マダム・イン・ニューヨークのレビュー・感想・評価
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必要なのは恋ではなく尊重
インドでそこそこ金持ちな家庭の専業主婦シャシは、国際派ビジネスマンの夫やインターナショナルスクールに通う長女から「英語ができない」ことをバカにされる生活にどこか嫌気していたが、ある日、NYに住む姪の結婚式に呼ばれることになり・・・。
アクション&ダンスがふんだんに盛り込まれるいわゆるインド映画とは異なり、スタイリッシュで情緒的な演出によってミッドライフクライシス真っ只中の熟女の心の動静を描く。
アメリカにひとりで旅行に行くと感じるが、とにかくアメリカ人は「英語を話せるかどうか」を人を見るスクリーニング条件にしている節があり、英語話者以外には冷たいし、場合によっては見下すキライがある。
家族を規定する要素のひとつに「なんの役にも立たない、価値がなくても愛し、愛される」がある。これがないと、生まれたばかりの赤ちゃんや加齢で働けなくなった老人は家族ではいられない。この作品で描かれている「英語」は、国際化が進む社会での「価値」であり、家族内にも「価値」が持ち込まれてしまったふたつのメタファーとして機能する。
多様性に満ちたNYで、伝統的なサリーを身に纏うシャシの美しさゆえに、彼女がこぼす「必要なのは恋ではなく尊重」というセリフが余計に刺さる。
英語勉強しなきゃ、、
普通に感動するし、仕事とか勉強頑張ろって思える。
あと家族を大切にしようって思った。
シャシ役の人綺麗すぎて当時40.50代ってことに驚いた。でも調べたら既にお亡くなりになっていてショック。。
英会話教室のメンバーが最高。
みんなキャラが可愛いし好きになる。
息子も可愛かった。
インド映画は良い人しか出てこない印象だったが、最初のカフェのシーンは胸がキュッとなった。
自分もアメリカ行ったらあぁなりそうで怖い。
ラドゥ食べてみたいな、、
最後の展開も感動した。
女性として、親として、家族に尊重されたいと願う専業主婦の主人公。ニ...
女性として、親として、家族に尊重されたいと願う専業主婦の主人公。ニューヨークで暮らす姉から姪の結婚式の手伝いのため渡米する。英会話教室に通い始め、様々な人々に出会い、恋をして、世界が広がり、何かをやり遂げる達成感や自信を得ていく。たとえ大きなことでなくても自分にも何か出来るのかなと勇気や元気を与えてくれるそんな映画。シャシ役のシィリデヴィが可愛らしくて、すごく綺麗。英会話教室の個性的な仲間たちもよかった。
インド映画、すごいぜ!
最近見たインド映画「きっと、うまくいく」に引き続き、よかった。
オープニング、なかなか主人公の顔が映し出されないのだけど、いきなり眼(まなこ)パッチリでお上品なマダムの登場。でもそれだけではなくて、息子のリクエストに応えてマイケルの踊りの踊れるチャーミングなお母さん。でも娘や夫には英語のことで見下されていて、やりたいこと(お菓子作り)も夫には「そんなこと必要ない」と言われて面白くない。さらに学校の面談の結果にも娘に文句を言われ(日本では子供の学校での面談ってほとんど母親が出席するもんだと思うけどインドでは父親なんだね)。大事な場面では父親(男性)が出るのが当たり前。最後の結婚式のスピーチでも夫が仕切ろうとするけど、ラストの名スピーチに繋がる。英会話クラスの最後のスピーチテストに出席できなくなってしまうストーリー展開から逆転ホームランへとつながっていく、清々しい展開に、「きっとうまくいく」にも通じるものを感じた。
この映画の名言はほかのサイトでも取り上げられていて、ラストのシャシのスピーチが特に取り上げられているけど、私が一番印象に残ったのはアメリカへの飛行機での隣の乗客がフライト後、彼女と別れるときに言った言葉。
「何事も初めては1度だけ。その1度は特別な体験だ。だから楽しんで」
どんなことでも最初って誰でも不安で嫌なものだと思ってたけど、この映画でこの言葉を聞いて「ほんと、そう!」って強く思う。どう転ぶかわからない、だから不安、でも!!年を取ってくるとだんだん毎日が同じことの繰り返し、ある意味安心、でもマンネリ。この年になって恥をかきたくない、とか後ろ向きになるんじゃなくて、この考え方に勇気をもらいたい。
あと、このインドの背景(男尊女卑、家族観、など)を嘆いている人のレビューがあったけど、インドの現実はもっと悲惨だと思う。日本も昔は同じような部分があって今もDVとかあったりするけど、子供の養育を父親が担うようになったり、少しずつ変化がみられてきた。親子間、男女間の感性の違いは大きい。インド映画でこういう映画が出てきたことこそ、その変化なのだと感じる。
終わり方も清々しい
あらすじから勝手に、バカにされないために頑張るぞ!
という前向きな展開から始まるのかと思っていたが
そこはアメリカ映画とは違い、丁寧だった。
観客を主人公の気持ちに寄り添わせ、
一緒に挑戦し生きているような感覚だった。
無駄な愛を入れずに
エンドも納得、リアルで気持ちの良い終わり方。
家族からはもう少し謝罪や、反省が入って良かったのではと思ったが
敢えてないのもリアルか?
人は何歳になっても成長できる
ボキャ貧過ぎて申し訳ないけど本当に素晴らしい映画。
自分の置かれている立場とやりたいことと、、
それでも頑張っていれば誰かが見てて助けてくれるよね
とても前向きな気持ちになれるし、自分頑張ろうと思えました
そしてこんなに恋愛要素があるなんて思ってなくて
その辺の恋愛映画よりもきゅんきゅんしっぱなしでした。。
名言が散らばっている…前向きになれる作品
いろんな名言が散りばめられていて
色んなことを感じられる
素晴らしい映画でした♪
例え相手に尊重されてなくて自信がなくなっても自分を助けてあげられるのは自分だけ。自分が変わればまたお互いに対等の気持ちに戻れて、助け合う心が戻ってくる。
インド英語苦手だけど、この映画は見やすかった!
なんなら途中に流れる音楽楽しかった♪
女優さん目がデカすぎ!超キレイ!!羨ましい!
前向きになれる素敵な映画。主人公シャシを演じるシュリデビは美しくひ...
前向きになれる素敵な映画。主人公シャシを演じるシュリデビは美しくひたむきで魅力に溢れている。大きな瞳から流れる涙や時々みせるお茶目な様子、喜びを表す仕草などどの表情も印象的。息子はめちゃくちゃ可愛いいし、何より悪意のあるキャラクターがひとりも出てこないのも気持ちがいい。控えめだったがボリウッドの定番、歌と踊りも楽しめる。シュリデビはこの映画の数年後に亡くなってしまった。残念でならない。
夫婦の対等な友情を取り戻すために自分を助け、愛す
公用語であるヒンディー語と準公用語の英語が併用されるインド社会。英語話者は人口の約10%。少ないように見えるが、日本の人口とほぼ同じだ。アッパーミドル以上の世帯や都会で暮らす人にとっては必要な言語と言えるだろう。主人公は田舎出身で満足な英語教育を受けて来なかった女性。日本で言えば時代は違えど『サザエさん』のフネさんのような感覚と言えば分かりやすい。伝統的な事や家事は何でも出来る「古き良き母」だが、学歴はなく英語や飛行機みたいなハイカラなことはからっきし。夫や子供が仕事や学校で自然に英語を駆使している中で、家庭の中で1人だけ遅れた人間のようにバカにされている。彼女の唯一の尊厳である手作りのラドゥ売りも家族からはご近所相手の小遣い稼ぎ程度にしか扱われない。
主婦として埋没し、尊重されていない日々。
そんな彼女がニューヨークへ結婚式の手伝いに行く事からストーリーは進んでいく。
自分を変えようと1ヵ月課程の言語学校に通うことを決心するのだが、これが彼女にとって本当に素晴らしい経験になる。
個人を尊重するアメリカ文化、そして様々な国籍やバックグラウンドを持つ生徒達との出会いの中で、彼女は伝統的な美しさや知識を持ち自立する個人として認められる。
ちょっとしたラドゥ売りをしていただけの彼女を先生は“entrepreneur(起業家)”だと言ったのが印象的だ。
ニューヨークの街で着るサリーも異質なモノではなく伝統美のある個性としてとても美しく映る。
留学経験があったり言語学校の友人がいる人ならだれでも新しい言語に飛び込む彼女の困難や勇気、喜びに共感できるだろう。
どんどん成長し、自分への自信を身につけていく彼女だが、そこで新しい恋や人生へと道を踏み外さないのが何とも上品な映画だ。ハリウッドなら絶対こうはならないだろう。
映画としての筋を外さないのが本当に評価出来る。
最後のスピーチは芯を食ったもので含蓄深い。
家族は愛し合い助け合うものだが、時には相手のことが分からなくなる。自分が嫌になると周りまで嫌になる。それは愛の終わりではない。そんな時こそ自分で自分を助けて愛するのだ。そうすれば愛や尊敬は後から戻って来る。
彼女が欲しいのは『家族からの尊重』、ただそれだけなのだ。それが叶わなかったのは自分が変わろうとしなかったからだ。
家族の愛を試したり女々しくすがったりするのでもなく、恨んで仕返したりするのでもなく、自分を変えようという彼女の奥ゆかしさと強さ、家族への信頼感、愛の深さにこちらまで尊敬の念が湧いて来る。
とても気持ちの良い映画だった。
インド映画なめてた
英語学習になかなか踏み出せない自分に対して、背中を押してくれる映画!
私たち日本人も含め、英語を母国語としない国の方々は、それぞれ不安を抱きながらも『初めて』の経験を大切にしているという共通点に気がつけました。
私にとって視野が広がった作品です。
英語学習がんばるー
ハッピー!最高に面白い
久しぶりにめちゃくちゃおもしろい映画に出会った感🎟
評判良かったけど、ほんとに満足度高いです💖
初めからおしゃれで物語の雰囲気に溶け込めます。
穏やかな内容だけど、途中から終わって欲しくないと思える映画でした、すごい。
主人公に共感する部分って実はあまりなかったけど、チャレンジする精神も、強くありたいと思う気持ちも応援したくなった📣
結末は素晴らしいね!みんながハッピー。
お洒落な映像もハッピーな演出もすべて最高でした。
ラドゥ食べてみたい😋🥪
お母さんかっこいい!
家族の中で唯一英語ができないお母さんが、姪っ子の結婚式のためにNYに行くことに。
言葉がわからない不安に押しつぶされそうになりながら、みんなに内緒で英会話学校に行き、結婚式当日には素敵な英語のスピーチをするまでに。
英語がわからないがためにカフェで恐ろしい思いをするところでは、あの焦りがわかって胃が痛くなり、最後のスピーチシーンでは誇らしさと温かさでいっぱいになる。
そして、主演のシュリー・デヴィ(インドではものすごく有名な女優さんらしい)が綺麗すぎる!
実はもう50歳を超えているらしいけど、信じられない。
インド版ミセスシンデレラ
1997年に薬師丸ひろ子主演の「ミセスシンデレラ」という神ドラマがあったが、それをもう少しマイルドにした感じのインド版のような感じ(笑)。
主演の女優さんがとても可憐でイイ。猛烈にアタックしてくるフランス人クラスメート役の男優さんもイケメン。先生役もいいし、多国籍クラスメート陣もいい。
自分で自分を変える小さな一歩を踏み出したもともと偉い奥さまなのだが、愛されることでより自信がつきより輝きを増したのだろう、小馬鹿にしていたダンナ様に惚れ直させ、家族の尊敬を集めるという神ストーリーがニューヨークを舞台にして展開する、BBAに素敵な夢を見せてくれる神映画だった。
元気を貰いたい出したい時は
インド映画は抜群に元気が出る
何かを始める時には新しい恋も必要(笑)
ぐっときた
いろんなハッピーエンドがあるけど、
インド映画ではこれがハッピーエンドの正解な気がする
私は、フレンチインドレストランが観たかったけど
最近、インド映画にやられている
とても愛らしく元気にさせてくれる
マダムシャシを応援していたら、最後には自分まで幸せな前向きな気持ちになっていた。
彼女の勉強の楽しさに満ちた姿がすごく素敵だった。自分を愛すること、家族の大切さを教えてくれる素晴らしいスピーチだった。明るい気持ちに、自信を取り戻させてくれる本当に大好きになった映画。ニューヨークの街並みも大好き。もしも気分が落ち込んだり自信や夢を忘れた時には、この映画に触れたらいいと思う。
ザ・インド映画
という感じだった〜。
男尊女卑、やはり出てくる。
インド映画を観てるとかなりの確率で旦那のDVシーンが出てくるけど、この映画はそこまでではなかったな。
それでもやっぱり…なんだよね。
日本にも似たような話があるからよくわかる。
それにしてもシャシ、本当に美人さん。ダントツ。
ラドゥ?おいしそうだったなぁ。
もらったクレープ、食べた?(感想が聞きたかった)
まさか家族を捨ててフランス人と一緒になることはないとはわかるし、あの恋愛エピソード、なくてもよかったかな、と。
シャシが欲しかったのは、というか、私(達?)が観たかったのは、セリフにもあったけど、恋愛シーンではなく、普通の主婦が自信を持つことだったと思うから。
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