グリーン・インフェルノのレビュー・感想・評価
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「食人族」のリブート版
結構、評価が高そうだったので鑑賞しましたが そんなに大して面白くなかった。
「食人族」は、子供の頃にTVCMだったのかな?で観て恐怖しかなかった(笑)。あの串刺しとかね(笑)。
その「食人族」のリブートと言うことで観てみたけど、んーやっぱりこの監督とは合わない気がする~。「ホステル」は、それなりに面白かったけどね。
シャーマンとかも 全てが芝居じみてて (まっ、そうなんだけど…)嘘臭過ぎてリアルさを1ミリも感じなかったし、あの原住民にしても、底知れぬ恐怖は全く感じないし、閉じ込められる檻に近付く子供も やっぱりな展開だし。
絶対に誰かしら(というか監督の奥さんが(笑))助かるのが目に見えてる展開で絶望感もなく、都合良過ぎてあんまり面白くない。
って言うか、ダリル・サバラが居た(笑)!
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自宅にて鑑賞。ペルーの奥地ヤハ族の村に行く動機や大義を丁寧に描き、全篇の半分近く(約45分間)過ぎる迄、舞台となる村に到着しなかった。ゴア描写はそれ程でもなく、今風のゾンビ映画の様なシーンや描写が有った。監督の奥さんでもある“ジャスティン”のL.イッツォ、瞳が大きく意思の強そうな印象──彼女が何を庇い守ろうとしたのか、そして善と悪が表裏一体で協力し合ってると説明するA.レビの“アレハンドロ”等、良心や正義感が問われる様な内容。エンドクレジットの途中に短いシーケンスが挿入されている。60/100点。
・ロケは実際にペルーの山間部で行われたが、現地の村人がエキストラとして参加している。その際、『食人族('81)』を作品の趣旨として村人に鑑賞させた。村人はこれをコメディとして捉えたらしく大ウケだったと云う。亦、撮影終了後、村人達は二歳の子供を感謝の印として差し出したが、スタッフはこの申し出を断った。
・監督のE.ロス曰く、本作のオーデションは黄熱ワクチンを接種し、毒蛙や蛇、タランチュラに囲まれた浴室の無いアマゾンの奥地でのロケに同意したスタッフキャストを選別したと云う。撮影終了後、スタッフとキャストは寄生虫の検査を受けた。
・現地ペルーのカメラマンが参加した初日は、華氏110度(摂氏43.3度)を記録した。亦、スタッフ・キャストは始終、虫刺されに悩まされ、この内“エイミー”役のK.ブリス・ブラントンは余儀無く数日入院させられた。
・D.サバラ演じる“スーラ”は、当初“ニック”とネーミングされていた。監督のE.ロスは、D.サバラの手タレ(手の吹き替え)としてクレジットされている。
・エンド・クレジットでは主要キャストとスタッフの名前の後にTwitterのアカウント名が表示されている。亦、ペルーの"Callanayacu"族へ、歓迎され映画への参加・協力に感謝が述べられた後、再会した際の食事を愉しみにしていますとクレジットされている。
・エンド・クレジットには、イタリアのカニバリズム系作品の簡単な歴史と製作者等が表記されており、一番最後に『食人族』のR.デオダートに捧げる("Per Ruggero")と献辞がなされている。
・鑑賞日:2016年5月24日(火)
この残虐さは衝撃的かも
【このジャンル嫌いな人向けに敢えてネタバレにしてます】
幼い頃「食人族」と「人食い族」、「ギニーピッグ」等、人間としてトラウマになる様なレンタルビデオがあった記憶がある。学校で噂になった程だ。
人間を生きたまま切り刻む、惨すぎる残虐性作品。
最近では規制が厳しいのか、売れなくなったのか、めっきり観なくなった所でのコレ鑑賞。
物語としては環境保護活動の数人が、アマゾンに乗り込み自然破壊を辞めさせようと善意活動をしようとした所、逆に先住民である食人族に捕まり食べられちゃう御話。(活動家の皆さん、何故か役割がランボー4に似ているぞ。)
グロテスク度は凄く、昔作品そのままって感じで人間が悲鳴を上げ調理される。それに対してニコニコして喜んでいる赤く塗られた食人族の子供達が印象的。
内容は食人族からの脱出がメインだけに分かりやすいが、ただラストのあの含みは今どきの映画らしく私には要らなかったなぁと。生き残りが悪人に見える。
まぁ、飯を食べながら観る映画でない事は確かだ。
女性には絶対オススメしません。
グロいのにスカッとする
展開がコロコロ変わって、1つの映画で多角的に世の中を見た気がする。...
なかなかグロい
です…
主人公の女の子も、ツアーに参加はしたけど、途中で違和感を感じながらもすすんでいきます。
俺ならホテル迄で辞める
しかも、ジャングルとか無理!(笑)
偽善団体がジャングルへと向かい目的を一応終えて戻る途中に飛行機が墜落…
墜落途中に半数がお亡くなりに…
墜落途中から、次第にグロい描写が増えていきます…
墜落現場にヤハ族が現れ、囚われる。
次々とメンバーが様々な方法で殺されてゆく…
当然、描写はグロいですが、どこか、平和な空気感も所々に漂わせています。
彼ら(人食い部族)にとっては至って普通の行為な感じ?
リーダー役のヤツが、他のメンバーを犠牲にして自分の事だけ考えたり…
あの、リーダー役は、若干、ジャングルに行く前とジャングルに向かい始めたあたりからキャラが変化してきた様な…?
グロいですが、ホラーとはまた違うドキドキ感がありました。
めっちゃいい風刺
クソB級感があるが、いわゆる環境保全運動に走る
偽善者をぶち殺しまくるスカッとする映画。
悪ノリも色々あって、黒人や現地人は即殺される。レズも殺される。
処女は特別扱い、みたいな。
途中のヴィーガンだという女が、食人族の子供の一部を食べさせられたと汁や否や首をかっ切るシーンも、中々趣味が悪い笑
おまけにそいつの中にウィードを突っ込んで、それを食べた食人族がラリってしまう展開など、ザB級という感じがした。
個人的に黒幕である環境保全運動団体のリーダーが最後まで、他の人を犠牲にしながら生きているという不条理さがこの映画の裏テーマなのでは無いか、と感じた。
それがそのまま続編に繋がるかのようなニュアンスであったが、こんなクソ映画はこれで終わりにしたほうがいいです笑
久々に良いB級を観た。
グロテスクな顔して。
意識高い系環境サークルmeets食人族
イーライロス監督作品でイチバン好み。
大学で習ってる陰核切除とアリ責めの伏線。開始30分たったとき一行を乗せたジェット機が墜落、南米ペルーに住む原住民にしたら空からご馳走が降ってくるご褒美に。まるでマグロの解体ショーの如く太ってるジョナの部位を切り刻んでいく。リーダーアレハンドロの狡猾さ。マリファナを仲間の死体の胃の中に詰めて、焼いた煙で原住民たちがハイになった結果、生のまま喰われてしまう。
エンドロールにTwitterアカウントが載ってて珍しいなと思った。
気狂い部族かと…
人を喰らうという行為は常識では考えられない。よって登場する部族は狂ってると思いながら観ていたのだが、途中であることに気付いた。彼らにとっては日常の生活をしているに過ぎないと。カニバリズムを肯定する気は無いが、少なくとも彼らが狂っているとは考えなくなった。人の目玉をえぐるシーンなどでは迫力と共に狂気は感じる。しかし、人体に味付けをして、料理の下ごしらえをしている部族の女性たちを見ると、それらは平和な生活そのものだ。これで、本作で言いたいことは紛れもなく「文化や伝統のある部族たちの生活を脅かすな」だろう。その証拠に、後半は銃器を持ち武装した開拓団が現れる。彼らによって住居を奪われつつある部族の姿が描かれる訳だ。これで一気に気持ちは部族の方へ傾く。こうやって観客の気持ちを動かせる技術力は素晴らしいと思う。この作品は未来に語り継がれるだろう。
社会風刺+カニバリズムという切り口
なかなか人には勧められないゴアな作品(とか言いつつ結構勧めているが)。
観れば分かる、社会風刺を孕むメッセージ性!
グロいだけじゃない、ってだけでも味のある作品。
が、ヤハ族に対する違和感が強く残念な部分もあり。
部族の人数に対して食事(人間もだし、他も)が足りてなくない?とすごく思った…これで村人が皆スリムやガリガリなら分かるんだけど、デブがいるよ?皆そんなにいっぱい食べてんの?という。
勿論人間が食糧として手に入るのは稀だからこそ崇めて食う描写になるのだろうけど、それにしたってデブの存在は認められないってもんだぜ。
あとは女性に対するやり過ぎ感。なぜその風習が生まれる……あそこまでやられておきながら主人公の女の子がヤハ族を庇うんだけど、リアリティに欠ける。
友達をあれだけ解体されて喰われたら、環境問題やらで自分達に非があっても庇うまでは出来なくないだろうか。ちょっとわたしには無理ですね。
夏休みワクワク映画!!
「ジュラシック・ワールド」、「キングコング 髑髏島の巨神」等と並ぶ夏休みワクワク映画だと思います。人食い人種が間寛平のような風体で、黒髪おかっぱに赤い体でインパクトがあり、長老は両方の鼻の穴に三つ編みが差し込まれて?いて鼻毛が三つ編みになっているのかわからなくて笑えます。学生のリーダーが世の中の仕組みについて教えてくれるシーンもありますし、たくさんの子供に観てもらいたい映画です。「ファークライ3」が好きなので楽しめましたが、ポスターのビジュアルが一般向けではなくしている気がして残念です。
描写は控え目だがよくできてる
同監督の『ホステル』に比べれば残虐性はかなり少ないです。
キツめなのは最初の食事シーンくらいで、あとは『エイリアン』レベルなのでグロ苦手な人でも安心して(?)観られる映画だと、個人的に思います。
グロ、エロが少なめなのでそれを期待している人には物足りないかもしれません。
特にエロは要員が多そうな雰囲気を最初から出しているのにほぼ無しです。まぁ、原住民もちゃんと服(的な)着ているくらいなのでそういうスタンスと捉えてしまえばそこまでですが。
人間が植物や魚等の自然(神)からの賜り物としてちゃんと文化的に調理されている描写とその場面の音楽が良かった。単なる異文化の恐怖としてではなく、この場所では主人公達の価値観が異物なのだという話。
けど、拷問にかけられるシーンでアレ?となったのは残念。
ゴア少なめ
想像したよりはゴア描写が少なかった。
風刺もわらいもあって楽しめた!
ただ、定番の調子乗ってるやつが痛い目合ってヒャッホー!。。と思いきや、
最後に生き残ってた。痛い目合うのは続編までお預ってことなのか
この中で決着つけて欲しかったけどねぇ。
恐怖と笑いの混在
こんなにも恐ろしくて気持ち悪い話なのに、
クスッとしてしまう場面も多いという
不思議な体験をした。
子供がちぎれた脚を抱えて
嬉しそうに走っていく姿なんか
ホントに面白い。
この不謹慎なユーモアが全編に溢れている。
なんというか、皮肉が効いているのだ。
本来助けようとしていた先住民に
いたぶられ、殺され、食べられる。
そんな彼らの希望はそれまで
敵視していた軍隊。
「お前メチャクチャ言ってるぞ!」
とツッコミたくなるような展開。
でもこの話にはリアリティがある。
こういう自分勝手な奴らは多分本当にいる。
そしてこういう状況になったら多分
この作品通りの考え方をする。
(全て自分の推測だが)
そんな都合のいい考え方をする
いわゆる「意識高い系の学生」たちが
どんどん死んでいくのは、ある意味で痛快だ。
主人公がラストで「意識高い系」ではなく、
本当に「意識の高い」人間として
物語が終わるというのが良かった。
本作では登場人数が多いため、
色々な死に方が見られる。
中でも良かったのは
「プロペラの回転に巻き込まれて死ぬ奴」と
「親友の肉を
食っているのに気付いて自殺しちゃう奴」
この2人の死亡シーンは
本当に突然でビックリした。
「えぇ!!今死ぬの!?」と言いながらも
笑ってしまう。
若者が次々死んでいくというパニック映画は
いくつもあるが本作はただのパニック映画に
留まらず、1本の映画として非常に面白かった。
ハイセンスなブラックユーモアで
楽しませてくれるイーライ・ロス監督には
これからも期待したい。
イーライ・ロスはやめられナイト1本目
(FBにも書きましたが)
ヒューマントラストシネマ渋谷で開催されたイベント『イーライ・ロスはやめられナイト』に行ってきました♡昨年から観たいと思っていた『グリーン・インフェルノ』と『ノック・ノック』の2本立て♡高橋ヨシキさんと平山夢明さんのトークショーもあるなんて♡
グリーン・インフェルノは、とにかくそのテーマが素晴らしい。ジャングルで暮らす野蛮な部族について学びながら、そこで行われている森林伐採に問題意識を持つ裕福な大学生達が、アマゾンの奥地に取り残されて食人族に喰われちゃうなんて!想像以上にグロテスクで、とにかく骨や筋肉が生きたまま解体される時の音が(実際には知らないはずなのに)もうリアルで!航空パニックもあり、虫パニックもあり、とにかく楽しかったです。まさかの結末にも笑ってしまいました。バイヤー!
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