「語り方は、生き方そのもの。」物語る私たち 夢見る電気羊さんの映画レビュー(感想・評価)
語り方は、生き方そのもの。
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監督の母はどんな人であったか、その周囲の人はどんな人達か、を通じて、監督である自分を、多角的に捉えて行こうとするドキュメンタリー。
実は父親は別の人でしたってことは、あるとは思うが、噂やジョークのレベルから、本当の親を調べてみようと思う監督は、それだけでも変わってる。アクティブな母親譲りなのかも。
ここで注目されるのは二人の父親。一人は育ての親で、一人は血のつながりのある親。どちらも覗かれたくない気持ちを吐き出していて、辛そう。この映画で何か得することはあったんだろうか。
結局、監督の自己満足で終わっているような気がして、見終わった後も、複雑な気持ち。
ただ、監督の目的の一つは、語り方を通じて見えてくる人間性みたいなもの、と語る。そこは、しっくりきていて、そこそこは面白かったので、これくらい。
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