サクラメント 死の楽園のレビュー・感想・評価
全19件を表示
宗教は恐ろしい
アマゾンプライムで鑑賞。
この映画は1978年、アメリカで実際に発生したカルト教団「人民寺院」による集団自殺事件が基になっています。私はこの映画を見るまでは知らなかったですが、見終わった後に知らない人の言葉を信じすぎると、悲惨な最期を迎えてしまう恐ろしさが伝わってきました。
また、全編定点カメラで撮影されていた所も新鮮で、リアルな事件現場に入り込んだかのような恐怖もありました。
余談ですが、私は東京で宗教喚起を受けた経験がありました。しつこく誘われたので仕方なく、小さな教会へ向かいました。そこで儀式のようなものを行い、個人情報まで書かされました。帰宅後にネットで調べたところ、そこに入ると二度と辞めることができず、家族の元に帰れなくなることを知りました。慌てた私は、すぐにその連絡先を削除し、メールも受信しない設定にしました。幸いにも、その後彼らと会うことはなくなり、現在まで何事もなく実家で暮らしています。この作品を観た後は、安易に宗教に入らないで良かったと改めて実感しました。
洗脳の恐ろしさ
陰謀論。どうやったら洗脳ってとけるのやろう。一見良さそうな人に見えても、薄っぺらいんやよね。子供も容赦なく殺すのが。これは自殺やなくて殺人やん。死者167人って相当…。日本でも特定の宗教団体が問題になってたけど、同じ考えの人たちで集まると歯止めがきけへんなるんやろうな
実在する事件であるから最後まで観た。
プライム配信終了まで1週間ないので急いで鑑賞。
1978年に南米のガイアナ"ジョーンズタウン"で起こった『人民寺院』という教団の集団自殺が元ネタのPOVホラー。
映画は事実とは異なり、2人のジャーナリストと人民寺院に妹を洗脳されてしまった男の3名で"ジョーンズタウン"へ乗り込み取材をしていくうちに雲行きがあやしくなり……という内容。
カルト宗教の映画といえばミッドサマー!
逃げられない絶望感と信者たちの狂った様相…etc.見事に表現していたミッドサマーと比べると見応えは無い。
事実に基づくんだから仕方ないだろ!と言われればそうだが、鑑賞後に調べたジョーンズタウン事件の記録を読んでいる時間の方がよっぽど有意義だった。
集団自殺が起きた背景は映画では描ききれないので、外の人間が来たことで離反者が出たから集団自決をするぞー!みたいな突拍子もない流れに感じるし、こんなとんでもない内容なのにあまり心がしんどくならなかったのは、映画として良くないよね。
妹さんのキャロラインちゃんのイっちゃってる感はよかった!
❇️唐突に終わらせる流れが腑に落ちない。⁉️
サクラメント 死の楽園
🇬🇾ガイアナな共和国
元になった事件1978年
南米で人民寺院で役914人が集団自殺をした同時多発テロまで最高の死者を出した事件。
人民寺院集団自殺事件を元にされたフェイクドキュメンタリー
❇️唐突に終わらせる流れが腑に落ちない。⁉️
◉65E点。
★彡914人と言う人数ヤバいね。
洗脳した人は死んでしまうのはわからなくも無いが、洗脳されていない人は銃で殺された様です。集団心理で少しだけの洗脳者は本当に恐怖だったでしょう。
★彡低予算だったのか?本当の時間より、映画は死者が少ないってなんか微妙だな?と思いました。⤵︎
★彡何で教祖が急にこの判断をしたのかもなんか唐突だし、納得しにくい流れでした。
YouTubeなどで実話の方がよくわかるかも。
人民寺院の集団自殺がモチーフのフェイクドキュメンタリー。 妹から連...
人民寺院の集団自殺がモチーフのフェイクドキュメンタリー。
妹から連絡が来て取材に行くことになったという流れが自然で、
明らかに普通の宗教施設じゃない”武装集団”がカメラ撮影を止める感じもイイね。
みんな洗脳され切ってる感じはありがちのシーンだけど、
とある女の子との出会いで雰囲気が一変する。
正直求めてたリアルな惨劇というか、劇的な攻防戦?グロ?はなくて
教祖様の人となりやカリスマ性を訴えるシーンが多いかな…
リアリティを求めてるのかもしれないけど、人民寺院を取り扱った作品は多いし
埋もれちゃってる感は否めない。
集団自殺シーンは流石に目を見張るものがある。
やっぱり嫌がる人や躊躇する人はいたやんな…
教祖として最後に自殺を選び、教徒と境遇を共にするって一番カリスマ的で完璧な最後。
地獄じゃん
いかれた教祖に巻き込まれた信者たち
事実を元にしてはいるけれど、そこは映画なので、ね
雰囲気はすごくでてたのではないだろうか
教祖のわからんちんな所とか同調圧力とかここにいれば幸せという考えることを放棄した感とか
これを観てから人民寺院についてwiki読んでも良いかと思います
実際はもっといかれてるし
独自解釈系カルトほんと怖い
.
自宅にて鑑賞。'78年、ガイアナで起こった人民寺院集団自殺を扱ったPOV。ジェームス・ウォーレン・ジョーンズは劇中、“お父様(ファーザー)”と呼ばれ“チャールズ・A・リード(演じたG.ジョーンズは実在のJ.ジョーンズより高齢だったが説得力があり素晴らしかった)”とジョーンズタウンは“エデン教区”、足を踏み入れたのも視察に訪れた政治家ではなく、妹を救出に同行した潜入報道の為と改められている。更に犠牲者が914人から167人となり、実際の事件とはラストも異なる。地味目乍ら最後迄眼が離せなかった。70/100点。
・集団自決直前迄は知る限り史実に近い展開の上、無茶な作りや大袈裟な演出は鳴りを潜め、惹き込まれる様なリアリティがあった。特に徐々に楽園のボロが噴出する様はサスペンスフルで、臨場感があった。終始、堅実な作りに映る反面、派手さに欠け、後味も悪いのが好みを分けると思われる。
・本作と同じ事件を扱ったものでは、『ガイアナ人民寺院の悲劇('80/パナマ・メキシコ・スペイン合作)』、TVムービーの『Guyana Tragedy The Story of Jim Jones('80)』、ドキュメンタリー『Jonestown: The Life and Death of Peoples Temple('06)』がこれ迄に製作されている。
・劇中、登場する"VICE"はNY、ブルックリン、ウィリアムズバーグに拠点を置き、実在する。
・プレゼンターと(共同)製作を務めたE.ロスによれば、当初のシナリオのラストは、ヘリコプターが上昇した後、("C.O'Jore"とクレジットされた)C.オジョア・メイフィールド演じるパイロットが「我々は“お父様”の命令に従わなくてはいけない」と科白を云い、二人を殺害した後、ヘリコプターを墜落させると云うものだったらしい。
・鑑賞日:2016年10月29日(土)
ん?からの、さらに残念
「実際にあった事件を元に」作ってあるけど設定が違ったり結構な演出が入ってる、もしくは全く創作になってる、っていうのに慣れすぎたせいか、もうひとつ映画として楽しめなかった。
、、、ていうことは、この映画はかなり忠実に作られてるのかな。実際のドキュメンタリーがどんなんだったか、そっちを見たくなる。スタッフロールで流れたスチルが、静止画じゃなくてが実際のドキュメンタリー映像で、映画の答え合わせになってる、みたいな作りだと、かなり良かったのではないか。
と書いたところで、今 ネットで元となった話を調べたら、ぜんぜんこの映画 事実と違う!笑
事実の方が衝撃的。だったらもっと忠実にするか、予算なかったりして話し変えるんだったら、集●●●にむかってもっとストーリー追い込めたでしょ。
てことで、もうちょい評価下げよう。
そういえば、ハンディでドキュメンタリー風に撮った映画は、個人的には、テレビ画面で観るに限る。ブレアウィッチで酔ってかららこういうのは映画館では観ないことにしてる。。
最近、映画は配信されるし大画面テレビは普通だし、映画館では観たくないからこの手のものを酔わずに楽しめて有り難い!
まぁまぁ良くできてた
・謎のカルト教団にいる妹を救い出すべく潜入取材を試みる「VICE」クルー
・<エデン教区>と呼ばれる<楽園>で<お父様>と呼ばれる教祖のもと約100名が集落にいる
・取材をはぐらかして自らのペースに持ち込む教祖、兄貴を美人局で3P、妹とデキてる教祖
・口の聞けない少女のヘルプから始まる後半が集団自殺に至るまで一気にフイクションが強くなる
・フェイクドキュメンタリーとしては母が娘の首を切るシーンや、妹の焼身自殺など良くできてた
17年46本目。妹を吸収した自給自足のカルト教団をインタビューしに...
17年46本目。妹を吸収した自給自足のカルト教団をインタビューしに行ったクルーたちが見たものを映すモキュメンタリ系POV作品。実際に起こった人民寺院での集団自殺が元ネタになっているらしいが、実際は作中の165人を遥かに超える900人超の教徒が自殺を図ったらしく絶句。元ネタを知らなくても観られる作品ではあるが知った上で観たほうがまた感じ方も違うかも。
制作陣のわりに臨場感の無い作風だと言われまくっているが、ドキュメンタリーを制作しようと撮っただけの映像ってことなので地味で正解なんじゃないかと思う。敢えてゆったりした展開が舞台〈エデン教区〉の恐ろしいほど内輪で静かな生活をしている空気を演出しているようで良かった。サクサク進むと逆にフィクションみが増すのではないかな。
最初は人里離れた文明無視の長閑な教区で、みんな家族として仲良く慎ましく生活していたのが、部外者(主人公撮影クルーたち)が入り込み(最初は歓迎ムードだったのに)和が崩壊、死をもって調和を目指そうとする際、
死を選べば本当に〈エデン〉天国へゆけると本気で考え、死を躊躇いがちなほかの教徒を半ば無理矢理にでも殺そうとする者、
今までお父様(指導者)を信じていたもののいざ毒薬を渡されると死にたくない信じられないと戸惑い死を恐れ教区から走って逃げ出そうとする者、
に別れ争いが始まる。カルトなんて所詮そんなものだと思った。潔く全員〈エデン〉へゆくもんじゃないんかい。ばかばかしい、最初から胡散臭いとどうして信じられなかった?まぁ、最初は本気で信じていたのかも知れないが、生活していく上で“洗脳”がおかしいとほころびを見付け脱出したいと願う者は言わないだけで少なからず居たんやなというのも胸糞悪いわな。逃げようとすると虐待や射殺されるんだもの。
カルトが悪くていわゆる多数派の宗教万歳と言いたいわけでも、宗教全部クソッタレと言いたいわけでもないが、他人に引きずられてばかりの他人任せな人生は歩みたくないものだ
あんな色のジュースは飲みたくないんだよ
POV形式の映画作品の中でも群を抜いて映像疲れする。
カメラを置く→拾い上げられぐい~んと回って地面から空をえがいて写すようなカメラワークが多かったからか、酔って酷い頭痛が…。
頭痛は作品内容には無関係だが、それでも映像疲れが酷かったので評価が下がる。w
実在するカルト教団による集団自殺をモチーフなだけあって、ちょっぴりちぐはぐな教団の言い分、強引な被害妄想にリアリティーを感じた。
たった一晩の滞在明けに「外部から嘘や暴力を持ちこんだ」等と教団は言いだすけれど事実無根。
元々洗脳されずに家に帰りたいと思っていた信者達がその機会を掴もうと行動を起こした事の原因を押し付けられるという…。これがカルトなんだなあ、という恐怖感がじわじわと。
ドラッグ中毒の治療目的で教団に入り、世間に縛られない自給自活の土地でまっさらに生まれ変わったかのように見えたパトリックの妹。
でも暴動が起きたら途端に自分の兄を「シーッ、シーッ、急がなきゃ」と言いながらシアン化合物を注射し殺害後、自分がやったくせにショックを受け、焼身自殺とかもう完全に狂っている。事実、夜のパーティーでは完全にラリっていた。
1番この映画がノンフィクションである事を感じたのは、ラスト”お父様”がピストルを自分の口に当て自殺するシーン。
外の世界の醜さに嫌気がさして新天地『エデン教区』で新たな家族と生活を始めたのに、お前らのせいだ…と訴えるも、ずっと口にしていた「暴力から離れ」を守り、ジャーナリストには銃口を向ける事なく自殺に及ぶ。怒りにまかせた巻き沿いを食らうかと思った。
観て「面白かった」「良かった」という感想を持つ作品ではないけれど、カルトの恐ろしさ、信仰に飲み込まれて自己の意思が殆どなくなってしまったような人間の恐ろしさがぞくぞくと感じられる1本。
POVをどう評価するか
独裁者によるコミューン集団自殺をPOV方式で描いている。帝国主義(!)を憎んだ教祖が資本主義を肯定しながら、共産主義的コミューンとともに墜落するのがミソなんだろうなと思った。ただ、POVにこだわったために、内面の掘り下げが弱いのが個人的には残念。
脚本の??という部分の殆どを独裁者の意図として読めてしまうところをリアルと感じるか、物足りないと感じるかだよね。
ジョーンズタウン
人民寺院事件を題材にし、TV番組の取材で潜入した3人という事実とは若干異なる設定のモックドキュメンタリー。
信仰心の無い自分にとってはカルト信者の存在と行動事態がホラー。
実際にあった話しに近い気味の悪さとスリリングな展開に引き込まれた。
ホラーと言うよりサスペンス
全体的に淡々と話が進んで行く感じ。
ファザーと呼ばれる男を中心とした差別も暴力も無い新しいコミュニティ。一見みんな平和で幸せそうなんだけど、実は。。
血みどろ、スプラッター物だったらどうしようと思いながら見たけど、そんな心配は一切無用。拍子抜けするほど。
ワーワーキャーキャー言いながら見たい人にはお薦めしない。
全19件を表示