リトルプリンス 星の王子さまと私のレビュー・感想・評価
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やっぱ泣ける
数年前DVDでみましたが、今ふっと思い出して見たらやっぱり泣ける😭
どこまでが現実のストーリーか、夢なのか分からないけれど、信じていれば確かに存在するといった内容で、気づいたら感情移入して見てた。
大人になったら忘れてしまう、というのがすごく刺さる。忘れたいというよりは、忘れなければいけない、そうじゃなきゃ大人になれない、生きていけない。
私もいつか本当に大人になったら、全て忘れてしまうのだろうか。
ビジネスマンのようになったらそれは幸せだと言うのか。
またいろいろと考えさせてもらった。
この作品に関しては吹き替えも良し!
ただほんとに好きな作品ではないから星4.5かな。
サン=テグジュペリを礼賛した作品。
内容は、星の王子さまを前半で後半で映画制作者が想像する現代版星の王子さまを映像化した作品。好きな言葉はやはり『本当に大切なモノは目に見えない』っと物語の中で理解するところです。星の王子さまといえばコレって言葉が自分の私生活にまで浸透しています。好きな場面もやはりお別れの場面で地球から🌏自分の星へ🤩蛇に🐍送ってもらう所です。サン=テグジュペリの描く内容は抽象的で文学的な素描が持ち味なので、今の現代人には分かりづらいかもしれません。特に『人間の土地や夜間飛行』は、とても面白いですが読み辛いです。時代性も多分に関係しているかと思われます。今回観た蛇の🐍場面は何だか嬉しい様な幸せな気持ちになった自分に、歳月を経た驚きを感じます。今と昔でも全く違い面白い感覚でした。今回の映画では『忘却』がテーマだった様に感じます。時には大切な事なのですが、本当に大切な事は忘れると中々思い出せないよ的なメッセージが読み取れました。ストップモーションアニメの出来も抜群で本の世界をあれだけ映像化出来る可能性を感じましたし、よく出来ている為に残念な様に思います。全体的に分かりやすくて若干原作よりの抽象的な表現はありましたが、子供も大人も楽しく感じられるのではないかと思いました。しかし、お爺さんの『懐かれると涙が出て来る』最後のシーンは反則ですね。そして最後でスタッフロールが逆に下から上に流れるシーンは、空を眺める様で映画は🎬終わりなのに、これから始まる様な現実への感覚と空を見上げてくださいね♪とのメッセージの様で凝ってるなと感じた最後でした。という事で思いを馳せて星を見ようとしたのですが、今日は雨なので☂️残念ながら星は🌟見えませんでした。(^_^;)
原作も大人向きだけど、アニメーションも子供向けというより大人向け。...
大切なことはなにか、大人になるって…
オリジナルシナリオのリトルプリンスの大人版があったりと、とても面白い映画でした。
映画の後半では薔薇に再会できず、とても残念でした。愛は時間が経つと枯れてしまうのかと感じました…。
現代社会は忙しく、あっという間に時間が経ってしまいます。何が大切かを見失いやすいですが、自分にとって大切なものは何かを考えることが重要だと、改めて星の王子様という作品の強いメッセージを感じました。
おじいさんと女の子と星の王子さま。
忘れかけていた大切な何かに気づかされる!
現代社会への痛烈な批判を含んだ内容になっていて、現代社会の中で忘れかけていた大切なことに気づかされる!
そう、それは子ども心であり、想像力であり、目に見えないものである!原作自体が現代風刺の内容を多分に含んでいる…からこそ、映画ね画面は画一的な街、スケジュールだらけを、強いるお母さん、などなど思わず画面の前でニヤリとしてしまう。
同時に原作自体の内容の深さを改めてかんじさせる映画だと思う。映画製作者陣がフランスであり、もちろん原作へのリスペクトもつたわり、その原作からさらに…ファンタジックな続編を映画に組み込んだ感じ!
やはり星の王子さまの原作の難解さと内容の深さはすごいんだなと感じる。1943年の初版だから、現代社会といっても今とはまだ違うはず!でもジュペリがみた当時の現代社会は今とほとんど変わっていないということか…いや本質的にあの頃からすでに、私たちは子ども心を忘れた大人になっていたのか…
この映画を見ることで、もう一度、原作をちゃんと読みたいと感じた!もちろん、映画は映画で回想シーンのアニメーションが本当に心温まり、ステキだったな!!
ただ画面が全体に暗いかな、まー星のというか夜っていうイメージがあるからだとは思うけど、もう少し暗さ感は減ってもいいと思った。
独創的な映像とストーリー
10代の頃 初めて星の王子さまを読んだとき、何を言っているのか全く...
観終わって。
星の王子ニューヨークみたいなところへ行く。 構成に難ありだが、心温まる名作。
とある街に引っ越してきた女の子が、老飛行士との交流を通して本当に大切なものを見つけてゆくファンタジーアドベンチャー・アニメーション。
主人公の少女の声を演じるのは『トワイライト・サーガ』シリーズや『インターステラー』のマッケンジー・フォイ。
少女の母親の声を演じるのは『きみに読む物語』『アバウト・タイム 愛おしい時間について』のレイチェル・マクアダムス。
星の王子さまが世話をする美しいバラの声を演じるのは『インセプション』『ミッドナイト・イン・パリ』の、オスカー女優マリオン・コティヤール。
星の王子さまの友人であるキツネの声を演じるのは『スパイダーマン』シリーズや『猿の惑星:創世記』のジェームズ・フランコ。
星の王子さまが出会うヘビの声を演じるのは『ユージュアル・サスペクツ』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の、オスカー俳優ベニチオ・デル・トロ。
ビジネスマンの下で用務員として働く男、ミスター・プリンスの声を演じるのは『ナイト ミュージアム』『ウォールフラワー』のポール・ラッド。
キツネの日本語吹き替えを務めるのは『嫌われ松子の一生』や『るろうに剣心』シリーズの伊勢谷友介。
ヘビの日本語吹き替えを務めるのは『冷静と情熱のあいだ』『謝罪の王様』の竹野内豊。
音楽は『ダークナイト』トリロジーや『インターステラー』の、巨匠ハンス・ジマー。
作家にして飛行士、アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリが1943年に刊行した永遠の名作「星の王子さま」を映像化。
特徴は原作のストーリーだけでなく、老人となった飛行士と少女が繰り広げるその後の物語も描かれているところ。大部分が映画オリジナルのストーリーなので、「星の王子さま」は「原作」というよりも「原案」と言った感じに近いと思う。
前半は少女と老飛行士の交流、後半は少女と大人になった星の王子さまとの冒険が描かれており、合間合間で原作の物語が断片的に挿入される。
面白いのは「星の王子さま」の物語が語られる際にはストップモーションアニメ、少女を中心とした物語が語られる際には3DCGアニメーションが用いられているという点。1粒で2度美味しい、他にはない味わいのアニメ映画となっている。
CGアニメーションも非常に高い水準ではあるのだが、それの印象が薄くなるほど、本作のストップモーションアニメのクオリティは素晴らしい!
温かみと芸術性を併せ持ったファンタジックな世界が見事に生み出されており、観ているだけでギュッと胸が締め付けられる。この映像美で「星の王子さま」が語られるんだから、こんなもん泣かない訳がないだろっ😭
ただ、ストップモーションアニメが素晴らしいだけに、後半になるとそれが無くなってしまうのが残念。王子がかつての心を取り戻すと、表現もまたストップモーションアニメに戻るとか、そういう一押しが欲しかった。
日本のアニメだとアニオリ展開は蛇足になりがちだが、この映画のオリジナルストーリーは悪くない。老人になった飛行士と決められたルートを歩くことを強いられている少女の交流には目頭が熱くなる。
しかし、前半の少女/老飛行士パートと後半の少女/プリンスパートがうまく噛み合っているとは言い難い。繋げ方が雑なので、別々の物語を二つ並べただけのように見えてしまう。
それぞれのパートは楽しかったので、もっと上手く2つの物語が繋がっていればより作品の評価は上がっていただろう。
全てが管理され心の自由を失っている現代社会を皮肉的に描く事で、「大切なものは目に見えない」と言う「星の王子さま」の哲学を肯定するという構成は真っ当だとは思う。ただ現代社会があまりにもカリカチュアライズされすぎており、描き方がフェアではないともちょっとだけ感じてしまう。
あと、これ老飛行士は完全にヤバい人ですよね。もう少し常識を持った人として描いた方が良かったのでは。
現代社会も童心を持った大人も両極端に描かれすぎており、その辺りのバランス感覚の緩さがノイズになってしまった。
いくつかの欠点はありますが、基本的には美しくて優雅なアニメーションであります。さすがフランス製。
明るく楽しいので子供にもおすすめ出来るが、「星の王子さま」に慣れ親しんだ大人にこそ鑑賞してもらいたい1作であります。
※日本語吹き替えは芸能人を多く起用しているが、なかなか悪くない。特に老飛行士を演じた津川雅彦さんの演技は最高です👍
原作未読は・・・
仕事だけの大人にならないために
すごく心に刺さる
星の王子の原作が好き
ストップモーションのクオリティは勿論
3Dの光の表現、素敵な音楽などで演出した主人公がお爺さんと過ごす優しく美しいシーンはとても気に入りました
3Dでの原作のシーンも文字で読んだイメージそのままと思えるぐらい素晴らしく心が温まり気に入ってます
しかし、後半はそれはやって欲しくなかった観たくなかったと思うオリジナル要素が強く
とても残念でした、この作品がそういう前提でつくられた物だとちゃんと理解してますが、原作ファンにはあまりにもショックな描写があり他人の作品の後日談としてこういった作品を作るならここまでのオリジナル要素を入れないで欲しかったです・・・
総合的に判断すると、 普通の作品でした
総合的に判断すると、 普通の作品でした。 子ども向けの はなしであるにもかかわらず、 映像や音楽が高品質なので、 おとなでも楽しめます。 [星の王子さま] という原作じたいが面白いことも有り、 作品の基本部分は充分に楽しめるないようです。 しかし、 その延長上にある はなし (後日談) が中途半端で、 原作ほど独創的なファンタジーには なっていませんでした。 特に現実世界と物語の中との切り替えが不自然で、 どうしても納得できない箇所がありました。 映像と音楽が美しいだけに、 もったいないと かんじました。
数年後にまた見たいと思う。
原作が社会風刺を含んでいるので、自ずと映画の内容もそうなってきます。シンプルなストーリーなのに難解に感じてしまうのは大人になってしまったせいでしょうか、登場人物の陰に身直な友人や同僚等の顔が見えてしまい、いろいろと考えてしまう。(これは映画というより、原作に対しての印象かも)
前半は少女が本の内容を現実で追体験し、心を解きほぐしていくのですが、子供の心を忘れずに、そんな単純なメッセージのストーリーかと思いきや、子供心に従った飛行士の軽はずみな行動は騒動になり、少女は苦い経験をしてしまうハメに。世の中そんなにうまくいかないよね。
後半、少女の心の目で見た本当の世界。心象風景と一口に言ってしまうのは浅い見方かもしれませんが、そこに登場する王子は子供の頃を忘れてしまった私たち大人のメタファーかも。少女の導く姿が自分の過去へ目を向けさせてくれます。今の私はどうだろう、そんな自分の人生を振り返ったりしているとさらに頭が痛くなっていく。
ニート宣言をした王子様は本当に正しいのか、子供心に従った行動が周囲に迷惑をかけてしまう事への責任の取り方、ラスボスになったビジネスマンは本当に悪い大人なのか、そのビジネスマンが作ったシステムの恩恵を受けて暮らしている事も事実。それらに対しての答えは明確に提示されず、視聴者に託されているようにも感じた。
子供が見て楽しめる作品とはいえ、大人へ向けたテーマも織り込まれている。(そもそも原作がそういう作品ですからね)
数年後見たらまた印象は変わってくるでしょう、その頃は今よりマシな大人になっていたい、そう思わせてくれる作品です。
とても素晴らしい映画ですが、やはり原作を読んでからの方がいいでしょう、そのため星は4つにさせて頂きました。
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