ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューションのレビュー・感想・評価
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「Apocalypse Now」訳「今こそ、黙示録を」ダネ。
こうやって、ベトナム戦争でアメリカ兵の人達は戦っていたんだね。気持ちは分かるが、変えなけりゃいけないのは、自国のはず。それは良いのだが、これでも共和国には程遠い。もっとも、共和国であれば良いと言うものでもないが。
トルストイの「戦争と平和」を読む事をおすすめする。時間がなければ、ヘップバーンさんの「戦争と平和」を見ると良い。大事なセリフ「戦争に英雄はいない。人民によって歴史は作られる(こんな感じのセリフ)」
この映画は「地獄の黙示録」「ディア・ハンター」そして「ランボー怒りのアフガン」見たいな映画だと感じた。
シリーズを見るには時間が勿体ないと感じたので、一気にファイナルを見てみた。
予定調和だったかが、勧善懲悪?って感じ。
最終章なんだからもっとドンパチ暴れて欲しかった
シリーズで1番つまらない。テンポが悪くて長く感じた。作戦会議とか情緒不安定のピータの子守とかずっとみせられてもダレる。中盤以降は飽きて観るのやめようかと思ったわ。最終章なんだから前置きは最小限にして、もっとドンパチ暴れて欲しかった。
コインが黒幕というどんでん返しには驚いた。前作から良い人だと思ってたのに。キャピトルの子供たちを使ってハンガーゲームをしよう、と提案したのは恐ろしかった。それじゃ大統領とやってる事一緒じゃん。憎しみを憎しみで解決するのは永遠に平和は訪れないと感じた。カットニスが大統領を処刑すると見せかけて、コインを射抜くシーンは爽快。結局、大統領も民衆に殺られちゃって、残ったプルタークの一人勝ち。最後に良いところ全部持ってたなあのオッサン。
カットニスはピータと結ばれたかー。まあ、ゲイルはプリム殺されたきっかけを作っちゃったからフラれてしゃーないね。
カットニスに唐突にキスされた時の「酔っ払いのキスみたいだ」ってゲイルの台詞好き。キスだけで愛されてないか分かってしまうなんて切ない。
シリーズの面白さは1>2>3>4。回を重ねるごとにつまらなくなる珍しいパターン。1、2のバトロワ設定だけは好き。3、4は国家やら戦争やら平和やら規模がデカくなりすぎて自分には合わなかった。
全体的に設定は良かったものの、キャラの使い方や話の盛り上げ方が下手だった印象。個性的なキャラいっぱい居たのに見せ場が少なく、アクション映画としては中途半端な出来になってしまった。
真似かけシス
トラップと地下道バトル♪
第76回
なぜか肝心なところを描かない・・・省略の美学
前作の救出劇もそうだったけど、大丈夫かな・・・ハラハラ・・・と感じるまで持続せず「ただいま~」って感じで緊張感がぶつ切り。まぁ、繋ぎの3作目だったからそれもいいだろう。と、今作でもそれをやってしまった。「あら、目覚めたのね。戦争は終わったわよ」って・・・そんなバナナ!
多分、この戦争終結シーンを丸々すっ飛ばすのも斬新だとは思うけど、誰が大統領になっても同じという裏のテーマが隠されていたのだろう。反乱軍コイン首相(ジュリアン・ムーア)の演説も徐々に英雄崇拝を利用する独裁者のようなリーダーとなっていったし、戦争後の後処理においても「民主的」な選挙を強調する余りに自分の地位を固める姿が鼻についていく。それをボッグス(マハーシャラ・アリ)は気づいて、ホロをカットニスに託すのだった。
キャピトルは地雷やポッドだらけで、中心の官邸までがとにかく長い。激しい爆発や得体の知れない仕掛けが隠されているため、1日で3ブロックしか進めないという厳しい進軍。空爆すりゃいいだろうにとは思うが、一般人を殺さない方針のため慎重に行動する反乱軍だった。しかし、その信念をぶち壊すかのような行為を取ったのがコイン。落下傘爆弾は狂気としか思えない。
殺し合いは絶対にしない!というカットニス。それまでの経緯からして甘い設定ではあるが、
主張するカットニスはカッコよかった。それに対して、恋人であるはずのピーターの洗脳が解けきってないところも痛々しい・・・ミュットって何だよ?と思っていたら、地下でのいきなりの怪物登場。なんだか仕掛けに関しては詰め込み過ぎだと感じました。
スノーの処刑、ハンガーゲームの復活、など多数決で決めようとするが、独裁者そのままの性格だったコイン。「スノーを処刑するなら賛成です」と言うカットニスには驚かされるが、土壇場で弓矢を放った標的は・・・
意外な場面は多かったけど、逆に新しさも感じた。ただ、無駄な心理描写も多いし、だれてくること間違いなし。フランス革命をモチーフにしてるのだろうし、3本指で手を挙げるシーンも印象的だった。これで終わったか・・・と、思っていたら、スノーの前日譚の制作が進んでいるとか。ジェニファー以上の魅力ある登場人物はいるんだろうか・・・
二転三転うまくいかないなあ、
4まで見るか、1で終わらせるかはお好きに
英雄に仕立て上げられた少女を最後まで描き切った良作
原作未読。4部作一気見。
ずっと蚊帳の外のように感じていた部分が最後まで見てようやく腑に落ちた。
英雄に仕立て上げられた少女を最後まで描き切った良作。
カットニスは間違いなく革命のシンボルであるが、革命家ではない。
彼女に革命への強い思いは無い。
シンボルとしての彼女は革命に大きな影響を与え続ける。
しかし、それは革命家たちが革命のシンボルとして仕立て上げているからに過ぎない。
カットニスはあくまで革命のシンボルでしかなく、革命を成しているわけではない。
そのため、勝敗を分けるような戦いでも彼女は見守っているだけである。
革命の最後まで、彼女は一度も革命の中心に立つことは無い。
普通の映画では主人公は話の中心にいる。
しかし、カットニスはずっと蚊帳の外である。
そんなシンボルに仕立て上げられた少女の心情を4部作かけて描き切ったのは見事だった。
4部作観きってよかった。
マネシカケス神話~穏やかな革命編
「ハンガー・ゲーム」シリーズ第4作。
DVDで鑑賞。
原作は未読です。
前作で抱いた失速感が決定的になりました…。
完結編なだけにスペクタクルなアクションがこれでもかと詰め込まれていたのは良かったのですが、ここまで来て…なんやあの穏やかなラストは…? これはアカンやろ!
あまりにも呆気無かった…。「革命成功! うぉ~‼」みたいな高揚感を得られるものと期待していたので、勢いを削がれてつんのめり、たたらを踏んでしまった感じになりました。
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