パッセンジャーのレビュー・感想・評価
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案外この女優さん魅力的 だけど、表情によって憎らしい顔にも 違う映...
飛行機映画4本目 120年の宇宙旅行の途中、コールドスリープから目...
寝れずに観れた!
クライマックスがミスマッチ
「キャストアウェイ」「オデッセイ」、主人公に深い孤独を味あわせる作品には何故か魅力を覚えてしまう。この「パッセンジャー」も宇宙船内で独りぼっちになった男の物語であるが、途中から一人の女性を登場させることで、少し変化球を織り交ぜてくる。
孤独な男女、似たような境遇にある二人はやがて恋に落ちる。広い宇宙船、壮大な宇宙空間、ロマンスを描くには十分な環境を提供し、ロボットのバーテンダーとのやりとりも含めて、それなりに楽しい雰囲気を醸し出す。だが、中盤にある秘密が解かれてから、このロマンスは一気にサスペンスに急展開する。二人しかいないという設定上、如何にしてこのサスペンスを盛り上げ、そして切り抜けるのか?いよいよ物語に拍車がかかってくる。
そんな期待をしていると、物語は更なる大きな事態を迎える。すると、さっきの問題に構っている暇はない!と言わんばかりに先ほどのサスペンスは棚上げにされてしまう。確かに緊急事態が起こったのは事実だが、二人しかいない状況下でのその展開は、人間の悲喜こもごもを描くのには不十分すぎるし、スケールの割にやっていることに深刻さを欠いてしまう。むしろ、二人しかいないその状況だからこその面白さ、そして二人しかいないというサスペンスをもっと膨らますべきだったのではないだろうか。これにはミスマッチなクライマックス演出してしまったとしか思えて仕方ない。宇宙船物である故のスペクタクルサービスだったのかもしれないが、ユニークな宇宙船内の設定もうまく活かせられれば、派手さはなくてもロマンス、サスペンスのどちらに転んでも作品のバランスはもっと良かっただろう。
とは言え、美男美女の宇宙船でのロマンス、更に二人の絆を深めるためのスペクタクル的クライマックス演出として割り切って観れるのであれば、久々のハリウッド製デートムービーとして楽しめるかもしれない。
近未来のおとぎ話
~「人は皆、運命という船の乗客にすぎない。」~
【賛否両論チェック】
賛:広大な宇宙で孤独な運命を背負ってしまった1人の男と、そんな彼と出逢ったヒロインとの、不思議と切ない物語が印象的。荘厳なスケールでの世界観も見事。
否:後半に進むにつれて、宇宙特有の難解な理論が出てくるので、何が起きたのか分からずに進んでしまうシーンも多い。
広大な宇宙でたった独り目覚めてしまい、そのまま船内で生涯を終えるという過酷な運命を背負わされてしまったジムと、そんな彼に運命を狂わされてしまったオーロラ。2人の孤独な運命が交錯した時、そこには不思議な切なさが漂います。人間は独りでは生きられない、そんな当たり前のことが、こんな特異なシチュエーションだからこそ、ひしひしと伝わってくるようです。
宇宙ならではの美しくて壮大な描写も満載で圧倒されますが、同時に難解な理屈も結構登場するので、正直よく分からないまま進んでしまうところもありそうです。
とはいえ、極限状態での愛の形にグッとくることは間違いない、そんな作品です。
可愛すぎ‼️
生物を生物たらしめるもの
この映画を見てラブロマンス系統のものだと思う人もいると思うし、映画というものは個人の数だけ解釈があっていいと思う。
その中でも私はこの映画において【生物を生物たらしめるものはなにか】に着眼した。
それは特に主人公の立場になってみればすぐに分かるし、彼の行動からも分かると思うが承認欲求などの「孤独」の類のものだ。
人間、又は生物というものは「考える」物体でありまた「承認・愛を求める」物体である。
この映画では特にそれが強調されていたように感じた。例えば、バーテンダーの人型ロボット。彼は(映画のストーリー上わざと主人公の秘密をヒロインにばらす等の欠点を設けられていたが)人と高度に会話できる知能を持ち、人に対し考え、話すことができる。
しかしそれはいつも「主人公からロボットに話しかける受容的な立場」であり、ロボット自身が自分から会いに行くようなことはない。
それは当然、主人公は「孤独を埋める為」に考え、ロボットと話すのであったのに対しロボットは「プログラムされているから」考え、話していたからである。
この事からも、昔のように「ひとは考える葦である」等に見られる「考える」点において人という生き物の独特性を見出すのではなく、ロボットが自分で考える事ができるようになった昨今の時代では人を人たらしめるものとは「孤独を恐れる」ことではないのかなと思った。
最後の「理想を追求して今やるべきことを見失うな」という言葉はこれに則り言い換えると、「自分が様々な人間に認められ承認を得ることを追求して今やるべきことを見失うな」と言っているように見えた。
なので、監督の意思は分からないが、「SNS等でいつどこでも人と繋がれるこの時代、きちんとやることをやれ」という若者へのメッセージも暗に込められているとも考えることができる。
余談だが、蘇生措置をするシーンで人間がモノ同然に扱われているシーンは特に印象的。
技術者としてはあのようなバーテンダーAIに孤独を恐れるプログラムを組み込むとより人間らしくなるのかなと思った。
長文失礼致しました。
パッセンジャー
途中から椅子に座り続けるのが苦痛だった。はじまってすぐ怪しい…怪しいぞ…と思いはしたけどまあ観てみないとわからない、と鑑賞し続け。開始数十分であっコレダメだわとなりました。
ハリウッドの典型的な駄作ラブストーリーって感じ……頭軽くて辻褄が合わない。
ジェニファーローレンスが「ブリジットジョーンズシリーズ」のレネーゼルヴィガーだと思ってずっとみてて、サイボーグなの?わりといってるはずなのにあの美貌…ずっと美しいまま活躍し続けてくれる、映画ファンにとっては理想の女優さんだわ…と思っていました。笑 冷静に考えると有り得ない。
でも似てますよね
この映画のために文章を書くのさえ引っかかるものがありますが。映像が素晴らしかったし大好きな宇宙モノで期待してしまっただけにダメージが大きい。とことん酷いものならまだスッキリ悪口言えるんですが、素敵な美術で映像で、俳優さんを使っていて、ハラハラできるところもあったし………でも良いところを頑張って探してしまってる時点でダメですよね。
どうしてもimagine dragonsをあの音響で聞きたい方だけ映画館に赴いたらいいんじゃないでしょうか。すごい良かったですよエンドロール。 そうじゃない方は金曜ロードショーとか配信サービスで見るくらいで。DVD借りるのもキツイ……
どんな映画も柔らかく受け止めて楽しめたらいいのにと思います。
はー悲しい
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