チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像のレビュー・感想・評価
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映画とドラマの違い
海堂尊原作の「田口・白鳥シリーズ」を映画化。
これまで映画化された同シリーズでは、中村義洋監督が手がけ、竹内結子と阿部寛のコンビだったが、本作は、伊藤淳史と仲村トオルのコンビによるドラマ版の続編として製作されている。
ドラマは数回しか見た事なく、田口が伊藤淳史、白鳥が仲村トオルという程度は理解できるが、例えば「Ai」についてはドラマからの流れを理解できないと、映画だけではもう一つ分からない。
2時間程度に収める映画としての整理も、あまり上手くいってない。
その代表例が、ドラマで登場している白鳥と桜宮すみれ(栗山千明)の確執のエピソードだ。この映画では、それをすべて削ったとしても、Aiと薬剤問題の本筋は十分に成立するはず。逆にこのエピソードを挿入した事で、ドラマを理解していない人間には難解さが生まれる。ここは、ちゃんと整理すべきだった。
本作を映画にする必要性を感じられない。ドラマのスペシャル枠で十分だったはずだ。映画化するなら、もう少し映画スケールに仕上げるべき。わざわざ劇場に足を運び、金を使い、2時間も狭い席に座って拘束される映画館で観る観客と、自宅で見ながら適度にCMが入って休息できるドラマは、やはり作り方そのものが違うべきなのだ。しかし、本作の製作陣にそれが理解できているとは思えない。
本作を見れば「映画と2時間ドラマは何が違うのか?」という疑問が分かりやすく理解できるのは皮肉である。
バチスタの特徴というか
犯人が一人でないというか、怪しい人が何人も出てきて最初の目的を見失うから観ててちょっとキツイ…ドラマ版では松坂くん気にならなかったけどかっこよくなってた。西島さん、モズのためかムキムキで、そこが気になった。帰ってきたバチスタすればいいのに^_^
これで最後は、寂しい。
まあ大好きな白鳥&グッチーコンビを映画で見れたんで・・・それはそれで楽しかったんですが。
事件的には、そんなに複雑でもなく、犯人も意外性もなく・・・ちょっと残念。
なんせ、病院のシ○テ○が単純に乗っ取られ過ぎ~!!
面白かった‥‥けど
面白かったし、西島さん&仲村さんはかっこいかった(/ω\*)
ストーリーはテレビ見てない人はなぜ?、っていうシーンが多々。
原作読んでたので、なんとなく分かった感じ。
白鳥役は原作のがいいんだけれど‥‥。
あと、犯人役はもうちょっと演技上手い人じゃないと...(笑)
あまりにもストーリーに絡むのだけど、演技が不自然ですぐ犯人てわかるしヽ(`Д´)ノ
あとあと、白鳥さんの過去みたいのも出てきて、飄々キャラが崩れるのも個人的には残念でした‥‥(ノД`)
レンタルでどうぞ。
ほんとに薄い映画でした。
若い俳優、女優陣の演技が拍車をかけます。
それにしても、なんで仲村トオルって大根役者なのにこんなに重要な役ができるんだろう。レンタルでももったいないけど、どーしても観たい人はレンタルでどうぞ。
バイバイ、バチスタ。
TVシリーズ版、映画版、と観てきたファンとしては、
え~?ホントに終わっちゃうの!?という残念な最終回。
でも…そのうちスペシャルドラマ枠でやりそうだけどな~^^;
映画版をTV版の出演者で構成しているので大変観易かった。
何といっても今作で大ブレイクしたのが白鳥役の仲村トオル。
彼の繰り出すグッチー節♪が聞けなくなるのは本当に残念だ。
田口役の伊藤淳史と合わせて名(迷?)コンビだった二人、
ドラマではかなりしつこい(4の螺鈿迷宮とか)演出の謎解き
までの引っ張りがあったけど、やはり映画ではズバッと解決!
意外な犯人像であれど、その原因自体に考えれば考えるほど
医師はどちらを選ぶべきだったのか?が一概に言いきれない。
助けるべき命はすぐ目の前にあって、少しでも早くと望むのは
誰もが同じ想いに行き着くことから本当に難しい問題である。
冒頭でいきなり敬礼するグッチーがお笑い要素として出てくる
ご愛嬌に始まり、それをじっと見つめるすみれ先生、院内には
ジェネラル速水のチーム♪、滝沢・和泉とオイシイとこだらけ。
全部出してきましたね~と言わんばかりの最終回大サービスに
いや、もうリヴァイアサンの有効性も霞むほどだった(冗談です)
もともとこの画期的な死因究明システム(MRI)のお披露目式が
メインになるはずだった東城医大、その頃、医療関係者9人が
密室で変死体となって発見される事件が起こり、ハーイ我らが
嫌われ者・白鳥が参戦、グッチーの前には女性ジャーナリスト。
いよいよ真相究明だ!と気合が入る。
難事件を解決するためにもリヴァイアサンは有効活用されるが、
お披露目式であの白鳥が窮地へと追い込まれる。初めて白鳥が
うなだれて頭を下げる姿を見たので?かなりショックだった。
この〆は最高に面白かった。その後の巻き返しと緊急事態から
一致協力体制に運ぶ素晴らしさ。メンバー其々が一丸となって
患者を救う姿を最後に東城医大で観られたことが何より嬉しい。
さて、白鳥とグッチーの今後はどうなるんだろう。
立場が逆転したかのようなラストの二人のやりとりは楽しかった。
(またスペシャル版で帰ってきてね。それまでバイバイ、グッチー)
コンビ最高っす!
もう、これで終わっちゃうの?という、虚しさが残りましたが、最後まで楽しいコンビのまま終わってくれて本当にありがとう!
桐谷美玲ちゃんが出てくれてのも嬉しかったし、本当にまたやってほしいと思う作品です。
でも、犯人が分かっちゃったのは初めてだったのですが、いけないこと?いいことなのかな?だけど、面白かったので、みて来てよかったって思いました。
かっこよかった!!
西島秀俊さんと仲村トオルさんが何よりダンディーでかっこよかった!
西島さんが日本映画マガジンで、
速水という役は好きなのでまた機会があれば演じたい
とおっしゃっていました。
チームバチスタシリーズがもう見られなくなるととても寂しいです。
バチスタでなくても、海堂尊の著書には速水が登場するものがあると思うので、ぜひ映画化されて欲しいです。
話が逸れましたが、映画自体はとてもおもしろかったです。グッチーが戦車に乗っているところはかっこよかったと思います。
仲村さんの話し方が上手いな~。と。
さすがベテランでしたね。
視聴者側を惹きつけるものがありました。
速水の相変わらずの姿を見ることができたのも嬉しかったです。
また、速水のもとで育った、滝沢も、速水を大変尊敬していました。
ドラマを見てきたひとは、一層楽しめるものだと思います。!
これはこれで面白い!
原作をずっと読んできたものとしては、内容が理解できて楽しいと思います。ただ、ドラマしか見ていない人にとっては内容が省略されている所が多いので分かりづらい部分はあります。きちんと理解したい方は、「ケルベロスの肖像」は勿論、「ブラックペアン1988」「輝天炎上」くらいは読んでおいた方が楽しめるのではないかと思います。
ちょっと安心感。
海堂尊のこのシリーズの原作は、「チーム・バチスタの栄光」は読んだが、それ以外は読んでいない。
この海堂尊デビュー作では、Aiのことはそんなに出てきていなかったように思うが、シリーズが深まるにつれ、Aiが幅をきかせるようになっている。
伊藤敦史の田口、仲村トオルの白鳥は堂に入ったもので、シリーズを続けてきた強みがある。
ただ、ミステリーのおもしろさのようなものは少し減じているかもしれない。
犯行の動機、手口がわかれば、犯人にたどり着くというのでは、単純にすぎる。やはりAiのプロパガンダなのか。ドラマ「螺鈿迷宮」とのつながりがあるのも、未見の者にはやや不親切か。
星野和成監督は、おそらくドラマの演出もしているはずで、こちらも手慣れたものだ。
さてこのシリーズ、映画では竹内結子の田口、阿部寛の白鳥で2本作られている。
一ファンとしては、こういう事態は避けてほしかったところである。
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