ヒックとドラゴン2

解説

イギリスの児童文学作家クレシッダ・コーウェルの同名小説を、ドリームワークス・アニメーションが映画化した人気アニメ映画の続編。落ちこぼれの少年ヒックとドラゴンのトゥースが運命的な出会いを果たしてから5年。人間とドラゴンが一緒に暮らすようになったバーク島はドラゴンレースで賑わっていたが、ヒックとトゥースはレースには参加せず、一緒に空を飛んで地図にない場所を探していた。やがて彼らは見慣れない島を発見するが、そこには巨大ドラゴンを操るドラゴ率いる悪者たちの姿があった。ドラゴたちがバーク島に攻め込もうとしていることを知ったヒックは、平和的な解決を求めてトゥースと共に奔走する。前作で共同監督をつとめたディーン・デュボアが監督・脚本を担当。英語版の声優陣にはジェラルド・バトラー、ジョナ・ヒルら前作のキャストに加え、ケイト・ブランシェットも参加している。第42回アニー賞で長編アニメーション部門作品賞をはじめ6部門を受賞した。

2014年製作/105分/アメリカ
原題または英題:How to Train Your Dragon 2

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第87回 アカデミー賞(2015年)

ノミネート

長編アニメーション賞  

第72回 ゴールデングローブ賞(2015年)

受賞

最優秀長編アニメーション映画賞  
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映画レビュー

3.51作目は父、2作目は母との関係掘り下げる

2019年12月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

ドラゴンと人間、異なる種の共生というテーマを、1作目からさらに推し進めている。自分たちの認識を改め、主人公たちの暮らす島ではドラゴンとの平和な共生が実現したが、ここにドラゴンを憎む島の外の人間が加わり、混沌とした世界が描かれる。共生の理想は素晴らしいが、誰もがそれに賛同するわけではない。舞台が広がり、世界の複雑さがあらわになっている。主人公のヒックの家族の物語も掘り下げられ、1作目が父との確執とわかり合いが描かれたが、この続編では母との関係が描かれるのも1作目との対をなしていて良い。
前作に続いて、勝利はするが大切なものも失う主人公が描かれている。ディーン・デュボア監督はこの辺り容赦ないというか、妥協がない。成長のためには痛みもまた不可欠だということだろう、だからこそ、ヒックの成長が頼もしく感じられる。1つのシーンに登場するドラゴンの数が1作目と比べると飛躍的に増えていなど、。CG技術も進化して映像はより豪華になった。

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杉本穂高

3.0飛びます飛びます

2024年10月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

2024年10月30日
映画 #ヒックとドラゴン2 (2014年)鑑賞

ヒックとドラゴンのトゥースは見慣れない島を発見したが、そこでは巨大なドラゴンを操る集団を見つける。

ヒックの母登場

#アバター もそうだけど、空飛ぶ動物に乗るのって人間の夢だな

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とし

4.0迫力があり、構図とアングルは☆5

2024年8月31日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

単純

日本劇場未公開作品(2015年には日本各地でイベント上映されたらしい。)の今作ですが、Netflixでのタイトルは『ヒックとドラゴン』になっていて、『2』という表記がありません。(Huluでは『ヒックとドラゴン2』ときちんと表記しいます。)

プロジェクターを使用して130インチスクリーンで視聴しました。
大画面向きの映画なのは間違いありません。
迫力が凄いです。
構図、アングル、演出だけを評価すると☆5です。

ストーリーが単純なのは良いのですが、ありきたりでベタで、キャラクターデザインに物足りなさもありました。

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Don-chan

3.5DVDを購入。吹き替え版で見ました

2023年7月20日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

前作の出来の良さに感動しました。

落ちこぼれのヒックが偶然ドラゴンと出会い、心を通じ合いながら、成長していくという王道のストーリーに、素晴らしいキャラクター、見事な映像美、そして勇躍感のあるテーマ音楽と、「こんな映画が埋もれていていいのか」と衝撃を受けた作品でした。

そして本作は残念なことに劇場未公開。

飛行シーンをぜひ3Dで体験したかっただけに、興行の「あや」とでも言うようなちょっとした流れで、未公開になったことは悔やまれてなりません。

それにしても、吹き替え版の予算ってどれくらいでペイできるのか。
WOWOWでアカデミー賞の授賞式を同時通訳で生中継していましたが、その半日後にはほぼ完パケ状態の字幕スーパー版を放送できる技術水準にあるのだなぁと、ちょっとした驚きを覚えた次第です。

だとすれば、それよりも数倍、もしくは数十倍の規模で制作されるであろう、日本語吹き替え版が、DVDスルー用に作れるのなら、単館上映とかでも、劇場公開に踏み切って欲しかった。

さて、肝心の本作品ですが、いたって当たり前に完成された続編です。

前作のファンなら一見の価値あり。美しい飛行シーンや、主人公のエモーショナルな葛藤、スケールを増したドラゴンの戦闘シーンなど、満足の出来栄え。

ですが、未公開もやむなしと思ってしまうのは、「これ」と言った着目すべき売り物が乏しかったことでしょう。
前作なしで、いきなりこれ一本で見たとしたら、私もファンになっていたかどうか…

本作には、ある別れが描かれていますが、TVシリーズ「ヒックとドラゴン バーク島を救え」なども制作されている流れから、かなり意外な展開で、今後のことが心配になるストーリーでした。

それでも、パート3は当然のように制作されるでしょうし、その時に、日本では劇場未公開の憂き目にあってしまうことが今から想像付きます。

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うそつきカモメ

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