チェイス!
劇場公開日 2014年12月5日
解説
2013年インドで公開され、「きっと、うまくいく」(09)や「チェンナイ・エクスプレス」(13)を抜き、同国歴代最高の興行成績を記録、アメリカでも公開もされ、全米週末興行ランキングで9位に食い込んだアクションエンタテインメント。米国シカゴでサーカス団を率い、天才トリックスターとして人気のサーヒルは、マジックとダンスを融合させたゴージャスなショーで人々を魅了している。しかし、彼には腕利きの金庫破りという裏の顔があり、幼い時に父を破滅に追い込んだ銀行へ復讐するため、犯行を繰り返していた。そんなサーヒルを追い、インド本国から検挙率ナンバーワンの刑事ジャイとその相棒アリがやってくるが、サーヒルは人生最大のトリックを仕掛け、金庫破りを実行する。インド映画史上最大規模の製作費をかけ、米シカゴで撮影されたバイクによるアクロバティックなカーチェイスシーンも見どころ。
2013年製作/147分/G/インド
原題:Dhoom: 3
配給:日活、東宝東和
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2020年5月6日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波
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インド映画らしく歌ありダンスありの楽しい映画で、ストーリにひねりも入っている。歌やダンスが物語の流れなので悪くない。
どうしてこうなる?と考えず、おおらかな気持ちで観るといい。そうはいっても、なぜ最後にダムに集まったのか? 仮面ライダーや戦隊ものの格闘シーンのようなお約束なのかなあ?
2019年8月14日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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初めてインド映画を見ました。本場のインドダンスではないけどタップダンスは特に良かった。音楽も集団ダンスもカッコよかったです。映画のシーンはところどころデジャブに陥ったところも。アーリアがサヒールの前で踊るところはフラッシュダンス、サヒールが走行中のトラックの下をバイクに乗ったまま横倒しになりながらすり抜けるところは007、銀行の壁を走りながら降りてくるところもどこかで見た気がするんだけど。。とにかくパワーがあって独特のインド感がありつつそれもひっくるめて「良い」とする勢いがあってよかった。ラストはハッピーエンドにしてほしかった。
2019年4月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
Cノーラン作品の「プレステージ」も、マジックを題材にしていてそのトリック対決が見所で、お互いの牙城が崩れるのもキッカケは女である。
この作品観た人は、「プレステージ」も是非観てください。カーチェイスはありません。
で、この作品はカーチェイス満載、しかもトリックあり愛憎ありと忙しい。そして長い( ̄O ̄;)
カーチェイス凄いんだけど、スローが多過ぎてそれで尺が長くなってる気がする。
インド映画付き物のダンス?ミュージカル?も多いが、無くても良いかなあ(¬_¬)
バーフバリとかも長いんだよねー
気がひけるなー(^_^;)
2019年4月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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インド映画最大の製作費を投入、全編大規模なアメリカロケを敢行、『バーフバリ』に抜かされるまで、インド映画歴代最高のヒットを維持していたという本作。
アメリカ・シカゴで、白昼堂々、銀行強盗が発生。同じ銀行の支店が立て続けに狙われる。
犯人と思われる人物は、アクロバティックなバイク操縦で警察を翻弄し、まんまと逃げ去る。
序盤から大スケールと大迫力のバイク・アクション。ここだけで、日本映画など足元に及ばない。
そのバイク・アクションのみならず、ロマンスにコメディに歌に踊り、たっぷりのドラマ性をてんこ盛りで、これぞ娯楽映画帝国のインド!
本作はそれらに加え、大トリックも。
犯人は、大インド・サーカスの団長、サーヒル。
父親も偉大なサーカス団長だったが、悪徳な銀行によって自殺に追い込まれた。
その復讐を果たそうとするサーヒル。
逮捕すべく、インドから腕利きの刑事がやって来る。
イリュージョン強盗vs刑事の攻防が面白い。
大胆な手口のサーヒル。犯人はサーカス仲間という偽の情報提供で自分を追う刑事に近付く。
刑事もしてやられてるばかりじゃない。犯人はサーヒルと目星を付け、追い詰める…いや、追い詰めた。
が、サーヒルは、ルパン三世級のとてもとても一人じゃ不可能な方法で窮地を掻い潜る。
サーヒルの復讐には、一世一代の大トリックが…。
実はサーヒルの復讐は、単独ではなかった。
サーヒルには双子の弟サマルが居て、彼の存在無くしてこの大トリック復讐計画は出来なかった。
情に流されぬほどストイックなサーヒルに対し、少々知恵遅れのサマルは子供のようにピュアな性格。
刑事もこのトリックを見破り、サマルに接触する。
華やかなサーヒルに比べ、存在を隠され、陰のサマル。不満が募る。
計画に綻びが…。
それでも計画を諦めないサーヒル。
自由を望むサマル。
刑事も遂に決め手を掴む。
一世一代の復讐サーカスの行く末は…!?
トリックはちと雑でツッコミ所は多々あるが、
アクセル全開のバイク・アクション、
アーミル・カーンの巧みな一人二役、
見応えとほろ切なさのラストまで。
インドが贈る上々に楽しめるリベンジ・サーカス・エンターテイメント!
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