コードネーム U.N.C.L.E.のレビュー・感想・評価
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しゃれしゃーれ
これは多分相性の問題だと思いますが、シャレ感満載の編集が気になって物語に集中出来ませんでした。
snatchみたいな映画が好きな人にはたまらない映画でしょう。
美術は大変素晴らしかったです。
ネタバレ疑問です。
最後の核弾頭の方はあれは起爆しないで海に沈んだということなんでしょうか?
ではなんで連携して爆発するなんて言うくだりがあったのでしょう。場所のロックオンは無線でできるわけだし、普通連携して爆発する爆弾がぶつかったら爆発すると思いますよね?
最後の二人のやりとりで
飲み物を好きなものをどうぞっていうのはミスリードで良いのですよね。
この作品といい、今年はスパイ映画の当たり年だと思います。
映画「シャーロック・ホームズ」シリーズのガイ・リッチー監督による本作は、1960年代に人気を博したテレビシリーズ「0011ナポレオン・ソロ」の設定をベースに拝借。新たな視点でリッチー監督自らが脚本を書き下ろし、製作を担当した作品です。但し、全く新しい作品になっているので、旧シリーズの知識がなくても楽しめました。
なんといってもヘンリー・カビルとアーミー・ハマーというイケメンのふたりによるバディムービーの設定が面白いのです。なんとふたりの関係は、米露の凄腕スパイ同士。仇敵の関係だったふたりがミッションを与えられて組んでしまったから、もう大変。相棒として味方なのか、でもやっぱり敵国同士なのか、ふたりの微妙な関係は、最後まで息をつかせない、スリリングなテンションを生んでくれました。それでいて肩ひじ張らない楽しいスパイ映画に仕上がっているところがいいですね。
また、ド派手な大作感を打ち出さず、懐かしい1960年代テイストを狙った作りもよかったです。遊び心が旺盛で、ふたりのボケと突っ込み的な関係は、随所で笑いも誘ってくれました。
それでいて、結構ドキドキさせるアクションシーンもふんだんに用意されています。なかでも冒頭10分で早くもクラスマックスかと思わせる展開でいきなり引き込まれました。 それは、核兵器開発者の娘で自動車整備士ギャビー・テラーを巡り、米ソのスパイが争奪戦を繰り広げられる展開でした。対決場所は壁に囲まれた東ベルリン。米側のスパイであるナポレオン・ソロ(ヘンリー・カビル)が、執拗に追いかけるソ連側のスパイ、イリヤ・クリヤキン(アーミー・ハマー)の追及を振り切って、いったいどうやってギャビーを連れて西側へ脱出するか、奇想天外なこの脱出劇だけでも、スクリーンに釘付けとなることでしょう。
舞台は、東西冷戦さなかの1960年代。米国とロシア(ソ連)の緊張関係が続く中、両国は、核兵器で世界破滅を企む凶悪テロ計画の情報をキャッチします。
ソロは、カギを握るとされるギャビーを確保するためベルリンへ向かうことに。一方、ロシアのKGBもまた、クリヤキンをギャビーのもとに送り込んでいたのです
ギャビーを確保したソロに当局から驚くべき指令を受けます。核兵器を使ったテロ組織に立ち向かうため、ライバルであるクリヤキンと手を組めと。プレイボーイでお調子者のソロと、真面目だが怒りっぽいクリヤキン。対照的な2人のキャラクターが面白いのです。女の扱いも濃くて情熱的で瞬間的なソロと、女の裏切りに傷ついてしまう純情なクリヤキン。真逆の個性がコンビを組まされたものだから、もう大変!。冒頭から激しく争い、協力する気のない2人でした。それが核テロ攻撃の危機に直面するという共通任務よりも、互いに深手を負った重い傷のある過去に触れあうことで、次第にお互いを認め合っていくところは、なかなかの人間ドラマがありました。バディ・ムービーの典型だけど、今までになかったミスマッチなコンビぶりが、やはり楽しい!ですね。
やがて核テロリストに誘拐された研究者を探すため、ギャビーをおとりに使って、首謀者と思われる人物のパーティに潜入を目論むふたりでした。そこでギャビーの婚約者を演じたクリヤキンは、彼女に次第に本気で恋してしまいます。しかし、ギャビーには秘密があり、そのためにふたりは潜入先で絶対絶命のピンチに陥ります。自分たちがピンチなのに、裏切られてひとり落ち込むクリヤキンの傷心ぶりが可笑しかったです。
ロマンチックでクールな三角関係が、キレのいいアクションの連続で、実にテンポよく描かれていきました。友情か裏切りか。ギャビーをめぐる3人の関係は、ユーモアを交えつつ最後までスリリングなんですね。
本作の魅力は他にもあります。シリアスなスパイ映画とは一味違って、60年代の色鮮やかな時代のムードを伝えるファッションや音楽に加え、ローマなどロケ地の風景もドラマチック。危険なはずなのに軽快なタッチでアクションが描かれるなど、当時の魅力が全編にちりばめられていました。物語も雰囲気も娯楽系スパイ映画の王道なんですが、古さはレトロな魅力となり、むしろ新鮮に見せてくれるリッチー監督の手腕は見事です。
それにしても、「キングスマン」といい、この作品といい、今年はスパイ映画の当たり年だと思います。トリにもまだありますしね(^^ゞ
最後に、カビルといえば、あの「マン・オブ・スティール」(13年)の“スーパーマン”を演じた人。人類のために戦う、筋骨たくましい男を演じた彼がスパイとは、映画を見る前は違和感ありありでした。しかし、これが妙にはまっているのです。あの憂いを秘めた瞳はそのままに、筋肉のせいで上着がちょっと窮屈そうではあります。でも、それでも均整のとれた体形でスーツをびしっと着こなして、なかなかの見栄えでした。
対するイリヤ役のハマーは「ソーシャル・ネットワーク」(10年)で“双子”を演じていたことを覚えている方も多いことでしょう。その彼が、今回は力はめっぽう強いが、性格にやや問題ありの、なまりのキツイ英語をしゃべるロシア人にふんし、アクションもこなし、と見事にスパイになり切っているところにぜひご注目!。
個人的には、ギャビー役のアリシア・ヴィキャンデルがとても可愛く好感が持てました。登場時は、小汚い自動車整備士で男勝りな素っ気ない人物だったのです。それが、途中からお嬢さんっぽい衣装になった途端に、今までの整備士っぽさが消え、一気にキレイな美人に!余りのギャツプに、いや~これには参りましたねぇ。
重要な役どころでちらりと姿を見せるコンビにとって謎の司令塔役のヒュー・グラントは出番は少ないものの存在感は抜群です。これがあのラブコメの帝王なのかと目を疑うほどのキャラチェンジでした。ぜひ今月末公開の『リライフ』での主人公のダメダメぶりとも見比べてください。
彼の活躍は、きっと本作がシリーズされたとき、明かされていくことでしょう。続編が楽しみですね。
タイトルなし(ネタバレ)
ドラマシリーズもあったようですが、前知識が全くなくても楽しめました。最後にシリーズ物にしていくのかなあという印象を受けました。是非見たいと思います。どの世代の方が何回見ても楽しめると個人的には思います。Henry Cavillが凄くかっこよかったです
昔ながらのスパイ映画
元泥棒でCIA諜報員のナポレオン・ソロと父がシベリア送りになったKGB諜報員のイリア・クリヤキンが手を組んで、物理学者の娘のギャビーと共にテロリストの原爆開発を阻止しようとするストーリーです。相棒の対立や女の裏切りなど昔からのスパイ映画のお約束のストーリですが、各自の個性がはっきりしていてスピード感もあり、面白かったです。
United Network Command for Law and Enforcement ガイ・リッチー監督のオシャレスパイ映画
シャーロック・ホームズをスタイリッシュに現代に蘇らせたガイ・リッチー監督が今度は往年のTVドラマ「0011ナポレオン・ソロ」を復活させています。といってもその世代ではないので昔の話は全くわかりませんが。映画は国を越えたスパイ組織U.N.C.L.E.結成までのお話です。昔の作品に思い入れがない分、新鮮な気持ちで観れて普通に面白かったです。
すっかりスーパーマンイメージが付いてしまってるヘンリー・カヴィルが女好きでちょっと抜けてるけど凄腕のCIAスパイを演じています。このまま次のジェームズ・ボンドになれそうな感じです。KGBスパイのイリヤ役のアーミー・ハマーも不安定な性格の役を上手く演じてました。そしてギャビー役のアリシア・ヴィキャンデルが超絶可愛い!!イリヤの後ろで踊ってるシーンとかメチャメチャ可愛い!!ドライビングテクニックもあり、頭も切れるなんていい女過ぎるでしょ!!あ、もちろんヒュー・グラントもいい味出してましたよー。
全体的に60年代を上手く再現しつつ、オシャレにまとめています。がっつりアクション映画を期待していくと肩透かしを食らうかもしれませんが、ガイ・リッチーらしいスタイリッシュな作品です。続編へ続きそうな終わり方の割に北米でコケたらしいので作成されるか微妙なようですが、続きがあったらきっと観に行きます。なんとか頑張って作って頂きたいものです。
感情移入出来ない
俳優はいい。ストーリーもいい。なのに全然感情移入出来ないうえに、ハラハラも興奮もなかった!なぜ?多分、個々の人物がどういう人か、文章で説明されるものの、その人となりを描くエピソードに欠け、なるほどと思わせる何かが足りないからか。とにかく、つまらない映画だった。物真似とこんな映画つくりたいっという思いが先立つ、中途半端さが画面から伝わってくる、ある意味アツい映画。
ちょっとルパンっぽい!
とても面白かった!軽快だけれど軽すぎず、レイトショーで観るのにぴったりの軽さ。
ルパンのテンションに近い!登場人物たちの人情、テンポ、画面割り、テロップとか。
それぞれのキャラに現れる絶妙なお国柄が楽しい。社交的だけど緻密さがあと一歩、おいしいところは頂くアメリカ人と、朴訥と訓練で能力を高めた感じで内気が難点のロシア人。本人達はなんか性格合わないと感じつつ、客観的に見ると補い助け合えてて、良いコンビ♡
ドイツの暴走を止めるため連合国が一団となった大戦の歴史背景が、スパイ界にも反映されていて、3国のスパイが協力してドイツの脅威に立ち向かう。ヒューグラントも、いつもの愛され人任せキャラに加えて、軍事力不足でちょいずるい当時のイギリス臭がぷんぷん。不二子的役割の女の子は賢く強く、可愛いかった。
ドイツ人夫婦の夫が、どうもイスラムとかインド系に見えてしまい、個人的に少し引っかかる笑
最近のスパイは道具がIT頼りだけれど、アナログに手先を駆使していて楽しかった。
途中で仲間割れすることなく、むしろ命令と芽生えた信頼の間で揺れる友情が育っていく流れで、気持ちよく見れて良かった!
あの2人がいなければ、新たな核戦争が起こっていたかも?!
ヒロシの曲はウケた。
字幕版で鑑賞。
主役があのマン・オブ・スティールのスーパーマン役だったので、観に行きました。(^^)
観終わった感想としては、正直ビミョーでしたw
敵国同士のスパイが手を組み、世界を救うみたいで、派手なアクションシーンもあるのか、少し期待していたのですが、そんなにありませんでした。(笑)
それに退屈なシーンが多々あり、残念でした。
笑いの要素は所々あり、他の客はゲラゲラ笑ってましたが、個人的にはそんなにウケませんでした(^^;
でも、ヒロシの曲はウケましたね~
ロシアのスパイのイリヤがボートで必死に敵から逃げてるのに、アメリカのスパイのソロは、いつの間にかボートから逃げて、何を思ったのか、港に停まってたトラックの運転席に乗り込み、ラジオでヒロシの曲をかけて、ワイン?を飲み、隣の座席に置いてあったサンドイッチを食べる所がシュールで面白かったw
敵国同士のスパイが手を組んで世界を救うという話は面白いのですが、退屈シーンが多い、笑いの要素はなかなか良かったのですけど、もう少しアクションシーンが欲しかったですね。
それに物語が少し難しかったし、非常に残念です。(T_T)
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