パッセンジャーのレビュー・感想・評価
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美男美女でなければ、この状況はホラー
だって宇宙船の中で目覚めたのがたった2人ですよ。キモい中年男と美少女とか、鬼ババアみたいな女と紅顔の美少年とかの組み合わせだったら、ロマンチックどころか怖い話になってしまうよね。
ともあれ、単純なロマンチックサスペンスではないことだけは確か。クリス・プラットは陽気なナイスガイの役が多いが、今回は陰のある役。これもなかなか悪くない。ジェニファー・ローレンスも上品な魅力があっていいけど、この女優さんはもっと泥臭い役の方が演技力を活かせる気がする。
それでも、メインの2人に、アンドロイド役のマイケル・シーン、ちょこっと出てくるローレンス・フィッシュバーンだけで、ほぼ全編の緊張感を持続させる演技と演出はさすが。宇宙船内のセットもよくできていて、お金かけたんだろうなあという印象を受けた。
セコい主人公NO1映画
とにかく主人公がセコいぜ!
予告編では壮大なラブストリー風だったけど、本編見たらとにかく主人公がセコかった
超えてはいけない一線を越えてから「あ、もうコイツ無理や」ってなる
下手したら殺人よりもタチ悪いかも
コロニーに移動する宇宙船に乗る5000人のパッセンジャー
彼らは皆んなコールドスリープで眠っているのだが、トラブルで途中1人の男が起きちゃう
ショートスリーパーだったのかな?
コロニーに到着するのは90年後だと知り、イオンくらいでかい宇宙船内を満喫しようとするけど病む
部屋もゴミ屋敷みたいになって、宇宙空間に身を投げようかとも考えるけどそれもできず
1人がしんどくなった主人公はコールドスリープでしておるやつの中で一番可愛い子を選んで起こす
しかも事故を装ってるのがダサい
初対面の「っあ、、、」って顔見てらんない
宇宙空間に2人きりなのでもちろんロマンチックな雰囲気になっちゃう
そりゃあそうだよね。ジェニファーローレンスは相手が僕でも好きになっちゃうよね
結局ロボットにスニッチされて修羅場
Gama Set
男女の目線で評価が分かれるかも
旬の俳優、クリス・プラットとジェニファー・ローレンスW主演の本作、期待大だったがまさかの劇場スルーしてしまったという痛恨のミスを犯した。観に行かなかった分批評家サイト等をチェックしていたが、全米興収はまぁまぁという推移であり、評価もそこそこという結果だった為、勝手ながら期待値が下がった状態での鑑賞となったのだが、それなりに楽しめる作品だった。
不運なことに目的地の惑星に着く何十年も前に目覚めた男が、希望を見いだせず自暴自棄になりながら過ごす中、ある女性との出会いが彼を変えていく。終始宇宙船内部の出来事となるが、船に降りかかる災難や、二人の恋模様等の描写が丁寧に描かれており、116分を余す所なく使っている印象だった。
近年、地球外が舞台となるSFの良作が次々と現れるなか、本作はそれらと肩を並べられる程まではいかないかもしれない。どうすることも出来ない状況での絶望感や、彼の心情は良く描かれているものの、宇宙の恐怖を描いた「ゼロ・グラビティ」や火星での奮闘を描くリアルSF「オデッセイ」、壮大なテーマを持つ「インターステラー」に比べるとメッセージ性やストーリーのレベルはどうしても下がる。
だが本作の特徴である、「男女が目覚めるはずの無い所で目覚めた」という部分が他作品には無い印象を残し、この部分は男女できっぱり評価が分かれるだろう。その際に主人公の行動に「極限状態では仕方ない」と判断するか「最低の人間」と判断するかで大きく評価が分かれる作品となっている。
最後に、宇宙船のデザインは素晴らしいと思う。いわゆる方舟的存在の船のため、居住空間に重点を置いているのだが、何でもかんでもシステム管理されている宇宙船の弱点が物語の軸を握っているのも面白かった。物事には100%は無いが、「この船に不具合なんて起こるはずがありません」とキッパリ言ってしまう辺りは大勢の入植者を抱える船としての備えがゴミで笑ってしまった。
ジェニファー・ローレンスの演技力が光る一品
宇宙空間のただなかに浮かぶステーション。そこにはカプセルに入った人間たちが山のようにおり、新天地に到着するまで深い眠りについていた。しかし、主人公はとあるトラブルのせいで、予定よりも早く覚醒してしまう。再び眠ることもできず、ひとりで暇を潰す日々。しかし人間は社会的な生物。単体ではたとえ身体は持っても、精神が持たない。そこで魔が差してしまった主人公は、一人の女性に興味を抱き…。
というのがあらすじですね。最初から最後まで首尾一貫した良いストーリーだったと思います。作者が視聴者に何を伝えたいのか、よく分かる作品です。
また、ジェニファー・ローレンスの演技力も凄まじいですね。特にあの幸福だった日々が一気に瓦解するシーンなど、とても印象的です。
設定に不満があるからこそ想像を掻き立てられる
さすがSONY、映像とBGMがカッコいい。
退屈しない内容。
教訓やメッセージは、映画のラストで語っている。
3度の視聴中に、あれこれ考えてしまったこと。
①オーロラは作家。残されていた本のストーリーが今作という可能性。例えば故障が原因で目覚めた最初の人がオーロラで、1年後故意にジムを目覚めさせたかもしれない。宇宙版のタイタニックだとすれば捏造は有り得る。
あるいは、
②ジムが最初に目覚めたのは偶然の故障ではなく、宇宙船のメンテナンスのためにあらかじめ仕組まれていた説。システムがジムを目覚めさせたとも言える。ジムが他の人を目覚めさせても罪ではなく、協力者を選ぶ権限が与えられている。
いろいろ考えることが出来て面白い作品。
気持ちは分かるぞ!でもアカンぞ!
近未来、地球から新しく居住する惑星への移動を始めた巨大客船の中、到着に120年もの時間がかかる移動のため、冬眠状態に置かれた5,000人の旅客。
ある小さな事故をきっかけに、設備の故障で目が覚めてしまった主人公ジムは、惑星の到着まであと90年もの時間が必要であることを知り愕然とする。
ポッドの修理を試みたり、巨大な旅客船の中を自由に行き来して満喫しようとしたり、なんとか帰還の道を探ってみたり、時間だけは死ぬほどあるので藻掻いてはみるものの、圧倒的な孤独に押しつぶされそうになる。
そんな時、ジムはポッドの中で眠る美しい女性に目を奪われる。
絶対ハズレのない男でお馴染み(私の中では)クリス・プラットがいつもと少しだけ違うテイストの役柄を好演。お相手オーロラ役のジェニファー・ローレンスとのイケメン&美女が並ぶ画力の強さ。孤独がテーマなだけに出演者は極端に少ないものの、この二人だけでもう絵的には十分。
なのに…またでて来るのかねモーフィアス君。
究極の孤独状態で迫られる究極の選択。その立場に自分が立ったら、と考えると、とても主人公を責めることはできないけど、ジェニファー姐さんからはガッツリ叱られてください。
もちろん物語は静かに進んで行きつつも、大きなトラブルを通じて物語がまた展開しているのだけど、それでもやっぱり根底には釈然としないものは残らんのかなぁとかいろいろ考えてしまった。
ただ、後味は爽やか。エンタメとしてはちゃんと成立。さすがプラット映画。
宇宙は美しい
予備知識無くあらすじを観て、初めてウルトラBlu-ray購入して鑑賞した映画。結果、大成功でしたね。この美しいスペース空間と近未来構造物を綺麗に、そして儚いロマンスを十分堪能出来た。内容はほぼ2人演技、宇宙版キャストアウェイってところかな。クリスとジェニファーの迫真の演技に拍手を送りたい。この逃げ場の無い宇宙船の中で起こる、トラブルや人間の真理に迫った内容は、観る者全てに問い掛けるでしょう。あなたならこの状況に陥ったらどうしますか?と。あとこの映画の特に素晴らしかったところが音楽でしょう。この美しくも残酷な状況の中で起こるストーリーにピッタリな音楽で、ちょっと久しぶりに感動しました。
それにしても、ジェニファーちょっと太り過ぎかな笑。でも、これほど服装や髪型、化粧の仕方で見方が変わる女性はそれほど存在しないでしょうね。可愛いかと思えば美しく、キツい性格かと思えば人情的、まさに女優として生まれた完璧なレディだと思う。まぁ、タイプなんでそう思うだけかも知れませんがね笑
宇宙旅行を味わえる!?
一人だけ先に目覚めてしまい、ロボット人間とバーで会話、SFらしい音声ガイダンス、そして一人で宇宙船内を楽しんだり...出だしからしばらく孤独な場面が続きますが、なかなか面白みがある設定です。
沢山眠ってる中からジェニファー・ローレンスに目が行くのはわかりますね。それが自然かと思う。起こせるなら「好み」を選ぶもんでしょうからね。
デートしてるシーンは少しダルイ展開だったけど、映像美に助けられ、まるで宇宙旅行してるような楽しみがあった。こんな日がいつか来るんですかね。
そして、仲良くしてる時も揉めてる時も、ちらちら映るロボット店員の表情が気になって、自分の中では主役は3人でした。名演技だね!
ローレンス・フィッシュバーンが出てくる辺りから、観てる自分も旅行気分は消え「何とかしなきゃモード」になるんだけど、機械いじってばかりで普通レベルのアクション映画になったのが残念な点かな。
A.ガルシア...チョイ役過ぎる!
どうでもいいことだが、原題は「Passengers」なんだから「S ズ」付けてもいいのに。何か意味あるのかい!?
前半5、中盤5、後半3...気に入りましたが惜しい!
途中までハラハラし通し
全体的にテンポがよくて面白かった!
主人公のジムが冬眠から目覚め、色々試して、オーロラを目覚めさせるか葛藤するところは、ジムを応援したくなりました。
1年って短いようで長いよね
やっぱり人間は孤独には耐えられない
オーロラが目覚めて、あれよあれよと2人が恋に落ちた段階で、いつジムが起こしたことがバレるの??
いつなのさ!!!????
と、下手なサスペンスよりハラハラして
心臓持たず笑笑
すこーしだけ口コミで内容を確認してから
中盤以降を見ました笑笑
ローレンスフィッシュバーンの安心感半端ない
いるだけで守られてる感半端ない
映像も綺麗で、美男美女とローレンス様が見れて大満足。
バーテンダーのマイケルシーンは最高でした。
あのバーだったら通い詰めます笑笑
予期せぬ孤独な宇宙旅
突っ込みどころはあるけれど…
どうする〜‼️❓自分なら‼️❓
モラルと欲望を複雑に絡み合わせた人間の心理を描いた映画です。
まず、最初に一言。
ジェニファー・ローレンスが綺麗だなーという映画です。
ストーリーとしては、とても単純なものですが・・・
極限状態での人間の心理&正論&モラルを複雑に絡み合わせて描いているので、とても見応えがあります。
「自分だったらどんな選択をするのか?」
いろいろ考えさせられる映画です。
サスティナブルな社会の実現に向けて、次世代へと継承していくようなストーリー展開は、注目するべきポイントかも知れません。
けっきょくラブコメ
綺麗な映像に魅せられ、登場人物を自分に置き換えてみる
設定が想像しやすく、自分がもしその場にいた場合どうかと想像するのが容易い。もし主人公だったら、もしくはヒロインの立場だったら、どの様に考えるだろうか。同じ行動に出るだろうか。
鑑賞後も何度となく映像を頭の中で反復しているので、長い時間楽しめている作品かもしれない。
ただ、終盤のヒロインの行動原理には共感いたしかねる。
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