ジュラシック・ワールドのレビュー・感想・評価
全808件中、1~20件目を表示
パークがあったから成り立った
1作目の要素を大事にしつつ、新しい形で作り上げたコリン・トレボロウ監督のジュラシックパーク愛が伝わってきました。
リゾートのテーマパークを眺めているだけで、登場人物と一緒に観光している気分で楽しめました。特に、球体型の乗り物「ジャイロスフィア」に乗ってジャングルを巡る場面は、ユニバーサルスタジオのアトラクションに乗っているようなワクワク感がありました。
登場キャラはどれも魅力的で、ヴェロキラプトル4姉妹はみんな可愛く、彼女たちを指揮するオーウェンもかっこよかったです。他にも、モササウルスが湖から勢いよく飛び出すシーンやプテラノドンの群れが観光客を襲う場面は大迫力で興奮の連続でした。
インドミナスレックスは、凶暴さと高い知能を持ち備えたモンスターで、人間を容赦なく襲う光景はあまりの恐ろしさに鳥肌が立ちました。
それと同時に、インドミナス自身もいくつかの恐怖に怯えているのではないかと感じました。脱走して初めて外の世界に触れるため、檻の外に何がいるのかを知らないまま暴走している印象を受けました。また、様々な生物の遺伝子を組み合わせたことで、自分が何者なのかわからない不安を抱えているようにも見えました。
ここから、とんでもない怪物でありながらも、精神が不安定のまま必死に生きようしていたのではないかと考えました。
ジュラシックパークと同じ「イスラ・ヌブラル島」が舞台なので、その痕跡がいくつか残されていました。そのため、所々で1作目のファンが嬉しくなる建物やアイテムが多数出てきました。他にも、モササウルスのショーではジョーズを連想させるサメが餌になるなど、スピルバーグ映画のネタも登場しました。
ここで豆知識ですが、本作に登場するティラノサウルスは1作目と同じ個体です。その証拠に、終盤でラプトルの群れに付けられた傷跡が首元に残っています。
ジュラシックパークがあったからこそ成り立った物語であり、そのおかげで子供から大人まで楽しめる最高のアドベンチャー映画に仕上がっていました。昔からずっと好きな人はもちろん、初めてジュラシックシリーズに触れる人にもおすすめです!
JJもひっくり返るスピルバーグLOVEの変態監督現る
第1作公開時、大学生だったオレは、確かに驚異的な画にひっくりかえった記憶はある。しかしラプトルの狡猾な恐怖、T-REXの圧倒的な獰猛な恐怖も味わいつつも、「パーク」な人間模様に意外と「甘い」印象が残り、なんとも煮え切らない存在が「ジュラシックパーク」のオレの評価。
まあ、同時期の「シンドラーのリスト」のインパクトのため、のほうがそうなった影響が大きいかもしれない。
それでも、1作目に深遠なテーマ、人間の、え?エゴ?とか神への無謀な挑戦?、え、なにそれ?のことなど、さらっさら感じてはいなかった。
「ジュラシック・ワールド」
「パーク」が「ワールド」とかしょうもない話はオタに任せておいて、まずはビスタに目を引く。なるほど、スピルバーグですね、と。
しかし、それだけにとどまらず、映像はスピルバーグの「シンドラーのリスト」以降の「銀残し」な映像でなく、「パーク」時の映像によく似ているのにまた目を引く。さらに登場人物へのズームなどのカメラワークもそっくりで、こりゃ徹底してるねえ、と。
しかし、さらに。
レイティングがGとはいえ、意外とエグイ。
ブライス・ダラス・ハワード演じるクレアのムチムチ感とか、肩幅とか。さらにヘリ内の揺れに怯えるクレアの悶えにはおやじの俺にも刺激は強い。
というのは置いといて、甥っ子監視役の、しつこいまでの恐竜たちかの構われ方のエグみ。クレアの乗るトラックの窓ガラスにいきなり血しぶきとか、このへんのエグさもよく似ている。
まあ、本家は血しぶきは浴びせるかもしれないが、本家には多分ムチムチは出ないだろう。
見どころはそれにとどまらず、中盤の、1作目のラストの舞台を道中見せるところや、ラストの1作目の見せ場と同じ危機状況に置くところも楽しい。
またおなじみラプトル、T-REXの扱いもいい。ラプトルの超適当な行動もカワエエし、二転三転する展開もカワエエエエエ。
特に面白かったのが、終盤の社長さんの「人間の進化とか、前回の教訓だとか、」の演説をしようとした途端、ラプトルが登場し、演説を黙らせるところ。
いいかい、それって、ジュラシックシリーズに深遠なテーマなんて存在しないよ、って言ってんだよ。
第1作はスピルバーグがガキを喜ばせ、あるいは恐怖に震わせるための映画で、本作は1作を見たおやじを喜ばせ、そのガキを喜ばせる、あるいは恐怖に震い上がらせるための映画。
狙いとして、そしてその結果としては、興行面だけでなく、中身にも最大級の賛辞を贈りたい。
この映画に既視感を感じ、何も新鮮味がないと言う人もいるけど、ここまで変質的にリスペクトしていることまで観てそう言ってないだろう。
ここまで変質的にリスペクトは、もう超新鮮。超変態。
「スーパー8」でみせたJJの愛がひっくり返るほどの、スピルバーグLOVEの変態監督の登場。
追記
ブライス・ダラス・ハワード。カワエエ。声もカワエエ。第1作の、30年たっても変わらないローラ・ダーンなんかよりもイイネ。
追記2
本年度暫定1位の「フォックスキャッチャー」に迫る変態映画。さてこまった。「フォックス・」は映画史に残る傑作(採点関係なし)だが、本作もあらゆるシリーズものの最高級の変態度。
追記3
スピルバーグと袂を分けて??ルーカスに走った??JJ。さあ、どう出るか。年末の楽しみが増えたね。
アトラクション感満載
前作をほとんど観てない平成生まれです
あのテーマパークが、遂にオープンする。
原題
Jurassic World
感想
2015年のアメリカのSFアクション映画。「ジュラシック・パーク」シリーズの第4作目であり、「ジュラシック・ワールド」三部作の第1作目である。
「ジュラシック・パーク」を超える感動と興奮!
安定の面白さです。やっぱり恐竜っていいですね!
架空の大型肉食恐竜インドミナス・レックスが大暴れします!いろんなDNAが配合されて厄介ですね。
やっぱりジュラシックシリーズと言えば、ティラノサウルスとヴェロキラプトルの活躍は欠かせないです!
ブルー、デルタ、エコー、チャーリーとバイクで走るクリス・パインはかっこよかったです!
ブルーが可愛く見えました。
モササウルスの迫力が凄いですね。
グレイとザックはいい兄弟でしたね。
オーナーのマスラニの死に様に笑ったのと秘書のザラの死に様はかわいそうでした…。
ホスキンスが死んだのは自業自得です。笑
※24本…50本…少ない、もっと歯を
一作目やスピルバーグ監督に対する思いを感じる
恐竜のテーマパークで遺伝子操作をした恐竜が暴走するパニック映画だけれど、一作目に出てきたTレックスが今作の強敵の恐竜と戦ったり、エリマキトカゲのような恐竜(これも一作目に出た)のホログラムをおとりに使ったりと、一作目を見た人は思わず嬉しくなるような要素を展開に絡めているなと思った
そして、子供の兄弟二人目線でストーリーが進んでいく展開・・・
パニックに巻き込まれながら群衆の中に紛れているけれど両親との涙の再開、コレはスピルバーグ監督の太陽の帝国のオマージュかな
冒頭に「ジュラシックワールドは利益を生み出すようなものじゃない・・・人間のちっぽけさを教えるような場所だ」ってセリフが出てきたのが印象深かった
映像がすごい。
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ジュラシックパークのようなエンターテイメント施設。
そこの責任者の女性は、甥2人が遊びに来たのを受け入れる。
そこでは遺伝子操作で新しい恐竜を作っていたが、
凶悪かつ知能の高い「化け物」が出来てしまい、しかもソイツが脱走する。
しかも理由もなく、遊ぶかのように他の恐竜を殺しまくる。
捕獲しようとする関係者を尻目に、やがて観客のいるゾーンに向かう。
しかもドームを破壊し、逃げた無数のプテラノドンが人間を襲い大パニック。
女性の元恋人の恐竜調教師は自分の「友達」の恐竜を対処に向かわせる。
しかし歯が立たず、しかも実は同じ遺伝子を持っていた化け物側に寝返る。
しかしそこで化け物より強力な恐竜がいることに気付き、解放。
そいつの活躍で化け物は死に、調教師と女性と兄弟は無事生還。
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劇場で見た。残念ながら2Dだったが。
しかし迫力がすごいね、多分TVで見たら星3つだと思う。
内容はないが、劇場で見てこの迫力なら4つやな。
しかし最後の最強恐竜が何故か正義の味方なのは、終わり方が雑過ぎ(場)
あとプテラノドンも何匹も逃げたはずやし、後処理はどうしたんやろ?
そして最大の悪、恐竜を操作して戦争用の武器にしようとした奴が死亡。
キャリアウーマンも心を改める、って感じかな。
二枚目は最初から最後まで正しく人間的で格好よく、
兄弟は別にいなくてもストーリー上何も問題ない感じ(場)
恐竜も怖くないし茶番にしか見えないストーリーだけど、登場人物を見た...
良い意味で裏切ってくれた映画
また恐竜か...。
「ジュラシック・パーク」当時は、リアルな恐竜描写に腰を抜かしてしまいました。「衝撃」という、陳腐な言葉では片付きません。
しかし年月が経てば、新鮮味も無くなります。
ところが「ジュラシック・ワールド」では、良い意味で裏切ってくれました。
今までの「ジュラシック」シリーズには無かった新要素。現代だからこそ響く風刺。そして、進化した映像技術。
本当に、参りました。
近未来のパークで、恐竜たちが暴れ回る!
3Dにて!
すごい楽しかった〜。
秘書の女の人がかわいそうだった。
くじらザウルスがいいとこどりでしたね。
とりザウルスがリアルでこわい。
おもしろかったー。
また見たい。
15.8.13
ラプードル‼️
内容としては、過去の「ジュラシック・パーク」シリーズの焼き直しの域を出ないシロモノで、本当に作る意味があったのかと思われる作品。過去作とは違ったメッセージ性も感じられず、アクションに関しても翼竜たちをバンバンを撃ち落とす銃撃シーンはあるものの、今回の目玉インドミナス・レックスに対しては相変わらず逃げ回るばかりで、ティラノとラプトルにお任せの傍観態勢‼️これは壮大な恐竜プロレスを楽しむ作品ですね‼️まぁ個人的には恐竜プロレスが好きなんですが。私がこの作品のお気に入りのポイントとしては、クリス・プラット扮する主人公オーウェンがラプトル4頭を従えてオートバイを走らせるビジュアルのカッコ良さ‼️あくまでビジュアルです‼️オーウェンというキャラ自体は全然カッコ良くない‼️そして水棲のモササウルスが水中から大きな口を開けて獲物を捕らえるそのビジュアル‼️あくまでビジュアルです‼️モササウルス自体は大した見せ場もなく、宝の持ち腐れ状態‼️何とかならなかったのか、監督さん⁉️
恐竜バトルアクション、極まれり❗
2023年ゴールデンウィーク
WOWOWのシリーズ一挙放送にて。
前作から4年後、新章に突入。
興収は『ジュラシックパーク』をも上回る大ヒットとなった。
インジェン社は買収され、恐竜テーマパークはリニューアル開業されて大盛況を得ていた。
この新章では新たな路線が敷かれている。これが功を奏して新3部作が成立したと言える。
とにかく恐竜アクションで突き進む…という既定路線を徹底するための秀逸なアイディアだ。
クローン恐竜によって一儲けを企む人間のおごりと生命の驚異というテーマに、恐竜をある意図で改良する企みを加えたことで、善悪の対立を明確にした。
そこに、恐竜の飼育・調教に成功するというアイディアで、人間と恐竜の交流をサイドストーリーとして織り込むことができている。
新キャラクターにもこのコンセプトが反映している。
恐竜の監視員オーウェン(クリス・プラット)が元軍人であるという(半ばお決まりの)設定で、“戦う主人公”が生まれた。
そして、ティラノサウルスを“孤高の恐竜王”というキャラクターに昇格させたことで、恐竜バトルをアクションの目玉に置くことができている。
品種改良されて誕生したインドミナス・レックスは開発者のウー博士自身が怯んでしまうほどに高い知能と凶暴性を持っていた。
前3部作は人間の愚かな行動が事故をまねくのだが、本作は高い知能のインドミナスが人間に罠を仕掛けて事件が発生する。
極めてマンガ的展開だが、押し切って納得させる勢いがある。
品種改良も調教も、つまりは軍事利用が目的で、古今東西資本家たちは軍需産業が大好物なのだ。
SFやサスペンスでは軍需産業を悪役扱いすることが多い。戦争を金儲けの種にする非人道的な行為だから、平和主義者の主人公はそれらを殲滅するために暴力を駆使したりする…おや?
惨状と化したアトラクション島で大暴れするインドミナスを制するため、クレア(ブライス・ダラス・ハワード)が選んだ策は驚きである。
驚異の宇宙怪獣キングギドラに襲われた日本が怪獣王ゴジラに助けを求めるしかなかった、そんな感じか。
クレアに呼び込まれるように決戦のリングに上がったティラノサウルスが、ティラノのDNAがベースの改良種インドミナスと死闘を展開する迫力のメインイベント。
そして、決してティラノサウルスが単独で勝利するのではない捻った結末。
かくして、勝利の雄叫びをあげるティラノサウルスの姿が新章のシンボルとなった。
それにしても、ウー博士こそ無責任マッドサイエンティストの典型だ。
モササウルス〜
50点
子供だまし映画。
新型Tレックスの開発費が2600万ドルって36億円。
このディズ○ーラン○もどきの入場料はいくらなのだろうか?
これだけの施設を運営するには、数十兆円かかるはずだ。しかも、ここはコスタリカで、アメリカからも外国。故にかかる税金なども相当な金額。年間パスポートとなれば、数千万円だろう。
理屈は兎も角、先ずは避難が先決だし、こう言った危険な物を扱う現場は、保安体制は日頃から訓練を受けている。逃げられない様にいくつもの対策を取らなければ、認可がおりる訳がないし、ましてや、ここはアメリカじゃない。人が一人死んだだけでも、この事業はおしまい。もう少し、人間の命を大事にいてもらいたい。
日本と協力して、餌は確保していると言うのが?75歳の老人はまずいぞ。
インド人と中国人が悪者だが、間違いなくアメリカ資本。
肉食を食物連鎖の頂点と見て、悪者にする傾向があるが、いい加減それを悔い改めるべきだ。
それにこの怪物から見れば、ダニでしかない人間を追い回す意味が分からない。殺した草食の恐竜をこの怪物は何故食べないのか?それでダニを追いかけていたのでは世話ない。出鱈目は許せる範囲がある。
ジャングルに発砲する様子はまるで、ベトナムのジャングルに発砲するアメリカ軍の様だ。なんでこんな映画しか作れないんだろう?出鱈目は良いが、子供に見せる映画ではない。
非常事態からこそ輝く絆
パークは開かれた。
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