バクマン。のレビュー・感想・評価
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駄作の一言
どう頑張っても駄作。原作とかけ離れ過ぎてるし、なんでこんなに薄っぺらいのか。こんな風にするならバクマンの名前を使わないで最初から別物としてやってほしかった。言いたいことは色々あるけど、とりあえず映画館でお金払って見なくて本当に良かった。
高校生漫画家というファンタジー
なんだか漫画の原作よりずっとリアリティを抑えた、ファンタジーしてる映画だなぁという印象でした。
始めの方はまあ良かったのですが、高校に通いながら連載しているのにアシスタントもつけてなかったりした所から、「これはリアリティよりファンタジーよりなのかな?」と思って気を改めて観ていましたが、もはや色々と気になってしまってダメでした。
(高校生作家ではない福田だけアシつけて描いてたのがまた違和感有りでした…)
ヒロインの亜豆は特にいいところもなく、真城や高木の漫画家になる切っ掛けを作っただけの役どころになってしまっていたのは残念。
逆に、宮藤官九郎の川口たろうはとてもハマっていて、もっと見ていたかったです。
彼のスピンオフで作ったほうがきっと面白かったはず!
あとは担当の服部を原作の「デキる人」感を薄めて主人公に寄り添うようなキャラにしたのは結構良かったです。
漫画を描く、という絵的に地味なところをバトルのような描写にしてみせたのは凄いと思いました。
プロジェクションマッピングを取り入れたシーンは見ていて楽しかったです。
あとはエンディングクレジットの見せ方がこだわっていて良かった。
コミックスの背表紙に各スタッフの名前が書かれているというのは斬新で面白かったです。
総評としましては、「バクマン。」は漫画で描かれることに意味がある作品だということを再確認した気がします。
この映画で見るべき所は映像表現のみです。
クオリティ、俳優の演技力が◎
佐藤健と神木隆之介のW主演ということで原作を知らない女の私が観てみたが満足度の高い面白い映画だった。
佐藤健演じる真城は負けず嫌いでライバルに育てられるタイプとキャラがとても良く、神木隆之介演じる高木と2人して長所を生かし、短所を補い合う、ニコイチな関係で物語が進み、団結している友情場面がとても良かった。
全体的なシーンは漫画を描いてるシーンも編集部の部屋も、また病院のシーンも暗めが多く
逆にそれがリアルを演出した感じになっており、苦悩する漫画家のイメージが観ているこっちにも伝わった。
漫画家をカッコいい、尊敬したい!と思えるそんな作品に仕上がっている。
染谷将太もとても良い役で、主役の2人の平凡な高校生を際立たせるために反して天才として描かれていたのがまた面白かった。
アンケートランキングを競うシーンでは、漫画を描いている場面ではなく、大きな鉛筆、万年筆等で3人が戦っているシーンは、漫画コメディ映画というのをより引き立てていたと思う。
原作も読んでみたい!と思える満足の高い作品だった!
私は最高に好きでした。
ジャパニーズマンガの世界。
熱い。
兎に角、熱い。
マンガって、文系だけど体育会系でもある。不思議な世界。だからこそ、万人が好きなんだよな。
原作とちぃとだけ違うけど
ちぃとだけ長ったらしく感じたけど
漫画と実写との映像。
エイジとの連載ランクバトル。
エンドロールの凝り方。
やっぱ、大根さんは日本映画の新しい監督さんなんだな、と。
十分楽しめました。
案外さらっと。 漫画家や編集者の苦悩や努力を描く映画だったのかな?...
案外さらっと。
漫画家や編集者の苦悩や努力を描く映画だったのかな?だとしたら、最後に仲間で頑張って締め切り間に合わせようみたいなのがちょっと
原作アニメ好きとしては
原作、アニメって2人や服部さんの才能感が半端ないけど
編集者の巡りあいの運命の歯車が合わなかったり、思い通りに行かなくて苦しんで
それでもライバルや漫画仲間との友情があったり、コミカルな恋愛があったり、そして最後はめっちゃ幸せな形で終わって
なんか綺麗に読めるし観れてそこが爽やかで好きやったけど、
劇場版はすんごい漫画家の苦悩をリアルティーに描いてて
漫画では見せなかった生々しさもあって、
なんか全体的に暗かった(;´Д`)
見た後ちょっと凹むなぁ。
好き嫌い別れそう。
大根監督の良さが全て詰まった作品
漫画を創作して世に出し、その真価を読者に問うといことで全体の構成が成り立っているという絵的に退屈になりそうなストーリーを
動的に、漫画的に(ある意味漫画原作を超えて)見せる工夫をした大根監督はすごい!
プロジェクションや漫画を描くことを格闘にしたあのシーンだけでなく、演技の仕方、漫画を描く上での音の使い方を巧妙に使うことで最後までダレることなく、アクション映画を観てるかのような映画に仕上がった!
このような一見映画としてはコケそうなものを映画表現に最適化するところや、エンディングの『ある仕掛』のような大根監督のサブカルへの愛(あくまで彼は受容する側の目線)を惜しみなく垂れ流しているところなど、
今までの作品の中でも一番彼らしいかも。
演技に関して言うと新井浩文には全く気づかなかったので彼を評価したい!
ゾクゾクしたー
テレビアニメで大まかなストーリーは把握していたけど、2人の夢に向かって努力する姿は心打たれました。
自分も大きな夢に向かって頑張りたい、そう思える作品でした。
佐藤健くん、神木隆之介くん、どちらも演技派として有名でありながらイケメン!見飽きません。
小松菜奈さんのあのミステリアスな表情には心惹かれます。
そしてヒット作には欠かせない独特の雰囲気を持つリリーフランキーさん!最高!
でも、若干の物足りなさがあったので☆3.5で。
@crimson
美しき大バクチを応援する、素敵な時間。
私事で恐縮ですが、
自分の好きなことをシゴトにしたくて、
20代の頃に壮絶な体験をしました。
新人は1週間家に帰れないことも当たり前で、
よく仕事場の床に寝たものです。
吐血して身体を壊して辞めていった仲間もいて、
夢を追いかけるなんてキレイなんかじゃなかった。
命を賭けた人生の大バクチを打っているんだと、
本気で思ったなぁ。
なんとかプロになっても、
ゼロから創造するシゴトは生みの苦しみがかなり辛いもので。
ライバルはたくさんいるし、賞などの印も必要。
しかも高みを継続しないと、すぐに干されてしまう。
代わりなんていくらでもいるし、新しい感性だって求められる。
そんな想いまでしてもなぜ続けられたかというと、
ゾクゾクするほどの目標があったから。
だからこその達成感も、ハンパなかった。
僕はこの漫画を見たことがなかったけど、
2人の気持ちが痛いほど分かって、
切なくて、後半は涙がとまらなかった。
ドタバタ青春ものだと思ってたから、不覚でした。
何かに打ち込んでる人や、
まだ一生のシゴトが見つかってない人は、
ぜひ観た方がいい。
自分が輝ける瞬間をつくるには、
自分で挑戦するしかないんだな。
そんなバクチも、
長い人生ではきっと財産になるはずです。
佐藤健くんが、抜群にいいですね。
以前仕事でご一緒させてもらったけど、
本当に努力の人。
それを決して見せないところが、彼の魅力だ。
今回の役作りも見事でした。
神木隆之介くんもうまい役者さん。
脳内ポイズンベリーよりも、
等身大な感じがして良かったです。
染谷くんのやり過ぎなカンジも、
さすがですね。
プロジェクションマッピングなどの
実験的な映像の数々も、
新しい発見がたくさんありました。
すごいクリエイティビティで、
監督はかなりのアイデアマンなんだなぁ。
漫画文化とこの映像表現は、
クールジャパンとして世界に受け入れられそう。
海外でも上映すればいいのにね。
劇中使用される漫画の原稿のクオリティが
高すぎて感心してたら、
原作者自ら描いてるんですね。
これもすごいなぁ。
原作ファンの方は
尺の問題や脚本など色々あると思うけど、
僕は読み切り漫画のように楽しめました。
美しき大バクチを応援する、素敵な時間だったなぁ。
何よりエンタメ映画なのに、
切なくて爽やかで、
少しだけ人生の指針をもらえますよ。
ガッカリした
原作ファンからするとまっっったく満足できない。
まず見吉が出てこない時点で物足りなさをかんじる。
エイジも原作と違いただただ嫌なヤツ。ラストも最高と小豆は結ばれないし唐突な別れと終わり方。
キャラの見た目などは忠実に再現していたので楽しみにしていたがほんとにガッカリとしかいいようがない。
原作を無視しすぎ。ほんとに読んだの?という印象。
見せ方や表現法、演技などは素晴らしかったが話がほんとにダメダメ。
複雑で展開がたくさんあるので映画にはまとめられないのは分かるが、だったら続編をつくるだとかそれか実写化なんてしないでほしかった。
お金を返して欲しいくらいにガッカリした。
#実況向きな作品!
キャストについては当初思ってたよりは違和感が無くなって行ったが、佐藤健は高校生には見えなかった。
クドカン嫌いだけど、ハマってた。
サカナクション好きなんだが映画音楽としてはイマイチだった。
スタッフロール面白かった。
続編ありそう…
思っていたよりは面白かった
原作をジャンプで読んで
連載終了から暫く経ちますが
思い出しても面白いバクマン。
原作が面白かっただけに
実写化には渋い気持ちでおり
劇場に足を運ぶこともなかったけれど
気になっていてDVDを借りてみることに。
期待値が低かったのもあるかもしれませんが
想像を超えた演出
何回か鳥肌も立ちました!
かみきくんとさとうくん
どちらも好きな俳優とあって
見てるだけでニヤニヤしたのもありますが…笑
あらゆる場面で向けた言葉をまた別の人物が使う瞬間など涙しそうになりました。努力友情勝利!綺麗事って実践するの大変だけど本当に眩しくて感動しました。
ただ金知恵だけだったり原作と異なる設定に困惑したり、と原作好きなだけあって気になるところもありましたが、面白かったですし見終えた後、夢を持っているって素晴らしいなぁと思わされましたよ!
すごくよかった
どうせガロやアックスなど全く眼中にない若者の映画なんか見たってイライラするに決まっている、なんでわざわざ嫌な気分にならなければならないのだと思ってスルーしていたのだが、あまりの向上心の素晴らしさに感動して涙が出てしまった。
あそこまでピュアな向上心で一心不乱で頑張っていれば、それは後ろ向きなものを肯定するような媒体など目に入らなくても当然だと納得した。
ヒロインが外見以外全く魅力的でなく声優も向いているように思えなかったのと、主人公とライバルが描いている漫画がさっぱり面白くなさそうなところが気になった。
高校生が学校に通いながらストーリー漫画の週刊連載なんて度を超えている。アシスタントを使わないなんて自殺行為で、1回1位を取っただけでもすごいし、その後は月一連載か、月刊ジャンプに移籍すればよかったとしか思えない。そこは自分たちも作品本位でやって欲しかった。
また、漫画を対決の道具にするのもどうだろう。本質とのズレを感じた。面白い漫画を創作することに対してピュアであって欲しかった。
漫画を創作している映像表現が素晴らしかった。あんな風に描けたらいいな。
鑑賞記録2
漫画家って凄いなーと思った。
こんな命懸けで漫画書いてるんだなと思ってしまった。
青春映画にしては、引き込まれた。
それはたぶん佐藤健の演技力にあったと思う。
ただCGによるバトルシーンはいらなかったんじゃないかな?
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