海街diaryのレビュー・感想・評価
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漫画を読んでから映画をみた。
漫画を読んで面白かったので
映画も見てみようと思いDVDで鑑賞。
だけど8冊ある漫画を2時間の映画にしたので1つ1つのエピソードか薄くなってしまったり 登場人物の関係性も少し薄くなってしまったように感じました。
だから、原作を読んでいない人の 評価は少し低いことは納得。
それでも主人公の4姉妹をはじめ、出てくる人達のキャラクターのイメージはうまく演じられていたと思います。
すずも最初は新しい生活に戸惑いがあったけれど、3姉妹や周りの人に触れ合って 自分を表現できるようになっていった様子も伝わりました。
綺麗な映画
雰囲気モノ
なんの変哲も無い
ゆっくりと家族と街に馴染んて行く
総合:70点 ( ストーリー:65点|キャスト:75点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
複雑な家庭環境にある鎌倉の三姉妹に、これまた複雑な家庭に育った腹違いの妹が加わる。特別なことが起きるわけではない。だけども町の人とも交流しながら馴染んでいき、四姉妹はゆっくりと姉妹としての生活を確立していく。
物語の流れというよりも、人と人との繋がりとその内面を役者の演技力で見せる作品。鎌倉の古い家には昔からの思い出と梅と漬物があり、町にも子供の頃から慣れ親しんだ味があり、それらを通しても家族としての歴史と絆が強まっていく。特に長女の綾瀬はるかと四女の広瀬すずの出来が良かった。
だが四姉妹の顔がそれぞれ違いすぎて全く姉妹に見えない。姉妹というよりも女子寮に集い住む他人という感じ。
是枝監督にしか描けない世界
おうち-96
鎌倉行きたいな。
もーちょっと年取って、欲とかなくなったらら住みたいかも。
確かに大きな事件もなく、ほんわかと進みます。
ちょっとセリフがセリフしすぎって思っちゃったのが残念。
リアリティ追及した言葉遣いにしてほしかった。
姉妹は全員可愛い。
みんな、ほぼすっぴんなのにあんな可愛いなんてうらやましすぎ。
長澤まさみさんのスタイルの良さに驚愕してしまいました。
喪服であんな際立つ人、初めて見た。
食事のシーンがたくさん出てくるのが興味深い。
自分自身、家族揃ってご飯を食べることがほぼなかった幼少期だったし、上京して今はひとりごはんだし、家族で食卓を囲むというのはいいものだなぁって感じる。
出てくるご飯も美味しそう。しらす丼😍
女兄弟が欲しかった自分としては、あんなお姉ちゃんたちがいてほしかったなーとうらやましくなりました。
ただただすずちゃん含めみんながかわいい映画!
始めに言っておこう、私は普段アクションSF戦争ミステリー史劇パニックましてや邦画自体もあまり観ないタイプであることを冒頭に書いておきたい。あの人に出会わなければこの作品も観ることはなかったでしょう。その気持ちを今ここにしたためておきます。
普段このような映画を観る機会が少ないため新鮮な気持ちで観ることができました。
作品を通して映像がうるさくなく雑念がない、エキストラや雑音も少ないため、そういった全体の雰囲気が出演している彼女らだけにフォーカスされていて洗練されているようでした。
途中に入るピアノの間奏もきれい。
たしかに鳥肌が立つようなアクションやグロテスクなシーン、心踊るような展開は微塵もありませんが心が落ち着き、整うような感覚はこのような映画にしか表現できない。ある意味納得せざるを得ません。
よかったと思います。
最後に、この時のすずちゃんを撮れたこと自体よかったのでは…笑
・すずちゃんが駅で鎌倉に来ることを提案され、「でも」…「行きます!」ってところなんか感動
・レキシでてるし
・アイスコロッケって本当にあるの?
・江ノ電の極楽寺駅ほんとにあるの?
・すずちゃんサッカーうまいドリブルうまい役名もすずちゃん
・桜のトンネルきれい
・ターミナルケアってなんだ?
日本の、鎌倉の、四季
どこかたどたどしく瑞々しいこの時の広瀬すずを画面に収めることができたのがまず成功。雨のにおいや桜のトンネルを自転車でかけたときの樹木の感じが直に感じられるのが素晴らしい。長沢まさみがえっろい。後々見直して、あ~2015年の日本てこんなだったなってなりそうな映画。風吹ジュンの食堂のおばちゃんがすずが成長する重要な役割を演じて良いスパイス。
特に事件は起きない
原作は見てないですが、地上波の予告で少し気になり観てみました。
予告ですずの「私ここに居てもいいのかな?」という台詞があり、4姉妹暮らし始め、揉めたすえ絆が深まる話なのかな?と思ったら。
特に揉めず、姉達はみんな優しく特に事件は起きずでした。予告で気になったすずの台詞も、風太に軽く言ったもので、深刻な台詞じゃなかった(笑)
1人だけ腹違いの妹ということで、状況は複雑なのに、姉達がとにかく優しく、すずもめちゃ良い妹。リアルさは無いですね。理想的すぎて。
四姉妹が「家族」になるまでの1年間
第39回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞作。
原作マンガは未読。
三姉妹が幼い頃、愛人をつくって家を出て行った父親。その父親の子である腹違いの妹と鎌倉で一緒に住むことになり…
そこから始まった彼女たちの暮らしを通して、家族とは何かを見つめ直していく展開がとても感動的で、秀逸でした。
腹違いの子であるすずをブレイク前夜の広瀬すずが好演していました。是枝裕和監督伝統の子役に台本を渡さないスタイルで演出され、彼女の感性に従った演技が目を惹きました。とてもナチュラルで違和感の欠片もありませんでした。
表情のひとつひとつも豊かで、なんの屈託も感じさせませんでした。完全にキャラクターを自分のものにしていて、物語の要となる重要な役にも関わらず、完璧に演じているなと思いました。ここからの快進撃は言わずもがなでしょう。
盛り上がりに欠ける、と云う指摘が出るのも当然かもしれませんが、淡々と展開されるストーリーは、どこか小津映画風味で、日常そのものを切り取っていた印象。普段の暮らしで、事件が起きることなんて、そうそう無いもの。
ありふれた日常風景を丹念に描き出すことで、人間本来の姿を炙り出していく手法が素晴らしいなと思いました。さりげない仕草や会話の端々に、細かなリアリティーの気配りがされていて、登場人物の存在が匂い立つようでした。
それに、死で始まり死で終わる物語なんだな、と…。食事のシーンが結構多いなぁ、とも…。どちらも人間にとって切り離せない要素。それを丁寧に描いたことで、より人間らしさが際立っていたのかもしれないなと思いました。
[以降の鑑賞記録]
2016/05/21:土曜プレミアム
2017/08/20:Blu-ray
2018/06/09:土曜プレミアム
※修正(2024/02/18)
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