味わいが
この映画を
より一層素敵なものにしてくれました。
日々は重ねる生活とともにある
丁寧に描かれる生活の中で、家族になっていく四姉妹。
簡単に割り切れない感情と言わなくても伝わることと、伝わらないこと。
姉妹の会話は、生活を共にしているから省かれる名称が、それっぽくて良かった。
そこに居ていいと言われることの持つ意味がじんわり伝わるいい映画でした。
穏やかな休日にいい
出演者がみんなよかった。綺麗で、個性があって、テンポが合っている。
古い家とそこでの生活が美しくてよい。
何度か出てきた「あれする」というフレーズは原作でよく使われていたのだろうか?気になったので読んでみたい。
4姉妹の生活はちょっとした女子会
鎌倉の古民家で暮らす3+1姉妹の物語。
なんといっても主演4人のチームワーク(?)がすばらしく、自然でほんとの姉妹同士みたいなやりとりが印象的。
四姉妹の生活はちょっとした女子会のようで始終にやにや。
鎌倉のやさしい風景とともにほっこりできる良作です。
緩流れの中、感情密度が濃い物語
この春から夏にかけて観た映画の中で一番良かった。
シーンの中に作りこまれた感情や情報が次々に流れ込んできて、退屈する暇がなかった。
物語の中でも、新しい人物が出てくる度にキャスティングが豪華で、しかもそれが物語を喰ってない。
映像・演出・脚本・演技
素晴らしいバランスで時間を過ごさせてくれた。
全504件中、281~300件目を表示