X-MEN:フューチャー&パストのレビュー・感想・評価
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過去鑑賞作品
この作品くらいになると最初の方の事はすっかり忘れてしまっていますが、それでも面白かったです。
今作は闘いに重きを置いていないので、アクションシーンは控えめでしたが、その分人間ドラマが重視されていて、ラストを含め希望溢れる作品で、個人的にはかなり好印象でした。
もう一度、このシリーズ、最初から観直したくなりますね♪
クイック・シルバーが美味しすぎる
冒頭から説明もそこそこにてんやわんやの未来世界を救うためにウルヴァリンが過去へ行くことに。正直なところ、彼と麗しのおじいちゃんズとストーム以外は、「こんな人いたっけ?」状態だったが、アクションはなかなかたのしかった。ただ過去パートはクイック・シルバーのインパクトが強すぎて他が霞んじゃったところもあるが、(だから出番はちょっとだけだったのか?)面白いからよしとする。
ただ今作でほかのシリーズ作品とはもう別になったということなのだろうか。
リセット
ミュータント絶滅しちゃうから、ちょっと昔に戻ってやり直せませんかね?、というタイムリープ作品。
「アベンジャーズEG」でも同じ事やってたから、劣勢からの逆転要素って結局これしか無いのかな。
でもこの作品の肝は、前作からの若いミュータント軍団の歴史の描写で、そこで暗躍するのが、前作でまさかのちょい役ウルヴァリン。
今回も歴史上の事実を少し踏まえつつ、JFKの件はもっと掘り下げて欲しかったが、ミュータント殺戮マシン:センチネル開発者トラスク博士も当時のアメリカっぽいのがイイ!
エリックとチャールズのアツアツブリも相変わらずで、ハンクのレイブンへのほのかな恋心とか、「パスト」部分で不満があるとすれば、ウルヴァリンが暴れたのは冒頭の車奪う所くらいで、あとは彼はずっと頭抱えてた。
それと、前作でエリックが引き連れて行った仲間たちが、映像無し台詞のみで片付けられてるのも少し悲しい。
エリックのスタジアムの件とかも要らなくない?
何のため?
「フューチャー」部分は新キャラ結構いましたが、特徴描くヒマなく死んでいくのばかりで、掟ポルシェ似の人と、みんな大好きオマールシーが全く見せ場無しというのが残念。
まあ旧作新作の役者がみんな揃って、「ハイ!全て無かったことにしまーす」としたのは、そこそこ愛情感じられるから良し^_^
あと、ラストもう少し明るく終わって欲しかったかな。
なんだかんだ文句多いなー。
でも前作同様大好きな作品でした。
次もあるよ的な最後の映像は要らないかな。
世界がミュータントを知った日
旧三部作のメインキャラクターも登場する、シリーズ5作目。
『X-MEN』シリーズは、キャラクターが多すぎて、イマイチ集中出来ずに、あまり楽しめないんだけど、本作は、メインキャラクターが少なくて見やすい(^^)b
ただ、勧善懲悪というような単純な内容では無いので、イマイチ…ってゆーか、全くスッキリしない( ^_^ ;)
やっぱし、ヒーローものは、悪いやつを思いっきり倒してもらってスッキリしたいですわ( ^_^ ;)
それにしても、相変わらずジェームズ・マカヴォイがパトリック・スチュアートになるとは、到底思えん…( ^_^ ;)
JFKを暗殺したのもエリックだった!?
シリーズものも行き詰ってくると、タイムスリップさせることが多いようだ。ただし、今作では従来のタイムスリップものとは若干違っていて、ウルヴァリンの魂だけを過去に送り込み、実際には彼の50年前の肉体を使うという設定だ。
前作『ファースト・ジェネレーション』では前日譚を描くために若手の俳優を起用していたが、未来のシーンでは懐かしい面々を見られるので、旧3部作が好きな人にはたまらない。イアン・マッケラン、パトリック・スチュワート、アンナ・パキン、ファムケ・ヤンセン、ジェームズ・マースデン、ハル・ベリーなど、個人的にはエレン・ペイジが良かった。
大河に小石を投げたところで大きく変わることではないと言うが、科学の発展からすると、トラスクを殺した過去を変えたところで変わらないのだろう。人間がミュータントを敵視する限り。したがって、ミスティークやエリックのやり方だけではダメなんだという展開になるのだ。仮にエリックがミスティークを殺していたら・・・続編が生まれないという悲しい結果になるはず。
全体的にはちょっと大味な作品ではあったけど、新旧含めたオールスターキャストという点では楽しめるし評価できる。球場を持ち上げて落とすというエリックの大技も冴えていたが、彼がペンタゴンの地下100階に閉じ込められていた事実も面白い。さらには新キャラであるピーター・マキシモフ=クイックシルバー(エバン・ピーターズ)がいい。MCUとキャラが被ってしまいそうになるけど、二人は同じ作品『キック・アス』で共演してるというから不思議だ。
壮大なスケールだがまとまりがある
過去と未来を行き来するするストーリーなので、X-MENシリーズが好きな人にはとても楽しい作品。
過去の同シリーズもチェックしてから見た方が何も知らずに見るよりは何倍も楽しめる。
印象に残ったのは無敵と言っても過言ではない能力を持つクイックシルバーのシーンが一番の見どころだった。
ちなみに実はある登場キャラクターの息子なのだが、その事実を知っているとそのキャラクターとクイックシルバーとのやりとりがさらに面白く感じられる。
そして日頃からWorkoutを積み重ねているウルヴァリン役・ヒュージャックマンの身体作りがすごい。
どれがどれやら
①このシリーズもだんだん似たような話ばかりになって区別がつかん。②2020.03.22. 2回目の鑑賞。初見のように思えたくらい前の鑑賞記憶なし。認知症になったのかしら。なかなか面白かったが、タイムトラベルものは難しく、この作品も例外ではなかった。③しかし
…区切り…リセット…世代交代…継承…
"X-MEN" シリーズ通算第7作。
DVDで鑑賞(吹替)。
原作コミックは未読。
初期三部作、「ファースト・ジェネレーション」から始まったプリクエル・シリーズの出演者が一堂に会した、文字通りのオールスター映画。自然とキャストの顔触れが豪華極まりないことに…。それだけで充分胸アツでした。
ふたつのシリーズを接続し、双方の物語を完結させた上で、一旦時間軸をリセットし、新たな始まりを描くと云う離れ業をやってのけていて、抜群の構成に舌を巻きました。
過去と未来を繋ぐメッセンジャーを務めたのは、我らがウルヴァリン。1973年にタイムリープし、ミュータントが滅亡の危機に瀕した未来を変えるため、若きプロフェッサーやマグニートーらと共に立ち向かいました。
が、決して一筋縄で行かないのが本シリーズの持ち味だし醍醐味かと…。マグニートーの暴走や、ミュータントを巡るそれぞれの正義や考えのぶつかり合いなど、シリーズ永遠のテーマをきちんと内包していました。
時間軸がリセットされたことで、数々の批判に曝された初期三部作が無かったことになり、現在継続中のプリクエル・シリーズからの新しい展開が可能となりました。
ただ単にリブートするだけでなく、これまでがあった上での再スタートは、シリーズが築き上げて来たものを大切に考えていることの証明のようで、とても好感が持てました。
キャスト交代もやり易くなった、と云うことかも。シリーズを継続する上で、本作は秀逸な世代交代になっている気がしました。その役目をシリーズの象徴であるウルヴァリンが担っているのも、上手く出来ているなと思いました。
[以降の鑑賞記録]
2020/03/21:WOWOWシネマ(字幕)
※修正(2024/04/13)
追いかけて来た人、ファーストジェネレーション好きな人に
MCU追いかけて、続いてX-MENを時系列順に見直すミッションを自らに課していた最近。
冒頭から「え?私時系列順に見て来たよね?どういうこと?」と置いてけぼりをくらいます。
が、過去の矛盾点を総ざらいするような結末のつけかた、なんだかんだ不幸なウルヴァリンに救いを与えるような結末にホッとした。
X-MENシリーズの中では、群を抜いて「ファーストジェネレーション」が好きなのだけど、旧作メインキャストが揃うところも嬉しかったです。
マグニートーの演説がキモなので、シリーズの概要だけ追いかけたいけど時間がないって人は、ラストシーン(演説から)だけでも。
ついにクイックシルバーでた! うれしい!
X-MENシリーズは内容が矛盾してる部分があり少し今回の内容の整理に時間がかかった
未来が変わって無事学校を作ることが出来てよかった
若かりしハゲとヘルメット物語
シリーズファンには大満足でした。
始まりの掴みはバッチリでミュータント達のタッグを見せつけられ、
中盤ではお馴染みの面々と若いお馴染みの面々、
終盤では皆が待ち望んでいたであろう理想的な平和。
ただこれシリーズ通して(侍除く)観ないと楽しさ大半減。
ワクワク感はファーストジェネレーションのが
ミュータント達を育成する分あるんだけど、
今作はドキドキハラハラが強かったかなあ。
あと前作の繋がりだとかにニヤニヤしたり
ローガンのチョイ役感にニヤニヤしたり。
誰かを重点的に撮ってはいないので深くはないが面白かった。
見所に欠けるかな
前半はいきなりの展開から問題をどう解決するのか、過程を楽しめていたけど後半は見所がなかった。
ローガンほかミュータントが過去現在それぞれの敵に対してどんな戦いを繰り広げるのか期待してたんだが。
2度観る事を勧めます
総合 :60
ストーリー :8
キャスト :12
テンポ :10
演出 :17
見返したい度:13
正直分かりにくいです。そして世界変わりすぎって思ってしまうのとこれ何がどう作用してそうなってるのって事が多かったです。
この☆4つの理由はただ一つ。
クイックシルバーの見せ所です。
このシーンは本当に何回も巻き戻して見ました、それくらいかっこよかった!
最後まで出て来てほしかったな、そしてラストの砂漠の4人はどの4人なんやろと思いながらアポカリプスを楽しみに待ってます。
ちょっと話しがややこしい
片手間に見たせいもあってか、ちょっと話しがややこしいような感じで、よくわからないところがありました。でもそれが大きなマイナスというわけでもありません。そもそも展開を重視して見ていなかったりするので、いいとしましょう。
やっぱり人気シリーズ平均点は取れているんじゃないでしょうか。
全然関係ないことですが、ヒュージャックマンの肉体がエグいこと、このときのジェニファーローレンスがポッちゃりし過ぎていること、が目にとまりました。
未来パートだけが盛り上がる、旧作ノスタルジー作品。
2014年6月上旬にMOVIX昭島にて、2D字幕版をレイトショーで鑑賞。
マーヴェル・コミックスの重鎮であるスタン・リーが生み出し、2000年に20世紀フォックスによって映画化され、昨今のアメコミ原作映画の量産化に貢献した『X-MEN』シリーズ。そのなかで新旧の人気キャラが勢揃いし、過去と未来をめぐって、話が入り乱れるほど複雑化するほどの話を描いたのが本作『フューチャー&パスト』で、シリーズの一作目と二作目のブライアン・シンガー監督がメガホンをとった意欲作になっています。
ミュータントを駆逐する為に開発されたロボット“センチネル”の大暴走で、荒廃した近未来の地球において、劣勢に追い込まれた“X-MEN”は一つの計画を実行に移す。それはキティ(エレン・ペイジ)の能力でウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)の意識をセンチネルが開発される前の1970年代のアダマンチウムを移植される前の彼自身へ転送し、若きプロフェッサーX(ジェームズ・マカヴォイ)やマグニートー(ミヒャエル・ファスベンダー)と共に開発計画を阻止する為に動かせるというものだった(粗筋、以上)。
一作目の公開当時に小学6年生だった自分にとって、このシリーズは思い入れが強く、『X-メン』から『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』までを愛してやまず、“少数派への迫害と共存”という重厚感のあるテーマを掲げながら、多種多様な能力を持ったミュータントのキャラクターを魅力的に描き、シリアスになり過ぎずに話を成立させていて、楽しさが満載な点に惹かれ、「自分がミュータントだったら、どんな能力が欲しいか」といった事を想像する事も少なくなく、フィギュアや小説、サントラなどのグッズを買い集めるほどハマっていた時期があったので、第三弾の『ファイナル・ディシジョン』でシリーズを離れたブライアン・シンガーの本作での復帰は嬉しく、主要スタッフも『X-MEN2』から殆どが続投し、ジョン・オットマンによる同作のテーマ曲が使われていたりとファンにとっては非常に喜ばしいものばかりで、その点を楽しみました。
私は第五弾の『ファースト・ジェネレーション』は気に入っていません。ヒットはしても評判の悪かった『ファイナル・ディシジョン』と『X-MEN ZERO』を無かった事にしているのが非常に不満(“ファイナル・ディシジョン”の印象は初鑑賞時には、あまり良いものではありませんでしたが、作品そのものを無かったことにしなければならない程酷い作品ではない)で、若き日のプロフェッサー、マグニートー、ミスティーク(ジェニファー・ローレンス)のキャラが“旧作”からは大きく変わりすぎていたり、主役が誰なのかが分からなかったり、旧作で演じたパトリック・スチュワート、イアン・マッケラン、レベッカ・ローミンの圧倒的な存在感からは信じられないぐらい地味な俳優が扮し、悪役を演じたケヴィン・ベーコンに食われ、良かった点はシンガー監督のプロデューサーとしての復帰に伴い、彼が離れた事で失われた迫害のテーマの復活、故マイケル・ケイメンが一作目で手掛けた“ポーランド収容所”のスコアが使われているぐらいで、話も全体的に盛り上がらず、退屈したので、自分のなかでは「“X-MEN”は終わった」と思ったほどガッカリし、本作には、そこまで期待せずに観ました。予想よりは遥かに面白かったです。しかし、それほどの作品ではありません。
本作で最も盛り上がるのはスチュワート、マッケラン、ハル・ベリー、エレン・ペイジ、ショーン・アシュモア、ダニエル・クドモアらが登場する未来パートであり、本作の段階で一作目から13年が経過していた事で、流石に皆、年を取り、あの頃のような初々しさはありませんが、『ファースト・ジェネレーション』では無かった事にされた『ファイナル・ディシジョン』の設定が復活し、同作でキティ役を演じたペイジの再演、僅かに登場したセンチネルの大活躍、それに翻弄される“X-MEN”たちが直面する脅威に必死になって立ち向かう姿は常にハラハラし、過去作の経験が殆ど役に立たず、シリーズ最大級の困難な状況に追い込まれるという展開が非常に良く出来ていて、これだけで満足ができ、観る価値があったと思え、「もっと彼らの活躍を見ていたい」という気持ちになりました。この部分が本筋だったら良かったのに、そうではないのが残念です。
本筋である70年代のパートは『ファースト・ジェネレーション』とは違い、ウルヴァリンが大活躍し、若きプロフェッサーたちを引っ張っていく役目を担い、ウルヴァリンにとっては因縁のある人物が出番が短くても登場し、それで僅かに事件が起きたりするので、『ファースト〜』よりも面白く、納得できる部分も多かったのが良かったですが、マカヴォイ、ファスベンダー、ローレンス、ニコラス・ホルトといった若き時代の主要キャラが相変わらず存在感と魅力に欠け、ヒュー・ジャックマンが居ないと全く成立しないシリーズである事を改めて感じさせ、プロフェッサーの学園の地下にあるお馴染みの特徴的な通路やセレブロ・ルームが出てくることや若きマグニートーが未来パートに近いコスチュームを着て、暴れまわるところは『X-MEN』らしいと言えますが、ミスティークは演じたローレンスが本作製作までの間に『ハンガー・ゲーム』シリーズの大ヒットや『世界に一つのプレイブック』でのアカデミー賞の受賞による変化の為か、本来の姿で居ることが少なく、ローレンス自身の姿の登場が多いので、旧作に話が繋がらないのであれば、理解は出来ますが、旧作と繋がっているのを前提としているようになっているので、ローレンスの姿はミスティークが本来の自分から逃げ回っているようにしか見えず、『X-MEN2』でナイトクローラー(アラン・カミング)から「君は何にでも姿を変えられるのに、何で、そのままの姿で居るの?」という質問に対して、「その必要がないからよ」と答えていたのとは矛盾していて、あまり納得の出来るものではなく、ローレンスはミスキャストだったと思います。70年代のパートで一つ良かった点を挙げるなら、それは若きトードが僅かに出てくるところで、まだ青年なので、一作目でレイ・パーク(“スター・ウォーズ/ファントム・メナス”のダース・モール役。彼が素顔で悪役を演じていたことを知り、興味を持っただけに愛着がある)が演じたキャラと繋がって見えるところは少ないですが、これが個人的には最も良かった部分でした。
劇場で観て損をするような作品ではありませんが、本作は自分のなかで冷めた『X-MEN』に対する熱意を取り戻す作品にはならず、未来パートの懐かしい面々や描写などにノスタルジーを感じただけなので、それ以外に心に残るものが無かったのが非常に残念で、勿体無い印象を持ちました。それだけ自分が年を取ったという事なのでしょう。
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