チョコレートドーナツのレビュー・感想・評価
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温まる
目に涙
観終わった後も
観ない事が偏見かも。
愛の物語
There is no justice. That don't mean we stop fighting for what's right.
ルディのマルコへの愛情や執着が、どこから来るのだろうと最初は思ったけれど、彼自身がマイノリティで偏見や差別を受けているからこそ、同じくマイノリティであるマルコを放っておけなかったのだろうし、そこからマルコの笑顔や純粋さを見て、本当の愛情を育てたのだと思う。偏見や差別は、している側は、することが正しいと思っていることも多い。後半に弁護士が"There is no justice. That don't mean we stop fighting for what's right."と言った言葉が、全てだと思った。マイノリティへの差別をなくすべきだ、とただ言うのは容易い。けれど、している側にも信じるところがあって、それはそう簡単には変えられない。道義的に正しいのがどちらか、ということだけでは片付かないことばかりだ。それでも、戦うしかないんだ、ということなのだと思う。自分が信じたものを信じて、戦うしかないのだ。また観たくなるかも。
マイノリティについて考える
ひとりで観てよかった。
哀しいラスト。
場内のあちこちからすすり泣き。
私は泣かなかった。
切なくもならなかった。
あぁやはり、が近いかな。
二人の関係が素敵。
優しさと愛情に溢れてる。
ルディの可愛らしさ。
見た目は無精髭生の中年のおっさんなのに。
人を美しく見せるのは何なのだろうか。
表情なのかな。
パートナーの彼も真の男らしかった。
障害者で赤の他人の子供にあそこまで深く豊かな愛を寄せられるものなのだろうか。昨夜のバリバラに続き考えさせられた、(関西大学で出生前検査についてダウン症の男の子が司会者となっ討論するという、凄い内容だった。)マイノリティ同士のシンパシーというのもあったのだろうか。
感動しきれなかったのはマルコにあまりクローズアップしてなかったために感情移入しきれなかったせいか。
マルコはなぜ女の子の人形がお気に入りだったのだろう。
母親が息子の前で性行為をしようとしなかったのが印象的だった。
麻薬と男に溺れる母親でも大好きなのが切ない。
親と子って?
血の繋がりって?
障害者の存在の是非。
(何が幸せは本人が判断するもの。他人に決めて欲しくない、とある重度障害者が言ってたのを思い出した。)
マルコが探してたのは二人と暮らした家?
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