グランド・ブダペスト・ホテルのレビュー・感想・評価
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初めて観た感触の映画
気になってたので観ました。
なんか物語の中の中の物語って感じでおもしろかったし映像や色合いも大変良かったです!
音楽も頭に残る印象で良かった、
初めてこういう映画を観た!
ただのお洒落映画と思って食指が進まないのは損!
今年観た映画の中でトップ3級の最高の映画!
ユーモアの入れ方、鮮やかな色使い、表情で物語る演技、テンポ…
全てが絶妙かつエレガントなバランス感覚で作られた作品!
また年代ごとに画面の大きさを変えるなどしっかり映画表現として実験しているところは素晴らしい!
作家ツヴァイクを元にしたグスタフの好漢ぶりは模範にしたいくらいのリスペクト!
ウェス・アンダーソンにウィレム・デフォー
お話し自体は前作のムーンライトキングダムのときよりちゃんとしてたよね。まあ、この人の作品はストーリー自体はどうということはないんですが…。
ムーンライトでぐうかわーって認識されて今度この監督の作品やるならみにいこ❤︎ってことでヒットしたんですかね。
ウィレム・デフォーとハーベイ・カイテル目当てで観に行って、シアーシヤ・ローナンみつけて帰ってきたよ。アガサカワユス!
心が帰っていく場所、グランド・ブタペスト・ホテル
作り込まれた映像美に、プチ贅沢した良い気分。期待通りの満足感でした。
時が過ぎ、変容してもどうしても心が帰っていく場所、グランド・ブタペスト・ホテルの思い出を、老オーナーが語り始めます。
ウエス・アンダーソン監督、「ファンタスティック Mr.Fox」以降、絵本ぽい、お人形ごっこぽい作風に磨きがかかっているって感じ。
豪華なドールハウスのようなホテルやお屋敷の階段を、豪華なキャスト達がちょこちょこ上り下りするだけで笑顔がこみ上げます。悪い奴らもちょこちょこしてます。
やたら大げさな密会も、わくわくでした。
伝説のコンシェルジュ・グスタヴと、新人ベルボーイ・ゼロ、それに彼の恋人アガサ、3人でいる場面が温かくて切なくて大好きです。淡々と感情を抑えた表現だからこそ、そのわずかな揺らぎに心をもっていかれます。
3人とも良かった、特にレイフ・ファインズは流石、素晴らしかったです。
緩やかな余韻
ユーモラスで楽しく展開するコンシェルジュ、グスタフのお話。それは戦争が差し迫る中でのお話。そしてそれを物語るのは、現代の作家。こうした形式の映画はいくらでもあるけれども、この対比で切なさを演出する妙は、さすがウェス・アンダーソンって感じでしたね。この余韻を残せることに、やはり才能を感じます。
ただ、全体としては、やはり『ムーンライズ』に感じたような、ちょっと趣味的絵作りに走りすぎのような気もしましたね。
だけど、ゼロの奥さんのアガサが可愛かったです。一瞬だけ、街中を走る横顔が見れたけど、美しかったです、ホンと。
久しぶりにパンフレットを買いたくなりました。
とっても面白かった!
少し毒のある内容、くすっとなる会話、まぶたに残る映像、さすがウェスアンダーソン。
愛すべきキャラクターとかわいい画が満載で、何年かぶりにパンフレットを買ってしまいました。
個性的で愉快な映画
監督の想いやこだわりがBGMや映像にあらわれていて、不思議さもありつつこじゃれた映画です。
レア・セドゥなど主役級の女優を脇役で映画のアクセントとして使っている監督のセンスがひかっていると思います。また見直したい映画。
POPな画像に酔いしれて…
予告通りに全編ポップでおしゃれな作りになっていました。
ブラックなユーモアもあちらこちらにあり笑えます。
ベルボーイの面接試験で中途半端な経験は全部‘ゼロ’採点されるところがなんとも自分をさされているようで痛い…。
殺しのシーンも以外にエグイ仕上がり、かつ、おまけにアクションシーンもぶち込んでます。スキーとそりの追いかけっこは特に笑える。おいつぬかれつ、描写も落書きみたいな描き方のところもあり楽しい!
エンドロールも必ず最後まで見ましょう。
かわいらしいコサックダンスおじさんがみれますよ。
絶対にまた観たい!
初のウェスアンダーソン作品
予備知識ゼロで鑑賞
直前に食べたうどんが影響して
眠気に勝てず大分寝てしまったorz
色鮮やかで可愛い映像のなかに
ひゃあっ!と声を上げそうになるシーンも…W(`0`)W
寝てしまったのでなかなか話が掴めず
それに加え、
展開の速さと情報量の多さについていけず
ん〜(~_~;)となりかけたのに
ラストが近づくにつれ
温かい気持ちに包まれて
「あ、私これ好きだな」と
感じている自分がいました。
鑑賞後、レビュー等を読み
しっかり練られていることを知り
またしっかり観たいなーと。
でも、やっぱりおしゃれ映画だし
力抜いて観るのでいいのかも(。-∀-。)笑
愛しのジュード・ロウ様も
出ていて嬉しかった!
いま、思い返せる好きなところは
鍵の秘密結社のところと、
黙祷を捧げているところ!
好きなシーンをもっと発見すべく
また観たいです٩( ᐛ )( ᐖ )۶
最高
相変わらずのポップでシュールで少しブラックな世界観。 合わない人もいるだろうが、ハマると抜け出せない味わいがあるのがウェス・アンダーソン作品の魅力だと思います。 私はこの監督の作品げ大好きで色々と見ているのですが、この作品は特に素晴らしかった。まず、配役が絶妙で主役のレイフファインズも素晴らしいが、脇を固めるエドワードノートンやエイドリアンブロディも光っていた。 シナリオも秀逸でミステリー風のコメディと言ったところ。 そして、エンドロールまでも観客を楽しませようとする心意気に感服。 鑑賞後、多幸感に包まれる素敵な映画でした。
映画じゃなきゃ楽しめない映画らしい作品
私がこの映画を観ようと思ったのはシアーシャ・ローナンが出てるから!
恥をさらすと彼女とデフォー以外、監督も出演者も知らない人でした。
年代でスクリーンサイズを変えてるとか、Twitter?どこかのレビュー?で見て「へー、そうなんだ!」って気にして観た。
メンドルのコーテ・ザン・オ・ショコラ、きれい!公式サイトでなぜだか作り方Youtubeがあってすんごく食べてみたくなった!誰かどこかで作ってほしい。あの箱もかわいいよねー。
戦争の時代背景とか帰ってきてから調べたりしました。
ストーリーはみんな早口でぐるぐる進んでいきます。
ローナンはかわいい!デフォーは怖いけどやっぱバイクが似合う!
だけじゃなくて、この映画すごく面白かった!
殺人事件、遺産相続の争い。そしてコンシェルジュのグスタヴとゼロの人生。
んー、詳しいことや彩りとか画像のこだわりはほかの方々のレビューを読むとなるほど!そうだよね!と私も思ったのでそちらを見てください。。。
私は人形劇のような特撮がツボだった。雪の中を逃げるシーン、クスクス笑った。
そしてそれよりも・・・
これはネタバレになると思うがエンドロールが一番笑った。私、ああいうのに激ヨワです。
そんな風にちょっと古臭い感じの作り方とやっぱり私も色・画面が好きになった。
そしてシアーシャ・ローナン、ますます好きになった。
代表作と呼ばれるでしょう
ウェス・アンダーソン監督の充実ぶりをみせる快作!
いつものこだわりの画作り、こだわりの音楽、アンダーソン組とでも言うべき俳優陣、テーマもほぼ同じ。架空の世界を箱庭感覚で描くのもいつも通り。
しかしこの至福感はどうだ!
自作の映画に目配せしたようなショットがあったり監督の過去作品を知ってるとより楽しめる作り。
逆にこのリズムと作りこんだ感が合わない人には楽しめないだろう、ってどの映画でも同じような感想になっちゃうな。
ニヤリとする俳優登場も楽しかった。身をゆだねて観るタイプの映画です。
ウェスアンダーソンの頭の中
ウェスアンダーソンの頭の中を除いたようなそんな映画だった。いつもどおりキャラクターが濃くて大人が子供っぽく、子供が大人っぽいあの独特な雰囲気。
今回はいつもより時代背景や差別、重苦しいものをとりいれてて、いつもより深い作品だと思う。
色合いも素晴らしくかわいい。女性が好きな映画っていうイメージが、今回のテーマで覆されたきがする。
ゼロとアガサの出会いが描かれてないものの何故かつよい"好き"がみえてくる。
ウェスアンダーソンのかくキャラクターはみんな無口か早口かにかぎる。
無口なのに伝えたい気持ち、どんな性格なのかがわかる。
早口なのに憎めない。
このバランスが絶妙なのがウェスアンダーソンの作品!!ほんとにあいしてる!!
展開もはやくて目まぐるしいけどこのめまぐるしさはなぜか心地いい。コメディのおもしろさが溢れてる。
みんな淡々とやってのけるから、可笑しくてしかたない。
いやーウェスアンダーソンの作品は毎回楽しみでしかたがない。
毎度みてるけどだんだん進化をとげててこれからも楽しみだ。
人生の楽しみ=ウェスアンダーソンの映画。
これに尽きると思う。
色んな角度から楽しめる、おもちゃ箱みたいな映画
『グランド・ブダペスト・ホテル』というタイトルを冠しております通り、まあ、まあね、間違いなく「グランド・ブダペスト・ホテル」というホテルが舞台なんですが。
正直ね、なんていうんですかね、表面から判断して、こうイメージ的に「従業員と客が織りなす悲喜こもごも!」的なのや「群像劇」チックなものを予想してしまうと、壮大な肩透かしを喰ってしまいます。そんで予告なんか観てても、可愛らしい小物やパステル調の建物から一見、物語も箱庭っぽくて、ゆるゆるふわふわきゅんきゅんのめくるめく甘い物語!を想像(これは言い過ぎですかね)しちゃいそうなんですけども、尚更そっちにゃ舵は切らないよ、ていう。
ハッキリ言って「グランド・ブダペスト・ホテル!」と言う割には、グランド・ブダペスト・ホテルに腰を殆ど落ち着けません、この映画。そりゃ主な舞台であることには変わりないし、全くの無関係とも言わないけども。そこに体重を預けていないんですよね。
飽くまで物語の中心はレイフ・ファインズ扮するコンシェルジュと、彼を慕うベル・ボーイ君でありまして。彼らが動けば舞台も変わる。彼らが帰れば舞台もホテルへ。
でね、ゆっるーい、スロウライフ?な、お話を、もし期待してらしたら面食らってしまいますよ、てのが一番言いたかったことなんですよ(グロもあるんでw)。
自分もね、ウェス・アンダーソンが監督してるってだけで、まあ粗方の予想は出来ていたんですけど。
それにしても、それにしてもね、ま~あ捻くれてるw捻くれてる、て表現もアレだけど、ちょっと一筋縄じゃいかないです。
あのもったりとしたスタートから、まさかあんな奇想天外な大冒険が待っていようとは…的な。
これ以上言っちゃうと、もうネタバレになりそうなので、実際に観てもらうしかないッスわ。
いやはや。本当、不思議な味わいの、色んな角度から楽しめるというか、まるでおもちゃ箱ひっくり返したみたいな作品です。
是非、一度、味わってみて下さいまし。
圧倒的な世界観!
最初から最後まで、フレームの隅々に至るまで、世界観が素敵すぎてうっとりします。3世代にわたって舞台となるホテル、さびれているという設定でさえ、それに何とも味があって。。。スクリーンいっぱいに広がる夢の世界にのめりこんだ100分間でした。
この映画のテーマパークとかジオラマとか作られないかなあ。
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