女子ーズのレビュー・感想・評価
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福田雄一監督作で個人的には最も好きかもしれない
福田雄一監督のぶれない姿勢に最敬礼。
桐谷美玲、藤井美菜、高畑充希、有村架純、山本美月に戦隊ヒーローをやらせるという(笑)、
今だったら到底キャスティング出来ない顔ぶれである。
他のレビューでも明記したが、福田監督作品をもっとも楽しく鑑賞する方法は、
何も考えずに弛緩しまくった状態で楽しんじゃうこと。
恋愛や仕事、野暮用と、何かと忙しい女子たちの生態も上手く、緩く描けている。
ぐだぐだ
文句ばかり、ぐだぐだ書きます。
コスチュームは萌えないし、アクション要素もゼロ(いや、少しだけあるけど無いのと等しい)。
怪人はどんな悪さをしたっていうんですか、待っててくれるし倒す理由がわからない。
5人のうち、レッド(桐谷美玲)のモチベーションはどこからくるのかもわからない。
序盤は笑えたが、割と同じことの繰り返しで段々くだらなくて情けなくなる。
ワクワクドキドキもない。
ラスト、桃色のロボがちょっと登場するけどショボ過ぎて魅力がない。
変身用のアイテムやカッコいい乗り物も無いのは、商業的な戦隊シリーズへのアンチテーゼなのだろうから、それはアイデンティティとして尊重するとしても、関連グッズが欲しくなるような演出が欲しかった。
読んでくれて、どうもありがとうございました。
戦隊ヒーローの最高傑作
コント
過去鑑賞
世俗にただようカーストのカリカチュア
演出には、創作とアドリブがある、と思われている。
勘違いだと思う。
作っていない演出はありえない。
しばしば鬼才づらのクリエイターが「ここはアドリブでいってみよう」と、振りかぶった──ようなものを、テレビや映画やCM等に見ることがある。
うまく行っているのを見たことがない。
本麒麟を飲ませて「まずい」って言うひとがいるんだろうか?
「なにかおもしろいものができるかもしれない」という無根拠な発想は、ていのいい仕事放棄であってアドリブじゃない。
そんな勘違いをしている人がクリエイターの中にもいる──ような気がする。
芸能界広しといえど、アドリブができるのは佐藤二朗だけである。──かどうかは知らないが、アドリブをやり付けている人だけがアドリブをやっておもしろい。
アドリブの特徴は、あきらかにとっさのAwkwardな発言が含まれること、感動詞(えっと/あの/いやいや)が多くなること、反復が出てしまうこと、オチがないこと──などで、その台詞が、作られたものかアドリブかは解りやすい。
佐藤二朗のばあい、むしろAwkward──言葉につまっている様子自体が既におもしろいのであって、それは俳優の演技力や修練で成すものではなく、ひたすら経験則から生み出されている──と思う。
また、アドリブの特徴には、短いシークエンスでやるから楽しい──もある。
佐藤二朗といえども、長いroleをアドリブで通すのは無理、というより、意味がない。
すなわち部分的ならアドリブが効果的なこともある──ということだろう。
おそらく監督は、しっかり作らなければいけないところと、アドリブでいっていいところを、知っている。
銀魂や50回目~にはその緩急の使い分けがあった。
女子ーズも、アドリブが繁く挿入され、とてもユルく見えるけれど、むしろとても作り込まれているはずだと思う。その成果がおもしろさにあらわれている。
しばしば映画評で、日本人にはぜったいにつくれない──という、日本下げ/海外上げの形容をつかうことがあるのだが、この映画は日本人にしか作れない。
うまく言えないが、自虐文化圏のなせるわざだと思う。が、それは日本国民が矜持するところではない。映画は、ほのかなレイシズムのほうが勝っている。なんとなく庶民をばかにしている。というか、基調として、美醜や優劣にたいする差別意識が、楽しさにつながって──しまっている。わが国ならではのカリカチュアだろう。きらいだけど、おもしろさのほうが勝っている。
個人的にはとても楽しんだ。
暇潰しのはGood!!
女優好きからするとキャスティングだけで◎、初々しさも残る主演陣
「リベンジGirlと同じ位桐谷美玲好き」
脱力タイム
20世紀少年のともだちは・・・
ツボ、ツボに入ってしまったー。 今をときめく女優陣がこんなことやっ...
可愛い。
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