妻への家路

劇場公開日:2015年3月6日

妻への家路

解説・あらすじ

「赤いコーリャン」「秋菊の物語」「活きる」といった名作を生み出してきた中国の巨匠チャン・イーモウと女優コン・リーが、「王妃の紋章」以来8年ぶりに再タッグを組んだヒューマンドラマ。記憶障害で夫を他人だと思い込む妻と、そんな妻に寄り添い続ける夫の愛情を描いた。1977年、文化大革命が終結し、収容所から解放されたルー・イエンチーは、妻のフォン・ワンイーと再会する。しかし、夫を待ちわびるあまり、その心労から記憶障害となっていたワンイーは、イエンチーを夫だと認識することができなかった。イエンチーは、いつか妻の記憶が戻ることを信じて、他人として向かいの家に住み始めるが……。

2014年製作/110分/G/中国
原題または英題:帰来 Coming Home
配給:ギャガ
劇場公開日:2015年3月6日

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映画レビュー

4.0 安易なほうに流れない映画

2026年8月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

怖い

チャン・イーモウがかつてのパートナーのコン・リーをまたも主演として、『活きる』『初恋のきた道』『サンザシの樹の下で』に続いて四だび文化大革命を描いた映画(ただし『初恋のきた道』は背景のみで直接は描かれない)。

文革の時代は序盤に絞って文革以後をメインストーリーとし、たとえ終わっても簡単には癒えない人々の心の傷を描いていて、決して安易なハッピーエンドにはせず、かといって妙にリアルな救いの無い話にもしていないのが印象的。また単純な悪役を登場させず、だからといって時代が悪かったという安易な免罪にもしないなど、あらゆる意味で非常に絶妙なバランスとさじ加減で作られている映画だった。物語作りとしてはどちらかに振り切ったほうがずっと楽だったはず。あえてそれをしなかったところがとても印象的だ。結局、主人公家族の抱えた問題は解決されないまま映画は終わるんだが、そこに強いメッセージが感じられた。

老け役をごく自然に演じている記憶障害の妻役のコン・リーも、その夫役のチェン・ダオミンも素晴らしかった。パンフレットを読んだら、かつてコン・リーが主演した『画魂 愛、いつまでも』(退屈な伝記映画だった)の女性監督ホアン・シューチンも記憶障害を患ってると知ってびっくり。なんとも切ない話である。娘役の新人女優のチャン・ホエウェンも2人の名優に引けを取らない、いい演技だった。でもあの子にとっては、生まれる前に文革は終わってるから歴史の中の話なんだろうなあ。まあ、もっと上の世代のチャン・ツィイー(1979年生まれ)だってそうだろうし、僕も物心ついた時には終わってたから同じなんですけどね。時は流れていきます。

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バラージ

4.0 心から消せたものと消せなかったもの

2026年7月29日
PCから投稿

悲しい

知的

カワイイ

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mysha

3.5 精神的にも哀しくて厳しい国

2026年7月19日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

チェンダオミン扮するルーイエンシーが逃亡したと党幹部から妻と娘に告げられた。

いきなり中国の恐そうなシーンからスタートしたね。中国人が銃を持って剣劇の様なバレエに頑張るのも意外だな。娘とはいえ3歳で会って以来では父親と分からなくて当然だ。最愛の妻にも変化が表れたりして、家族を含めて精神的にも哀しくて厳しい国だね。

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重

5.0 HERO(2002)で秦の始皇帝を演じた役者が、 この映画では労働収容所の囚人になっている。文化大革命は数千万人以上の人々を不幸にした。

2026年7月19日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

動画配信で映画「妻への家路」を見た。

2014年製作/110分/G/中国
原題または英題:帰来 Coming Home

张艺谋 63才
陈道明 59才
巩俐  49才
张慧雯 21才

1970年代初頭、長年家族と離れ離れになっていた労働収容所の囚人、陸延石は、
家族への思いから農場移転の際に脱走した。
彼の行動は、バレエダンサーになることを夢見ていた娘の丹丹に大きなプレッシャーを与えた。
丹丹は、母親の鳳婉玉が父親の陸延石に会うのを阻止しようとあらゆる手を尽くしたが、
その結果、二人は親密でありながら再び引き離されてしまった。
文化大革命終結後、陸延石はついに無罪となり帰郷したが、すべてが変わってしまっていた。
娘の丹丹はバレエの夢を諦め、普通の工場労働者になっていた。
そして、陸延石にとってさらに衝撃的だったのは、愛する妻の鳳婉玉が病に倒れ、
もはや彼のことを認識できなくなっていたことだった。
深い感情と人生の激動に翻弄された陸延石は、人生で最も不条理でありながら、
同時に最も論理的とも思える選択を迫られることになる…。

HERO(2002)で秦の始皇帝を演じた役者が、
この映画では労働収容所の囚人になっている。

理不尽な罪で服役し、20年ぶりに最愛の妻と再会できたと思ったら
妻は自分のことを覚えていない。

文化大革命は数千万人以上の人々を不幸にした。

ラストシーンも救いがない。

満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。

1970年代初,与家人音讯隔绝多年的劳改犯陆焉识,因思念心切在一次农场转迁途中逃跑回家。他的行为给怀有芭蕾舞梦想的女儿丹丹带来巨大的压力。女儿想方设法阻止母亲冯婉瑜与父亲陆焉识相见,结果使夫妻俩近在咫尺,却只能再次相隔天涯。

文革结束后,陆焉识终于平反回家,却发现家中的一切早已物是人非——女儿丹丹放弃了自己的芭蕾梦想,成为一名普通的女工;而更让陆焉识深受打击的是,他深爱的妻子冯婉瑜,因患病已然不再认识眼前的他。深厚的感情、生活的变故,迫使陆焉识做出了对他来说最荒诞却又最合理的人生选择……

曾在《HERO》(2002)中饰演秦始皇的演员,
在这部电影中却成了劳改营的囚犯。

他因莫须有的罪名入狱,本以为时隔20年终于能与挚爱的妻子重逢,
不料妻子却不记得他了。

文化大革命给数千万以上的人带来了不幸。

最后一个场景也毫无希望可言。

满意度满分5分,我给5分☆☆☆☆☆。

In the early 1970s, Lu Yanshi, a prisoner in a labor camp who had been separated from his family for many years,
escaped during a farm relocation, driven by his longing for his family.
His actions placed immense pressure on his daughter, Dandan, who dreamed of becoming a ballet dancer.
Dandan did everything in her power to prevent her mother, Feng Wanyu, from seeing her father, Lu Yanshi,
but as a result, the two—though close—were torn apart once again.
After the Cultural Revolution ended, Lu Yanshi was finally exonerated and returned home, but everything had changed.
His daughter, Dan Dan, had given up her dream of ballet and become an ordinary factory worker.
What was even more shocking to Lu Yanshi was that his beloved wife, Feng Wanyu, had fallen ill
and could no longer recognize him.
Torn between deep emotions and the upheavals of life, Lu Yanshi is forced to make the most absurd,
yet at the same time, the most logical choice of his life…

The actor who played the First Emperor of Qin in *HERO* (2002)
plays a prisoner in a labor camp in this film.

After serving time for an unjust crime, just when he thought he’d been reunited with his beloved wife for the first time in 20 years,
she doesn’t remember him.

The Cultural Revolution brought misery to tens of millions of people.

The final scene offers no redemption either.

My satisfaction rating is 5 out of 5 ☆☆☆☆☆.

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ドン・チャック