悼む人のレビュー・感想・評価
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命を悼むことがテーマの作品。であれば、鑑賞後に重く深く心に刻まれる...
命を悼むことがテーマの作品。であれば、鑑賞後に重く深く心に刻まれる様な「生」を描いてほしかった。でないと主人公の行為そのものさえ自己満足で終わってしまう。なぜ大切な母親の死に際にゆるりと過ごさせたのか。死後にどう生きたかを大切にするのなら生きている身内の死に際を特に大切にすべきではないのかと考える。演じる役者さんが可哀想。皆大好きな役者さん方な分、一層その思いが強い。内容がテーマに追いついていない。
僕は幸せだと感じることができた。 そういう意味でよい映画だった。 ...
僕は幸せだと感じることができた。 そういう意味でよい映画だった。 親友の一周忌を忘れ憔悴しきるほど感受性も強くなく 。 自閉症気味の父親でもない。 親に捨てられたと思うようなこともなく。 殺したり殺されたりしなくても相手の中にいると思え る相手が居り。 表だって誉められた記憶はないがそれを不満に思うほ ど親を恨むこともなく。 よくやったと誉めてやれる子がいて。 俺って幸せなんだと再確認できる。
悼む人を絡ませ、奈義、蒔野、巡子の三人の人生が語 られる。 奈義の旦那役の井浦新は特別な存在感。 目が特殊。 この人でないとこの役はできなかったんでしょう。 でも何故か個々の役者さんがみんな浮いていたように 思う。 石田ゆり子はフィットしてない気がするし、平田満の 意味がよくわからない。 椎名桔平は元々あんななんだと思うけど。 みんながてんでばらばらの話をしているような。 なんだかもったいない。 もったいないけどそんなもんだろうとも思う。 原作読みたくなった。
『死にのぞみ誰かの心に残っていると思える安心感。 』 それは是非ほしいと思う。 そういう生き方がしてみたいとも思った。
とても日本らしい映画
日本らしい映画でキャストも良いので見るの楽しみにしてましたが…
まあまあ長いですね!笑
自分的には麻生祐未と高良健吾のやりとりが一番ぐっときました。
一方で登場人物に共感できる部分が少なく、色々とごちゃごちゃしちゃっています。
椎名桔平が普通にかわいそうでしたw
これを機に原作を読んでみようというきっかけになればいいが
映画だけでは主題がはっきり見えてこない上に時間も長いので集中力が続かない。
憎むより「誰を愛し、誰に愛され、どんなことをして人に感謝されたか」を悼むほうがいい。
難しい
この映画で内容を深く理解することは難しい気がします。
ただ、大竹しのぶさんの物語だと思うと頷ける。
ハッピーエンドだなぁとも思えました。
あまり好きではなかった女優さんでしたが、この作品を観てみて凄く良いなぁと思ってしまいました。
石田ゆり子の下りは…ちょっと暗くて辛かった。
高良健吾の悼む姿も…
原作本を読まれた方はきっとギャップを感じる人も多いのではないかと思ってしまいました。
まぁ原作本を読んでない私は…
いやいや、そんな私でも…
だけどハッピーエンドだと思います。
心の解放のストーリーを味わいました。
言いたいことはわかる。
言いたいことはわかります。悼む為に旅をするひとがいてもいいとは思います。
同じ気持ちの人はいると思います。
ただ、登場人物の誰一人共感できる人がいなく、感情移入できなかった。殺されたがった夫も、殺すことで愛を証明したかった女性も、神聖であるはずの悼む旅の途中でことに及ぶ二人も、頭では意味はわかるのですがなんとなく腑に落ちない。
原作読むと違うのかな。
きれい事や自己満足の世界に思えました。
全てに於いて理由が弱い。テーマは神聖で重要なものなのに、説得力に欠けます。
「お坊さんになるのは違うのか?」と言う疑問が拭えなかった。
大竹しのぶはやっぱりすごかった。
「悼む人」を観て・・
直木賞を受賞した天童荒太の小説が原作。事件や事故で亡くなった人を「悼む」放浪の旅を続ける静人(高良健吾)。それに付いて行く夫を殺した女(石田ゆり子)。映画は興味深く観たが、小説は読み終えるのに苦労した。東日本大震災のように不特定多数の方々を亡くした場合はどうするのだろう。素朴な疑問が浮かぶ。週刊紙記者が静人を追うが、彼の気持ちを本当に理解できたかは疑問だ。ガンの母親役は大竹しのぶで演技が良かった・・
映画館での観客はひとりだった。
どんなことで人に感謝されていたか、私は覚えておきます。
映画「悼む人」(堤幸彦監督)から。
事件や事故に巻き込まれて亡くなった人々を「悼む」ため
全国を放浪する青年の決め台詞である。
やや省略してしまったが、突然ある出来事で亡くなってしまった、
誰にも別れを告げず亡くなってしまった人たちの無念さを、
親友の突然の死を受け止められなかった自分が
「悼む」という行為でなんとか償いたい、そんな想いだろうか。
まず、亡くなった人の肉親や友人、知人に
「誰に愛され誰を愛し、どんなことで人に感謝されていましたか?」
と訊ね歩き「そんなあなたが確かに生きていたということを、
私は覚えておきます」と追悼の行為を繰り返す。
誰だって、人に迷惑をかけたまま死にたくないし、
誰かに感謝されることで、自分がこの世に生きていた意味を知る。
それは多くの人たちではなくても、たった一人にでも感謝される、
それが私がこの世に生を受け、生き続けてきた証、ということ。
どんなに偉い人でも、死んだら忘れられてしまうのも常。
だから、私が生きている限り「あなたを忘れません」という言葉が
とても輝いてくるに違いない。
偶然にも、映画「まほろ駅前狂騒曲」で同じようなシーンがある。
「死ぬのが怖い」というより「忘れられるのが辛い」、
そんな感覚なのだろうか。
私も出来る限り、この世で縁あって出会って他界した人たちは、
墓参りが出来なくても、思い出すようにしたいな。
「悼む人」という人が実際にいるかはわからない。ただ、同じ気持ちを持...
「悼む人」という人が実際にいるかはわからない。ただ、同じ気持ちを持つ人はきっといる。そして、この映画を観ることで人の死を知ることに向き合うことが大切なのだと強く思いました。
昔、原作を読んでいたので、ストーリーはほぼ覚えていました。内容は原...
昔、原作を読んでいたので、ストーリーはほぼ覚えていました。内容は原作どおりでしたね。本では、従兄弟が妹と結婚するような感じだったかと。原作は好きでしたが、映画は何でかな、映像化されると変な感じですね〜
観てよかった
いい映画でした。確かに万人受けする作品ではありません。繊細な作品です。いろいろあってそういったものも含めて人間とは?って作品です。
低い評価の方のコメント鵜呑みにして観ないという選択をしなくてよかった。考えさせられる一本でした。
微妙…
こんな人いないよ…というのは良いとしても、いちいち言っているセリフが文章になっていなくて、興醒め。
そして、最後は、あんな終わり方で良いの?と、全体としていまいち感があった…。
活字で読むと、また、違った感じになるんだろうか?
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