あいときぼうのまち

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あいときぼうのまち
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解説

福島県出身の脚本家・菅乃廣が初メガホンをとり、日本の原子力政策に翻弄された福島在住の4世代一家族を通して、1945年から約70年にわたる日本の歩みを描いた人間ドラマ。1945年、学徒動員で福島県石川町で働くことになった英雄は、自分が何を探しているのかも知らず日々ウラン採掘をさせられていた。1966年、福島県双葉町で原発建設反対派の最後の一人となった英雄は村八分にされ、その娘・愛子は原発推進標語をつくった健次との淡い恋に破れていた。そして2011年、東京電力で親子2代で働いていた健次は息子をガンで失い、ある日愛子と再会、そして3月11日が訪れる。

2013年製作/126分/日本
配給:太秦

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(C)「あいときぼうのまち」映画製作プロジェクト

映画レビュー

3.0東電や原発まで訴えの声は届かず

近大さん
2017年1月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

難しい

東電に喧嘩を売る映画を作りたいと言っていた若松孝二監督。
結局それは叶わず亡くなってしまったが、弟子・井上淳一がその遺志を引き継ぎ書いた脚本を、福島出身の菅乃廣が映画化。
原発で働き被曝したかもしれないと言う監督の亡き父の思いも込められ、それぞれの東電や原発への憤り・疑問が結集した入魂作と言えよう。

本作が掲げるテーマやメッセージはいい。
が、名作にはなり損ねた。
惜しい点が幾つか。

まず、話がいまいち分かり難い。
戦時中。新型爆弾の原料となるウラン採掘に従事させられる学徒たち。その中の一人に、秀雄。
高度経済成長期。秀雄はただ一人原発建設に反対し、孤立する。その娘・愛子は原発推進派の青年・健次と惹かれ合うが…。
震災直前。愛子はFacebookを通じ、原発被曝からのガンで息子を亡くした健次と再会する。
震災後。震災で全てを失った愛子の孫娘・怜は、一人東京に出、募金詐欺の青年と出会い…。
福島を舞台に、4世代70年に渡るある一家の物語。
この4つの時代が交錯するのだが、それらが巧みにリンクしているとは言えず。コロコロコロコロ忙しく代わる代わる展開していくだけ。
登場人物やその関係もちと分かり難いのも難点。

主軸を東電や原発に翻弄され続けたある一家にしているのはいい。
が、愛子と健次の老いらくの恋などメロドラマ的なエピソードが目立ち、焦点がボヤけ過ぎている気もする。
強いて言えば、後の原発建設の起点となるウラン採掘や原発の安全性に疑問を投げ掛けるエピソードくらい。
怜が自分の境遇を悲痛に訴えるシーンには胸を打たれたが、これは被災者の苦しい現状の意味合いが強い。

もし、若松孝二が東電に喧嘩を売る映画を撮っていたら…?
それこそ東電から公開阻止の圧力でもかかっていただろう。
本作が公開された事自体、テーマやメッセージを訴えているようで、実は配慮しているように感じてしまった。

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近大

4.0普通のドラマとして楽しめました

てるねさん
2014年7月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

3つの時代を描いており、この人の若かりし頃は誰が今ひとつわかりづらいです。
事前に把握しておいた方がよいです。
反原発、脱原発とか政治的な意図は勿論あると思いますが、普通のドラマとして、十分楽しめました。
その意味では秀作だと思いました。
地震のシーンで、カメラが揺れるだけでなく地面に置いてある物がたおれるのですが、あれはピアノ線でも使っているのでしょうか?
ちょっと不思議で生々しさがあります。
反原発とかそうでないとかは、もともとその人が持っている思想であって、この映画を見たから変わるとかそういうものではないと思います。
日本が国家の政策として戦争に参加し、原発政策とダブらしている視点は確かにそうかもしれません。

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てるね

1.0偽善的映画で気持ち悪い

2014年6月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

正義と悪の2点でしか物事を捉えていないとこういう映画になってしまう。正義は監督で悪が東電?全く謎である。悪は震災や原発事故を金に変えようとするあらゆる思想であろう。
援助交際の少女が出てきたところで気持ち悪くなった。

震災を食い物にするな!!!

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カミソリEDGE
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