天才スピヴェットのレビュー・感想・評価
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誤解から生まれる愛情もある
家族は自分を愛していない、と思い悩んでいたスピヴェット。
弟の死で自分を責め、さらに孤独を感じてしまう。
しかし、偉大な発明が権威ある賞を獲得し、ワシントンへ一人旅立つことをきっかけに家族からの愛情に気づくことができる。
いくら才能があってもその価値がわかる環境がなければ、それは何の役にも立たないことをありありと描いていた。
スピヴェットにとっての幸せの形は、賞を取って華やかな世界に身を置くよりも、田舎の家で家族と平凡に暮らすことなのだな、という結末で少しほっとした。
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これは親と子の物語だったのか
10歳の男の子が家出でアメリカ横断する冒険物語でもあるし、家族愛の...
コメディ要素が強い
ジュネの撮るアメリカと子ども
キレイな童話
嫌だ味の無い天才スピヴェットの成長譚に胸熱!!!
「ものすごくうるさくて、ありえないくらいくらい近い」の主人公+「ムーンライトキングダム」の主人公をさらに科学的に賢くしたようなT.Sスピヴェットが自身が発明した永久運動の機械の科学賞を受賞しに行くために自身が住む田舎から都会に旅する冒険映画であり、10歳の少年(と家族)が弟の死に対する自身の罪の意識と喪失感を乗り越える物語。
すでに天才であるT.Sスピヴェットは冒険の過程でのピンチもクールかつエレガントに対処するのだが、それでも彼は10歳の少年であり、心が柔らかく弱いところや甘えたいところがチラチラ見える。
それを見るだに涙なしでは観れないですよ。
もう最高!!
キッチュかつロマンチックな美術もかわいいし、脇を固める「イカれた」キャラが立ちまくりの家族、ユーモアな心理描写も最高!!
クライマックスの帽子をかぶるシーンには親指立てまくりでした!!
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