X-MEN:フューチャー&パストのレビュー・感想・評価
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2度観る事を勧めます
総合 :60
ストーリー :8
キャスト :12
テンポ :10
演出 :17
見返したい度:13
正直分かりにくいです。そして世界変わりすぎって思ってしまうのとこれ何がどう作用してそうなってるのって事が多かったです。
この☆4つの理由はただ一つ。
クイックシルバーの見せ所です。
このシーンは本当に何回も巻き戻して見ました、それくらいかっこよかった!
最後まで出て来てほしかったな、そしてラストの砂漠の4人はどの4人なんやろと思いながらアポカリプスを楽しみに待ってます。
ちょっと話しがややこしい
片手間に見たせいもあってか、ちょっと話しがややこしいような感じで、よくわからないところがありました。でもそれが大きなマイナスというわけでもありません。そもそも展開を重視して見ていなかったりするので、いいとしましょう。
やっぱり人気シリーズ平均点は取れているんじゃないでしょうか。
全然関係ないことですが、ヒュージャックマンの肉体がエグいこと、このときのジェニファーローレンスがポッちゃりし過ぎていること、が目にとまりました。
未来パートだけが盛り上がる、旧作ノスタルジー作品。
2014年6月上旬にMOVIX昭島にて、2D字幕版をレイトショーで鑑賞。
マーヴェル・コミックスの重鎮であるスタン・リーが生み出し、2000年に20世紀フォックスによって映画化され、昨今のアメコミ原作映画の量産化に貢献した『X-MEN』シリーズ。そのなかで新旧の人気キャラが勢揃いし、過去と未来をめぐって、話が入り乱れるほど複雑化するほどの話を描いたのが本作『フューチャー&パスト』で、シリーズの一作目と二作目のブライアン・シンガー監督がメガホンをとった意欲作になっています。
ミュータントを駆逐する為に開発されたロボット“センチネル”の大暴走で、荒廃した近未来の地球において、劣勢に追い込まれた“X-MEN”は一つの計画を実行に移す。それはキティ(エレン・ペイジ)の能力でウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)の意識をセンチネルが開発される前の1970年代のアダマンチウムを移植される前の彼自身へ転送し、若きプロフェッサーX(ジェームズ・マカヴォイ)やマグニートー(ミヒャエル・ファスベンダー)と共に開発計画を阻止する為に動かせるというものだった(粗筋、以上)。
一作目の公開当時に小学6年生だった自分にとって、このシリーズは思い入れが強く、『X-メン』から『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』までを愛してやまず、“少数派への迫害と共存”という重厚感のあるテーマを掲げながら、多種多様な能力を持ったミュータントのキャラクターを魅力的に描き、シリアスになり過ぎずに話を成立させていて、楽しさが満載な点に惹かれ、「自分がミュータントだったら、どんな能力が欲しいか」といった事を想像する事も少なくなく、フィギュアや小説、サントラなどのグッズを買い集めるほどハマっていた時期があったので、第三弾の『ファイナル・ディシジョン』でシリーズを離れたブライアン・シンガーの本作での復帰は嬉しく、主要スタッフも『X-MEN2』から殆どが続投し、ジョン・オットマンによる同作のテーマ曲が使われていたりとファンにとっては非常に喜ばしいものばかりで、その点を楽しみました。
私は第五弾の『ファースト・ジェネレーション』は気に入っていません。ヒットはしても評判の悪かった『ファイナル・ディシジョン』と『X-MEN ZERO』を無かった事にしているのが非常に不満(“ファイナル・ディシジョン”の印象は初鑑賞時には、あまり良いものではありませんでしたが、作品そのものを無かったことにしなければならない程酷い作品ではない)で、若き日のプロフェッサー、マグニートー、ミスティーク(ジェニファー・ローレンス)のキャラが“旧作”からは大きく変わりすぎていたり、主役が誰なのかが分からなかったり、旧作で演じたパトリック・スチュワート、イアン・マッケラン、レベッカ・ローミンの圧倒的な存在感からは信じられないぐらい地味な俳優が扮し、悪役を演じたケヴィン・ベーコンに食われ、良かった点はシンガー監督のプロデューサーとしての復帰に伴い、彼が離れた事で失われた迫害のテーマの復活、故マイケル・ケイメンが一作目で手掛けた“ポーランド収容所”のスコアが使われているぐらいで、話も全体的に盛り上がらず、退屈したので、自分のなかでは「“X-MEN”は終わった」と思ったほどガッカリし、本作には、そこまで期待せずに観ました。予想よりは遥かに面白かったです。しかし、それほどの作品ではありません。
本作で最も盛り上がるのはスチュワート、マッケラン、ハル・ベリー、エレン・ペイジ、ショーン・アシュモア、ダニエル・クドモアらが登場する未来パートであり、本作の段階で一作目から13年が経過していた事で、流石に皆、年を取り、あの頃のような初々しさはありませんが、『ファースト・ジェネレーション』では無かった事にされた『ファイナル・ディシジョン』の設定が復活し、同作でキティ役を演じたペイジの再演、僅かに登場したセンチネルの大活躍、それに翻弄される“X-MEN”たちが直面する脅威に必死になって立ち向かう姿は常にハラハラし、過去作の経験が殆ど役に立たず、シリーズ最大級の困難な状況に追い込まれるという展開が非常に良く出来ていて、これだけで満足ができ、観る価値があったと思え、「もっと彼らの活躍を見ていたい」という気持ちになりました。この部分が本筋だったら良かったのに、そうではないのが残念です。
本筋である70年代のパートは『ファースト・ジェネレーション』とは違い、ウルヴァリンが大活躍し、若きプロフェッサーたちを引っ張っていく役目を担い、ウルヴァリンにとっては因縁のある人物が出番が短くても登場し、それで僅かに事件が起きたりするので、『ファースト〜』よりも面白く、納得できる部分も多かったのが良かったですが、マカヴォイ、ファスベンダー、ローレンス、ニコラス・ホルトといった若き時代の主要キャラが相変わらず存在感と魅力に欠け、ヒュー・ジャックマンが居ないと全く成立しないシリーズである事を改めて感じさせ、プロフェッサーの学園の地下にあるお馴染みの特徴的な通路やセレブロ・ルームが出てくることや若きマグニートーが未来パートに近いコスチュームを着て、暴れまわるところは『X-MEN』らしいと言えますが、ミスティークは演じたローレンスが本作製作までの間に『ハンガー・ゲーム』シリーズの大ヒットや『世界に一つのプレイブック』でのアカデミー賞の受賞による変化の為か、本来の姿で居ることが少なく、ローレンス自身の姿の登場が多いので、旧作に話が繋がらないのであれば、理解は出来ますが、旧作と繋がっているのを前提としているようになっているので、ローレンスの姿はミスティークが本来の自分から逃げ回っているようにしか見えず、『X-MEN2』でナイトクローラー(アラン・カミング)から「君は何にでも姿を変えられるのに、何で、そのままの姿で居るの?」という質問に対して、「その必要がないからよ」と答えていたのとは矛盾していて、あまり納得の出来るものではなく、ローレンスはミスキャストだったと思います。70年代のパートで一つ良かった点を挙げるなら、それは若きトードが僅かに出てくるところで、まだ青年なので、一作目でレイ・パーク(“スター・ウォーズ/ファントム・メナス”のダース・モール役。彼が素顔で悪役を演じていたことを知り、興味を持っただけに愛着がある)が演じたキャラと繋がって見えるところは少ないですが、これが個人的には最も良かった部分でした。
劇場で観て損をするような作品ではありませんが、本作は自分のなかで冷めた『X-MEN』に対する熱意を取り戻す作品にはならず、未来パートの懐かしい面々や描写などにノスタルジーを感じただけなので、それ以外に心に残るものが無かったのが非常に残念で、勿体無い印象を持ちました。それだけ自分が年を取ったという事なのでしょう。
X-MENシリーズで1番好き
X-MENシリーズの7作目。
X-MENの起源を描くシリーズ第2弾。
という位置付けではありますが、今作は過去と未来を行ったり来たりします。
その為、昔の作品は是非とも観ておきましょう。
今回の敵は、ミュータントを根絶やしにする事を目的として作られた機械・センチネルなんですが、圧倒的に強すぎるのです。
ミュータント達がボコボコにやられる絶望感、マグニートーのカリスマ性、新キャラクイックシルバーの魅力等、ホントに見所たくさん。
また、この作品を機に物語が大きく代わります。(良い方向に。笑)
X-MENシリーズも7作目と数が多くなり、新規の方には厳しくなっておりますが、オススメです。
今までのシリーズは現代なかんじだったのに 急に近未来な感じになって...
今までのシリーズは現代なかんじだったのに
急に近未来な感じになって
はなしもごちゃごちゃしててなかなかついていくのは大変だった
クイックシルバーすごいすき
この映画で彼のシーンが一番好き
ほんとよかった
出番少なかったけどあれだけで好きになった
アベンジャーズのピエトロも好きだけど悲しい終わりかたしたしなぁ
とりあえず旅行行くまでに全部観れてよかった〜
明日は飛行機でアポカリプスみれる〜!
たのしみ
過去と未来、夢の共演
近未来。
ミュータント殺戮兵器センチネルによって絶滅の危機に瀕したミュータントたち。その中心として生き残ったプロフェッサーとマグニートーらが再び手を組み、センチネル誕生の原因となってしまった過去を変えるためにローガンの精神を1973年に送り込み、当時のチャールズとエリックらとともにミスティークの暗殺計画を止めようと奔走する、過去と未来を織り交ぜたX-MEN全シリーズの続編にあたる壮大なスケールのストーリー。
なかなか無理矢理な形で未来と過去を共演させた今作。キティにそんな能力があった描写もないし、ブライアンシンガーの能力説明もよくわからないが、とりあえず全員集合のお祭り感!と思えば良し笑。
前作でファッキン失せろ呼ばわりした若き日のエリックチャールズらにローガンが会いに行くというなかなか恥ずかしさがあるであろう中、親友2人を一度になくし、アル中ヒッキーに陥った若き日の恩師と大統領暗殺の疑いで地下100階といういっそ殺してくれくらいの生活を強いられているかつての宿敵2人のほぼお守りレベルで裏方で立ち回るローガンはなかなかの渋さでプロフェッサーへの恩返しの気持ちが出てて良かった。
見所はやはりクイックシルバーの高速移動。もはや高速移動の次元ではないほぼ時止めと変わらないチート能力を発揮。
序盤だけの登場だが充分な活躍を見せる。どうして一緒に連れて行かなかったのかだいぶ疑問笑。大人の事情か?笑
今作はX-MENシリーズの中でだいぶ評価が高い。全シリーズのオールキャスト登場という点も勿論あるだろうが何よりシリーズ初のハッピーエンドかつ今までのシリーズを全て帳消しにするジョジョ6部張りの大胆な過去改変によってジーンもスコットも死なない新しい時間軸としてシリーズが再起動した点が何よりも大きな要因だと思う。
それだけ今までのシリーズの凄惨なバッドエンドを心良く思ってなかった人や10数年に及ぶ元祖アメコミ実写シリーズが突然リセットされてもなお素晴らしいと評価するファンの器の大きさに驚く笑。普通こんなに劇的に変化するのってイヤじゃないのかなと思いつつも、今後のシリーズの展望も気になる分岐点的作品。
2016年08月14日(日)1回目
2019年07月06日(土)2回目
空間的・時間的に壮大なスケール
ミュータント達が総動員で、力の限りを出し尽くしても勝てない未来。
このまま行くと辿り着くそんな壮絶な未来を変える為に過去へ。
原題からすると、「未来にとっての過去」ってことでしょうか。無事に違う未来を導けたのなら、なかった筈の過去の日々?いや、今回描いた過去が新しくあるべき過去か。ややこしい。
てんこ盛りですが、よくまとめたと思いました。
Quicksilverが爽快な所を全て持って行きました(^.^)
旧シリーズや前作、全てなかったことに?次作のためのリセット用のようです。
それにしても何でもアリですね。
JFKがミュータント⁈
Nixon役、結構似てましたね。
強いて言うなら、テーマは"Cloud Atlas"的でした。
"Countless choices define our fate. Each choice, each moment (is like) a ripple in the river of time. Enough ripples... change the tide, for the future is never truly set."
ちょっと切ないけど、最後はものすごくハッピー
過去と未来が混在するので、誰がどんな能力だったとか、どんな話だったっけなー?と思いだしながら見れました。なんだかんだシリーズ全般繋がっているのが、X-MENファンとしては嬉しいし、おもしろさを感じます。
敵と味方、味方が敵、敵が味方。すごく複雑で正義と悪は紙一重なのだと感じさせられました。そして一人の過ちや行為で未来はすさましく変わるっていうのも納得です。あのとき、手を下してしまうのか、または手を下ろすのか、、、そんな紙一重で死ぬ人も生き、戦争もなくなり、幸せな日々が待っている。未来は変えられる。素敵です。私も自分の力でみんなの未来や自分の未来を明るくしたいものですー。
2日間でX-MEN3作とマイティソー。なんだか特殊能力が頭の中でこんがらがってきました。これにアベンジャーズだから、一回整理しなきゃなー。
ちょっぴり泣いた
おさらい再観賞
公開時、ジャパンプレミアに当選しまして生のヒュージャックマンに会えた事も含め好き。
シリーズ通して観ると、それは違う~!なんか、おかしいぞ!などと何かと矛盾だらけのX-MEN。監督違うからと気持ちを納め、もどかしさを解消したりといろいろあったわけです。
過去と未来。未来への選択肢は1つじゃない。極端にいえばリセットされてしまったわけですけど、同時に矛盾もなくなり未来も変わりあのラストへと… 泣きました。
やっぱり面白い。 過去と未来を行ったり来たりするクライマックスは言...
やっぱり面白い。
過去と未来を行ったり来たりするクライマックスは言うまでもない。
次作のためにクイックシルバーの顔出しがあり、次の活躍を期待させる。
チャールズ、エリック、レイブンの三者三様の心情が軸となっている。
ボビーやキティなど懐かしの面々と、おそらくあんたトードだよね、といったキャラもワクワクさせてくれる。
今回の話で今までのシリーズの話が全てご破算になってしまったのは残念であると同時に、ゼロベースで新しい展開を自由にできることになった。
アポカリプスは新たな歴史なのでしょう。
We need you to hope, again. ブライアン・シンガーが監督として復活したX-Menシリーズ7作目
スピンオフのウルヴァリン2作を含めると7作目になり、これまでの総決算的な内容になっています。何だかんだでけっこう作品多いな!しかし、今回は過去と未来とキャラクターが交差して、これまでずっと追っかけてる自分としてはとても楽しめました。
なんと言ってもセンチネルの出てくる絶望感がハンパない!!原作コミックでも強いセンチネル、これまでは第三作目の冒頭、デンジャールームでの特訓の時にちょこっと出ただけだったのですが、今回は最強の敵として存分に暴れてくれます。
元々ミュータント向けに開発されたセンチネルがミュータントを産む人間も標的にして、未来は大変な事になってしまい、それを過去に戻って修正するという、いわばターミネーター的なストーリーなのですが、この原作がコミックで書かれたのは1980年。ターミネーターが制作されたのが1984年なので、こちらがよっぽど古いですね。
話の中心はチャールズ、エリック、レイブンです。ウルヴァリンも出てきますが、あくまでもナビゲーターなポジション。ヤサグレまくって引きこもっているチャールズを引っ張り出す役目です。エリックはやっぱりヴィランが似合いますね。助け出されて共闘するかと思いきや、レイブン殺そうとしたり、センチネル乗っ取って球場破壊して大頭領攻めに行ったりとやりたい放題です。見所が一番多いキャラですね。
でも今回一番のメインはレイブンではないでしょうか?エリックと袂を別った後もベトナムに行ってたり、博士を暗殺しようとしたり、ミュータントの為に孤軍奮闘しています。もちろん演じるジェニファー・ローレンスの人気もあるでしょうけど、前作よりキーキャラクターとして大きく成長した感があります。
新しいキャラとしてはいきなり出てきたクイック・シルバーが良かったですね。原作ではマグニートの子供で、アベンジャーズに出ているクイック・シルバーと同一人物。クイック・シルバーとスカーレット・ウィッチはX-menでもあり、アベンジャーズでもあるので、それぞれ権利が違う2つのシリーズにどっちも出れるという不思議な現象が起こってます。ちなみに妹は赤い服を着てましたが、スカーレット・ウィッチ?それともポラリス?
さて、今作品で出番を殆んど削られてしまったアンナ・パキン演じるローグ。1作目ではメインだったのにドンドン出番がなくなっている可哀想なキャラなのですが、このローグのシーンを追加した「ローグ・エディション」がより深く作品を理解出来て面白かったです。アメコミ映画なのに149分もあるのはちょっと長いですけどね。ローグの登場シーンだけでなく、レイブンとハンクのやり取りが増え、その他にもちょこちょこシーンが追加されてます。そして吹き替えがゴーリキさんから牛田裕子さんに戻ってるということで吹き替え好きな方にもオススメです。
古今東西のキャラが出るのでアメコミファンはもとより、これまで映画でX-menを追っかけてきた方もきっと楽しめる今作品。さすがに一見さんお断りですが、好きな人には満足の行く仕上がりになってました。
いっつもマグニートーが
毎回のことだが、エックスメンシリーズはいっつもマグニートーが間違った行動を起こしてるせいで大変な事態となる。とはいえ、それが面白い。悪が誰でもなくそれぞれに都合があるからこのシリーズは見てしまう
d
ストーリー自体は悪くないはずなんだけど後の出来事がすべて変わるということは、今まで見てきたのは何だったんだ、、っていう少し疑問?というかもやもやが、、前作に続き若き頃の皆のエピソードはおもしろい。ただたまに時系列が分かんなくなる、、
前作から好きになった。
最初のシリーズは好きではなかった。THEアメリカ的な色味やキャラクターがどうも好きになれず、ストーリーも葛藤や不安も描かれてはいたけど痴話喧嘩のように感じて能力もシンプルで凄いんだか凄くないんだかと思っていたが、
前作から急にストーリーが濃くなってプロフェッサーとマグニートーの関係性なんかもよく描かれていて周りのキャラもイキイキと立ち始めたように感じた。
ウルヴァリンが主人公ではあるけど、やはりウルヴァリンは脇で良い仕事するのが丁度良くて(能力も爪と無敵って地味だし)
マグニートーとプロフェッサーそしてミスティークの3人を中心に話が展開するのが、お互いの微妙な関係性もあってドキドキした。
地獄のような未来にはゾッとした。
未来には何の希望もないという始まりから未来は決められたものではない。
と終わったのは良かったのだけど、
仲間がドンドン殺されて行くあの未来の恐怖は、こうはならないよと言われてもトラウマ的に脳裏に残った。
ウルヴァリンのヒュージャックマンのビジュアルは野暮ったいし、コイツが主人公かよと言うところに、ジェニファーローレンス、ジェームスマカヴォイ、マイケルファスベンダーが入って華やかさとクールでカッコ良さが増して好きな作品にになりました。
今回の基本コンセプトは好きでしたが、少しモヤモヤも残る
悪くはない、どころか十分楽しめたのは間違いないところなのですが、シリーズ最高傑作と感じた前作「ファースト・ジェネレーション」と比べれば、一枚落ちるかなぁ。
これは監督がブライアン・シンガーに戻った影響なのかな、この方が監督した前シリーズ時の作品も、基本的には楽しめたけど何か微妙にフィットしない相性の悪さみたいなものを感じたので。
まあ今回は旧シリーズやスピンオフも含めたオールスター的な内容にもなっていたので、表面的にはそれなりに興奮しつつ楽しめたんですけどね、あちらを立てればこちらが立たずな面もあったりで、個人的にはどこかモヤっとした感情も少し残ってしまいました。
勿論、あくまでこの作品は新シリーズの2作目で、メインキャラは若かりし頃のチャールズ、マグニートー、ミスティークの3人だと分かってはいるのですが、でもウルヴァリンの扱いがいくらなんでも中途半端過ぎた印象で、どうにもしっくり来ないんですよね。
逆に今まで描き切れていなかった部分も含めたチャールズとマグニートーの物語に関しては、全て話が繋がった気がしてこちらはスッキリ、ミスティークを絡めた3人の物語は本当に厚みがあって見応え十分でした。
それと基本的にタイムスリップ物は好きなので、過去に戻って未来を変えようとする今回の基本コンセプトは、何気に好みの内容でしたね。
過去パートと現在パートそれぞれでたくさんのミュータントの活躍を見れたのはホント嬉しい限り、でも・・・ほぼ活躍していない方々もいたりで、もっと満遍なく活躍を見たかったなと言うのが正直なところでしょうか。
ハル・ベリーのストームはいくらなんでも扱いが酷過ぎでしょ。
あとインパクト大なクイックシルバーももっと見たかったなぁ、無敵すぎて物語が盛り上がらないから仲間に入れなかったのか?(笑)
まあとりあえず、センチネルに滅亡させられそうな未来を救うべく過去で奮闘するチャールズ達の活躍にハラハラドキドキしつつ、やっぱりマグニートーは・・・的な部分にもニヤリとしつつ、それなりには楽しませてもらいましたが、結局この結末だと前シリーズの存在価値も揺らぐので、ちょっとモヤモヤも残るかなぁ。
まあ何にしても、近々続編があるようなので、そちらに期待します(またブライアン・シンガーが監督ですが)
ラストが…
なんか途中まではとても興奮する展開で引き込まれたがラストで今までのXMENでやってきたことを全部無しな感じにしたのはどうしても納得いかなかった。
次からのXMENは別物としてまた楽しみたいと思う
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