マダム・イン・ニューヨーク
劇場公開日 2014年6月28日
解説
自分の価値を認めてもらえない専業主婦が一念発起し、英語が苦手というコンプレックスを克服して誇りと自信を取り戻していく姿を描いたインド製ドラマ。専業主婦のシャシは、2人の子どもと忙しいビジネスマンの夫サティシュのために尽くしてきたが、事あるごとに家族の中で自分だけ英語ができないことを夫や子どもたちにからかわれ、傷ついていた。ニューヨークに暮らす姉から姪の結婚式の手伝いを頼まれ、渡米したシャシは、「4週間で英語が話せる」という英会話学校を見つけ、姉にも内緒で英会話学校に通うことを決める。仲間とともに英語を学ぶうちに、次第に自信を取り戻していくシャシだったが……。主演はインドで国民的人気を誇る女優のシュリデビ。新鋭女性監督ガウリ・シンデーがメガホンをとった。
2012年製作/134分/G/インド
原題:English Vinglish
配給:彩プロ
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2022年6月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
女性として、親として、家族に尊重されたいと願う専業主婦の主人公。ニューヨークで暮らす姉から姪の結婚式の手伝いのため渡米する。英会話教室に通い始め、様々な人々に出会い、恋をして、世界が広がり、何かをやり遂げる達成感や自信を得ていく。たとえ大きなことでなくても自分にも何か出来るのかなと勇気や元気を与えてくれるそんな映画。シャシ役のシィリデヴィが可愛らしくて、すごく綺麗。英会話教室の個性的な仲間たちもよかった。
2022年4月29日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
最近見たインド映画「きっと、うまくいく」に引き続き、よかった。
オープニング、なかなか主人公の顔が映し出されないのだけど、いきなり眼(まなこ)パッチリでお上品なマダムの登場。でもそれだけではなくて、息子のリクエストに応えてマイケルの踊りの踊れるチャーミングなお母さん。でも娘や夫には英語のことで見下されていて、やりたいこと(お菓子作り)も夫には「そんなこと必要ない」と言われて面白くない。さらに学校の面談の結果にも娘に文句を言われ(日本では子供の学校での面談ってほとんど母親が出席するもんだと思うけどインドでは父親なんだね)。大事な場面では父親(男性)が出るのが当たり前。最後の結婚式のスピーチでも夫が仕切ろうとするけど、ラストの名スピーチに繋がる。英会話クラスの最後のスピーチテストに出席できなくなってしまうストーリー展開から逆転ホームランへとつながっていく、清々しい展開に、「きっとうまくいく」にも通じるものを感じた。
この映画の名言はほかのサイトでも取り上げられていて、ラストのシャシのスピーチが特に取り上げられているけど、私が一番印象に残ったのはアメリカへの飛行機での隣の乗客がフライト後、彼女と別れるときに言った言葉。
「何事も初めては1度だけ。その1度は特別な体験だ。だから楽しんで」
どんなことでも最初って誰でも不安で嫌なものだと思ってたけど、この映画でこの言葉を聞いて「ほんと、そう!」って強く思う。どう転ぶかわからない、だから不安、でも!!年を取ってくるとだんだん毎日が同じことの繰り返し、ある意味安心、でもマンネリ。この年になって恥をかきたくない、とか後ろ向きになるんじゃなくて、この考え方に勇気をもらいたい。
あと、このインドの背景(男尊女卑、家族観、など)を嘆いている人のレビューがあったけど、インドの現実はもっと悲惨だと思う。日本も昔は同じような部分があって今もDVとかあったりするけど、子供の養育を父親が担うようになったり、少しずつ変化がみられてきた。親子間、男女間の感性の違いは大きい。インド映画でこういう映画が出てきたことこそ、その変化なのだと感じる。
2022年4月20日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
インド映画は初めて観たが、良い。
でも、もう彼女の映画が観れないのは残念(T-T)
ちょっと遅いがお悔やみ申し上げます。
2021年10月26日
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