カリフォルニア・ダウンのレビュー・感想・評価
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地が揺れる!胸が揺れる!
米カリフォルニアを未曾有の巨大地震が襲う…!
70年代、90年代の一時期のブームを彷彿させるディザスター・パニック・ムービー。
ハリウッド地震映画の代表作に1974年のタイトルもスバリの「大地震」があったが、映像技術は格段に進歩。
M7.5の大地震によって、地が揺れ、歪み、高層ビルが次々と薙ぎ倒され…。
これで終わりではなかった。
未だ経験した事の無いM9.5のモンスター級地震、そして二次災害の大津波…。
最新VFXを駆使した大災害シーンは圧巻で、スペクタクルの醍醐味。
娯楽映画としてはそれなりに楽しめ、つまらなくはないけど、見所はそこくらいかな…。
中身はスカスカ。70年代のパニック映画はドラマ的にも群像劇としての面白味があった。
主人公のレスキュー隊員にドウェイン・ジョンソン。彼がレスキュー隊員なんて頼りになる~! …あれ、助けるのは自分の家族だけ…?
娘を助けようとするレスキュー隊員の父を軸に、再生される家族の絆、娘が生死を共にした男との仄かなロマンス…。
要は典型的なハリウッド・ムービー。ツッコミ所、ご都合主義は多々。
それから、日本人…あの震災を身を持って経験した自分を含め被災者にはちょっと複雑。
地震や津波が描かれているからじゃなく、あくまでこれはエンターテイメント映画であり、パニック・シーンもそのスリルはあるが、地震や津波本来の恐ろしさはあまり伝わって来ない。
メッセージ性もほぼ皆無。
もう一度言うが、本作はエンターテイメント。
だから、地震や津波の描写があるからと言って、フィクションにいちいち目くじら立てる方(自分)も困ったもの。
地が揺れる!カリフォルニアが揺れる!
しかし!それ以上に揺れるのが、美女たちのやたらと豊満な胸。
特に、娘役のアレクサンドラ・ダダリオが素晴らしい揺れっぷりを見せる。
絶対このキャスティングは狙ったでしょ!
元妻の現恋人の扱い方が酷すぎて同情。
嗚呼、元“超能力ユニット”のリーダー…。
ゆれるゆれる
カリフォルニアで大地震が起こったら、
一、机の下に隠れて頭を守りましょう。
一、重い瓦礫もジャッキで持ち上げられます。
一、有線プッシュホンは比較的遅くまで使えます。
一、バスの非常ボックスには非常食を始め沢山のアイテムが詰まっています。
一、地震中は強固な壁を背にして伏せましょう。
この映画は私達に本当に沢山の事を教えてくれます。
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内容は、地震を通して再興する家族の絆を描いた心暖まるパニックムービー。
家族のために頑張るお父さんはカッコいい。
前兆が起こり始めるあたりからはドキドキハラハラが突っ走る。陸路空路海路の全てを駆使し、迫り来る数々のトラブルを華麗にこなし、全速力で娘の元に向かう。
後半のボートシーンで雑な合成が見えたのが残念至極。
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一番の見所は、ナイスバディなブレイクお姉さん。
序盤から真っ黒ビキニで登場し、ゆっさゆっさと揺れまくる。
地震にかこつけてキャスティングしてんじゃねぇかこれ。
迫力あり
史上最大規模の大地震は、迫力満点!
映画館で観てこその映画です。
こんな大災害が起きれば自分さえ助かればいいという気持ちになるのか、主人公の妻の新恋人役が地震発生時に自分だけ助かるようその場を逃げる場面は憎たらしさがこみ上げましたが、主人公たちは主人公たちで自分の家族さえ助かればいいのか!というB級映画ならではのツッコミどころ満載なところも個人的には好きです。
あと娘役がまたいい体をしてまして、かなり目を奪われてしまいます。
アメリカ映画ならではのいい家族感がまたよかったです。
悪夢のカリフォルニア。
チラシ時点でもう観ることは決めていた。
何たって神様仏様ロック様!の自分にとって災害時に救って
くれるのはもう彼、ドウェイン様しかいないでしょーが!?
かなりパーソナルなファミリー目線でのお話になっているが、
ディザスター映画としてのリアルな恐ろしさは娯楽映画の比
ではなく、日本人には震災の生々しい記憶から戦慄の映像が
次々と降りかかってくるので観ていて辛いのは否めない。が、
もう本当にこんな災害が目の前まで迫っているのは明らかで、
それを実証するかの様な検証映像には背筋が凍る思いがした。
もう絵空事でも他人事でもない。
同地に実在するサン・アンドレアス断層が通る場所を舞台に
選んだことも、より一層緊迫感を盛り上げる。
もし人間がこんなパニックに陥ったなら、人命救助はもちろん
だけど、まず自分が助かることを一番に考えてしまうだろう。
妻の新しい夫として紹介されるヨアン(えー!こんな役だとは)
が娘を置き去りにしてとっとと逃げていく様や、皆が避難する
方角と真逆へ向かう決断をする時の娘たちの動揺など、一瞬の
判断がどう作用するか読めない状況が、さらに恐ろしさを増す。
とにかくその災害映像が群を抜く恐ろしさなので、手のひらに
大汗をかきっぱなし!もちろん強大な父親(96時間に匹敵!)が
娘を助けてくれるだろうことは期待できるが、そんなロック様
ひとりで多くの人命を救えるレベルではない。この家族以外の
逃げまどう一員になるであろう自分を予測し、とにかく高い所、
平らな所、見渡せる所、なんて災害時訓練をリアルに連想した。
奥さん役C・グギーノも強演、ロック様とタッグを組み娘を救出。
(ラストに流れる「夢のカリフォルニア」に泣けてしまうほど怖い)
その場にいるような圧倒的な迫力
迫力ある!
地震より迫力がある××
意外に役立つ、ど迫力パニック映画!
原題はサンアンドレアス断層。カリフォルニア州南部から西部にかけて、約1,300kmにわたって続く有名な断層。ここがドカンと動いて、M9で西海岸が崩壊するというお話。実は昨年末に本国のリリースを観て、気になっていた映画だよ。
今までも大地震やボルケーノ等の映画で、幾度となく取り上げられてきたこの断層の大パニックが、最新のVFXで描かれるとなれば、やっぱり劇場で観たくなる。
映画は予想通り、気持ちが良いくらいのご都合主義ですわ。ザ・ロックことドウェイン・ジョンソンが扮する救助隊のリーダーなんて、被災地をガン無視して家族しか救う気ないし。つーかいつ見ても、ぶっとい腕だなぁ。気になってしょうがない。地震予想学者も、まじかよーってカンジだしね。
けどね、いいのいいの、そこには全く期待してないから(笑)
むしろ逆に前半で分かりやすい提示をしてくれて、親切だと思ったよ。ツジツマなんて気にしないでくださいね!その分震え上がらせますからって、とっとと監督のメッセージ受け取りました。
切り替えて、この人類観測至上最大の地震を体験しようってキブンで観ると、久々に出会えた超スケールのパニック映画。LAとサンフランシスコをことごとく破壊し、そこからサバイバルする様は、ドキドキハラハラの連続。
余談だけど、最近のハリウッドって、よくシスコの街壊すよね。ゴジラもターミネーターも猿の惑星にも、めちゃくちゃにされて。住んでる人は、どんな気持ちなんだろうか(笑)
予算も惜しみなくつぎ込み、CGくさいとこもそんなになくて、圧倒的クオリティの高さで恐怖な世界を見せつけてくれる。ビルというビルは崩れまくり、津波は容赦なく都市を飲み込む。凄まじい音と共に、突然どかーんどかーんって地震が来るので、ホラー映画的な体験もホントに怖い。震災にトラウマの方は、観ない方がよいかもしれない。そのくらいの迫力です。
そしてエンディングは、お約束な星条旗とUSAサイコーの幕引き。家族の絆も揺るがない。いつもの爽快なハリウッドシネマの読後感。
そんな薄めなストーリーと、ど迫力映像な映画だけど、実はなるほどなぁと感心することがたくさん詰まってる。それは地震時のサバイバル術。安全な避難場所の見極めや、携帯がダメな時の通信手段や、待ち合わせるのに適した場所や、自分の位置を知らせる手段などなど。
地震列島で断層が多い日本で暮らすには、いつかは役に立つかもしれない。教科書で見たことなんかより、映画の記憶の方がずっと残ってるもんだ。そういう意味でも、見ておいてちっとも損はない、大パニック映画だと思うよ。
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