女子ーズのレビュー・感想・評価
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福田雄一監督作で個人的には最も好きかもしれない
福田雄一監督のぶれない姿勢に最敬礼。
桐谷美玲、藤井美菜、高畑充希、有村架純、山本美月に戦隊ヒーローをやらせるという(笑)、
今だったら到底キャスティング出来ない顔ぶれである。
他のレビューでも明記したが、福田監督作品をもっとも楽しく鑑賞する方法は、
何も考えずに弛緩しまくった状態で楽しんじゃうこと。
恋愛や仕事、野暮用と、何かと忙しい女子たちの生態も上手く、緩く描けている。
ぐだぐだ
文句ばかり、ぐだぐだ書きます。
コスチュームは萌えないし、アクション要素もゼロ(いや、少しだけあるけど無いのと等しい)。
怪人はどんな悪さをしたっていうんですか、待っててくれるし倒す理由がわからない。
5人のうち、レッド(桐谷美玲)のモチベーションはどこからくるのかもわからない。
序盤は笑えたが、割と同じことの繰り返しで段々くだらなくて情けなくなる。
ワクワクドキドキもない。
ラスト、桃色のロボがちょっと登場するけどショボ過ぎて魅力がない。
変身用のアイテムやカッコいい乗り物も無いのは、商業的な戦隊シリーズへのアンチテーゼなのだろうから、それはアイデンティティとして尊重するとしても、関連グッズが欲しくなるような演出が欲しかった。
読んでくれて、どうもありがとうございました。
戦隊ヒーローの最高傑作
やる気のない女子の活躍に笑うしかない、というかホントに笑うしかないので面白い。ニッポンの仮面ライダーとウルトラマン、ハリウッドのスパイダーマン率いるMARVEL、世界的に有名なヒーローがやる気なければどうなるか。バイト、ナンパ、合コン、本業の勉強(苦笑)、とまあ忙しい合間を縫ってのヒーロー稼業。
コント
なんだか色々とバカにされてる気がする…。暴言まみれのコントになんとなくそれっぽいヒーローアクションとドラマをくっつけ、つらつらと垂れ流す。
こんな内容でなぜ戦隊モノ風なことをしようと思ったのか、それも恐ろしく中途半端に。特撮ヒーローなど見掛け倒しとバカにしているようにしか感じなかった。
五人衆全員かわいいので目の保養にはなった。
GYAO!
過去鑑賞
突然ヒーローとして選ばれてしまった5人の女性の物語で、設定からしてラノベっぽいのですが、展開も予想通りゆるゆるで、登場する人物…怪人まで含めてダメダメな感じで(律儀で真面目な怪人が多かったですね)ラストもお約束な終わり方でしたね。
しかし、主演の5人がかなり豪華で、それだけでも観る価値のある作品だと思いますが、安田賢さんやケンドーコバヤシさん等のキャラクターが脇を固めたりしているのも好印象でした。
監督は福田雄一さんでしたし、こういう映画元々嫌いじゃないので、個人的には結構楽しめました♪
正義のヒーローも何かと大変そうですね(;^_^A
世俗にただようカーストのカリカチュア
演出には、創作とアドリブがある、と思われている。
勘違いだと思う。
作っていない演出はありえない。
しばしば鬼才づらのクリエイターが「ここはアドリブでいってみよう」と、振りかぶった──ようなものを、テレビや映画やCM等に見ることがある。
うまく行っているのを見たことがない。
本麒麟を飲ませて「まずい」って言うひとがいるんだろうか?
「なにかおもしろいものができるかもしれない」という無根拠な発想は、ていのいい仕事放棄であってアドリブじゃない。
そんな勘違いをしている人がクリエイターの中にもいる──ような気がする。
芸能界広しといえど、アドリブができるのは佐藤二朗だけである。──かどうかは知らないが、アドリブをやり付けている人だけがアドリブをやっておもしろい。
アドリブの特徴は、あきらかにとっさのAwkwardな発言が含まれること、感動詞(えっと/あの/いやいや)が多くなること、反復が出てしまうこと、オチがないこと──などで、その台詞が、作られたものかアドリブかは解りやすい。
佐藤二朗のばあい、むしろAwkward──言葉につまっている様子自体が既におもしろいのであって、それは俳優の演技力や修練で成すものではなく、ひたすら経験則から生み出されている──と思う。
また、アドリブの特徴には、短いシークエンスでやるから楽しい──もある。
佐藤二朗といえども、長いroleをアドリブで通すのは無理、というより、意味がない。
すなわち部分的ならアドリブが効果的なこともある──ということだろう。
おそらく監督は、しっかり作らなければいけないところと、アドリブでいっていいところを、知っている。
銀魂や50回目~にはその緩急の使い分けがあった。
女子ーズも、アドリブが繁く挿入され、とてもユルく見えるけれど、むしろとても作り込まれているはずだと思う。その成果がおもしろさにあらわれている。
しばしば映画評で、日本人にはぜったいにつくれない──という、日本下げ/海外上げの形容をつかうことがあるのだが、この映画は日本人にしか作れない。
うまく言えないが、自虐文化圏のなせるわざだと思う。が、それは日本国民が矜持するところではない。映画は、ほのかなレイシズムのほうが勝っている。なんとなく庶民をばかにしている。というか、基調として、美醜や優劣にたいする差別意識が、楽しさにつながって──しまっている。わが国ならではのカリカチュアだろう。きらいだけど、おもしろさのほうが勝っている。
個人的にはとても楽しんだ。
笑いながら、萌えることも出来る最高の映画です
なにしろ、有村架純、高畑充希、山本美月、桐谷美玲が全力でボケて笑わせてくれるのだから、面白くないわけがなかろう、きゅんとしないわけがなかろう。
ちなみに佐藤二朗だけブレーキでした。
暇潰しのはGood!!
豪華キャストでの脱力系映画でくだらなさが面白く、時間潰しには良い映画!!あえて5人の女子-ズvs怪人の戦いは同じ岩場でこの場所だけ瞬間移動などの技が使える設定で全てがこじつけのズッコケヒーロー感が笑える。
女優好きからするとキャスティングだけで◎、初々しさも残る主演陣
有村架純さんが好きということもあり観賞。
福田節が効いていて、飽きは来ない作品。表現力に長けた女優が多く連ねた作品だが、まだまだ演技力が…というところもある。それがまあ、逆に良かった。福田作品は頭をからっぽにして楽しむのがやっぱりいい。笑
「リベンジGirlと同じ位桐谷美玲好き」
家2本目。
2017年の「リベンジGirl」は鈴木伸行、桐谷美玲主演で、桐谷美玲が内閣総理大臣を目指す面白い映画でしたが、その3年前にこの映画で殻を破ったようないい演技をしていたんですね。「リベンジGirl」と同じ位桐谷美玲好きです。
一番目を引いたのが通行人調査の所。随分贅沢な時間の掛け方しているなと、あのシーンだけでこの映画の良さが存分に伝わりました。
家ではほとんど映画を見ないんですが、最近見た2本が面白かったので、家映画の良さ発見中。
福田雄一、佐藤二朗がますます好きになりました。
脱力タイム
桐谷美玲、藤井美菜、高畑充希、有村架純、山本美月の戦隊モノ。
ホントの戦隊モノでこの5人起用なら、
相当な金かけてド迫力CGをバンバン使わなければならないだろう。
そこは監督が福田雄一であるから、
テイストは「HK変態仮面」の雰囲気そのまま、ユルユルゆる過ぎ。
意外だったのは、滑り笑いばかりかと思ったが、
ツッコミ担当高畑がかなり笑いとして締まりがあり、
壮大なるコントとして面白かった。
司令長官が佐藤二郎という点だけでもう面白い。
頑張ってる女子は美しい。
20世紀少年のともだちは・・・
こういうバカバカしい戦隊モノの映画は河崎実監督が得意そう。福田監督も中盤以降の作り方はセンスの良さが感じられるが、やっぱり佐藤二朗がウザすぎなので残念。
特にいいと思ったのは、メンバーを集めに行く際歩道橋の下で“数え”のバイトをしているイエロー高畑充希とレッド桐谷美玲のシーン。藤井美菜の20世紀少年ネタもよかった。こういうゆるさは大好物。有村架純と安田顕とのやりとりも面白かった。
ツボ、ツボに入ってしまったー。 今をときめく女優陣がこんなことやっ...
ツボ、ツボに入ってしまったー。
今をときめく女優陣がこんなことやってたんだー。ぎこちないポーズからのゆるゆるアクション。そしていつも誰かいない。怪人たちの方がよっぽど協調性あります。
しかしまあ、ここまで振り切るかー。もうヤケクソって感じ(笑)
はまらない人は絶望的な作品となりますのでご注意下さい。
可愛い。
シュールでくすっと笑えるところも多いけど、爆笑まではいかず。今をときめく女優さんばかりで、とても魅力的な女子ーズでした。でも、1人くらいは芸人さんあたり使って、もっと笑いの要素入れてもよかったかなー。
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