超高速!参勤交代のレビュー・感想・評価
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私には面白さがわかりませんでした。
隠し金山の疑いで、無理な参勤交代を強いられた弱小藩のドタバタを描く物語。
続演も作られた作品と言うこともあり、期待をして鑑賞したのですが、正直期待外れでした。何が面白いのか、正直わかりません。私はWOWOW鑑賞だったのですが、劇場で鑑賞したらイメージが変わるのでしょうか?
資金不足、日数不足を補う工夫、幕府との丁々発止のだまし合い、そんな話を期待していたのですが、何れも中途半端。
コメディタッチではありましたが、コメディと言うよりはふざけてしまった印象で、面白みを感じません。
最後は、忍びを大量出演させて迫力を出そうとしていますが、これも力不足。寧ろ、それ迄のコメディタッチを悪い意味で壊しているように思えます。
陣内の悪役としての力不足、西村の知恵者役としての力不足なども含めて、私的評価はかなり厳しくなりました。
唯一の見せ場は、主演の佐々木蔵之介の殺陣。地味ではありましたが、中々の迫力でした。
歴史物No.1!
おもしろい!歴史物の中で一番!
参勤交代…?江戸に行くんでしょ?誰がなんのために?なんて知識しかないバカな私でも楽しめる。もちろん知ってる人はもっと楽しめる。勉強になるので学生さんにもおすすめです。
この主人公の殿様の人柄が素晴らしい!こんな人いるの??嘘でしょってくらいに。
素晴らしい殿様に使える家臣たちも個性豊かかつ素敵な人柄ばかりなので、おもしろくて癒されます。
そんな人たちが江戸から帰って来たばかりなのに、上様からまたすぐ江戸に来いと言われたからさぁ大変!
8日はかかるところ期限は5日しかない…。費用も人手も足りないー!逆らったら殿様殺されて藩も潰されちゃう大ピンチ!で幕を開けます。
必死に江戸に向かうストーリーだと言えば、まぁそうなんですが、何やら変な刺客は命を狙って来るし大変!
知恵を絞って突き進む!ピンチの度に癒され笑わされました。
不満は深キョン。なんせ出てくるのは風呂にも入れない汚い侍たち。華を添えなきゃと思ったのか後半出番が多い…。深キョンを守りながら戦うの?ちょっと無理ないかな…忍者もオリンピック級に飛び回るのが残念。現実的な話だけに冷めてしまう…。
深キョンが最後、急に別人のようになったのも違和感拭えない…。
昔の人、すごい!私もタイムスリップして、この藩で生活したいなと思いました。
<BS テレ東>
御家老、苦労でハゲそうだ
軽い軽い、軽過ぎる。悪役からして軽い。映画としての重厚さに欠ける。...
いまいち
タイトルに超高速って有りますが、見終わってみて、全く高速感は有りませんでした。
貧乏だが真面目で民のことを考えている弱小藩である「湯長谷藩」藩主が、参勤交代を終えて自分の領土に帰ってきた途端、再度江戸に参勤交代に来るようにお達しがあったため、金をかけずに短期間で江戸まで行くため知恵を絞る、という内容です。
そこで藩としての体裁を守るため、役人のいる関所だけ人を雇って行列を作り、それ以外の宿場町には寄ることなく、少人数で山道を抜けて江戸まで行くという事になります。
加えて今回異例の参勤交代が行われた裏には、湯長谷藩の金山を狙う老中の企みがあり、道中で刺客に命を狙われます。
困難を乗り越えて、湯長谷藩は参勤交代を成し遂げることが出来るのか。というところにハラハラドキドキが有ると思うんですが、この通常有り得ない短期間で江戸まで行く事の困難さがあんまり伝わって来ません。重要な場所だけで姿を見せておいて、それ以外は走って江戸まで行きますという案が出て出発したところで、それで何とかなるんだって感じてしまいます。
また、藩主の閉所恐怖症なところや、腹話術。ペットの猿や家臣の性格等々面白くなりそうな設定はあるんですが、劇中で上手く使い切ってないな、と思います。
最後に全ては将軍が老中の悪事を明らかにするために仕組んだ事だった、みたいな下りが有りますけど、これは完全に意味不明です。
そもそも普通だったら絶対に不可能な参勤交代を命じている訳ですから、これが出来た暁には老中の悪事が明らかになるという計画は筋が通りません。また、それを成し遂げさせるために、なんらかの手助けをしている様子も無く、ただ相手がうまくやるのを待っているだけって言うのは、お話として有り得ないでしょう。
もう少し伏線とか思わせぶりな場面とか演出を上手に使えは、面白い映画になったかもな、って思いました。
最後の殺陣も完全に蛇足でしたね。映画として派手な場面が欲しかったんでしょうけど、まったくもって有り得ない展開でこれをやる違和感が半端ないです。
全体的にコメディ色はそれ程強くなく、予告や広告でそれを期待して見た人に取ってはちょっと物足りない感じがしてしまうかも。
参勤は艱難辛苦!
"超高速!参勤交代" シリーズ第1作。
第2作公開記念放送を鑑賞。
原作は未読です。
幕府から吹っ掛けられた無理難題に対して皆で知恵を絞り、奇想天外な策を凝らして必死に戦い、数々の艱難辛苦をクリアしていく様が痛快で、面白過ぎました。
コメディ作品には、演技達者な役者が揃っていることが条件ですが、その点を本作は見事クリア。特に「家族はつらいよ」シリーズみたいにコミカルな西村まさ彦が最高でした。
策を巡らせて妨害して来る老中・松平信祝(陣内孝則)の悪役ぶりも天晴れ。濃いアイシャドーがなんとも言えず、極悪非道レベルをグン上げしているのが秀逸でした(笑)。
※修正(2023/02/05)
楽しいけど…
楽しかった!途中までは…
大名行列を長く見せる方法とか、他の大名行列の切り抜け方とか、西村雅彦演じるご家老が絞り出す知恵には笑えたのに、最後の方、いやそれは…ってのが多くなってしまった。
深田恭子を馬に乗せて助けたあたりから、話があり得なすぎる方向に行ってしまい気が削がれた。江戸に向かう男衆の話のままにしとけば良かったのに、あの要素は要らないよ…
江戸に入ったあとの隠密の人数もあり得ない…
やってる人は楽しかったのかもだけど、too much。
将軍が小藩の藩主とあんなに膝詰めで近付いて話すかなぁとか、色々気になってしまった。
そんなこと気にするのは野暮で、エンタメとして観ればいいと自分でも思いつつ、「楽しませる」と「ふざける」は違うと思うのですよね。
西村雅彦と寺脇康文が良かったと思う。
あと、大根見せにきた農民の最初と最後のナレーションも良かった。山田洋次の学校とか寅さんに出てた方ですよね。
上地くんとか、柄本さんは存在感あったけど、もうちょっと声張った方が良かった気がします。
【新たなテイストの秀逸な設定の時代劇コメディ。まさか、続編まで作られるとは思わなかったが、それ程面白き作品であった。】
幕府から嫌がらせをされた東北の弱小貧乏藩の知恵と勇気の戦いをコミカル要素満載で描く。
・お人よしだが民に愛される狭いところが苦手な湯長谷藩主、内藤政醇(佐々木蔵之介)
そして、藩主を愛する個性溢れる藩士たち
宿場町で出会う口は悪いが乙女な飯盛り女・お咲(深田恭子:着物姿が色っぽいです・・)
”VS”
・人の不幸が大好物の冷酷な老中、松平信祝(陣内孝則:天晴なまでの見事な悪役ぶり。悪役のキャラが立っているからこその今作の面白さである。ちなみに第二作では、更にデヴィッド・ボウイを意識したとご本人が仰るブルーのアイシャドウも印象的なメイクが際立っている・・。素晴らしい・・。)
土橋章宏の脚本(城戸賞を受賞した土橋さんの作品が基である)の奇想天外で、素晴らしいを見事に映像化した、本木克英監督の手腕が冴え渡った作品。
<「武士の家計簿」を端緒にした、新しきテイストの時代劇の一つの到達点でもある作品。>
<2014年6月14日 劇場にて鑑賞>
笑いあり涙無しの時代劇
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