30日の婚活トラベル

解説

30日以内に理想の結婚相手を見つけようと奔走するキャビンアテンダントの奮闘を、「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」のポーラ・パットン主演で描いたロマンティックコメディ。美人で出会いもあるのになぜか結婚できずにいたキャビンアテンダントのアラサー女性モンタナは、妹が婚約し、結婚式が1カ月後に行われると知る。ひとりで出席することだけは避けたいと焦ったモンタナは、妹の結婚式までに理想の相手を探しだそうと決意。同僚の協力を得て、飛行機内で偶然を装って元カレたちと「運命の再会」を果たそうとするが……。共演に「輝く夜明けに向かって」のデレク・ルーク、TVシリーズ「The O.C.」のアダム・ブロディ。監督は「悪党にもラブソングを!」のデビッド・E・タルバート。

2013年製作/97分/アメリカ
原題または英題:Baggage Claim

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映画レビュー

5.0結婚に焦っている女性が、30日で仕事の客室乗務員である立場を利用し...

2022年6月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

楽しい

結婚に焦っている女性が、30日で仕事の客室乗務員である立場を利用して、元彼氏を相手に結婚相手を見つけようと奮闘する。
その元彼氏たちもダメ男なのだが…(笑)頑張ったけど、運命の相手はけっこう身近にいたというありがちな設定。だけど、テンポもよくて、周りの仲間のキャラも濃くて笑えるので、ラストまで楽しめる。
そしてハッピーな気持ちになれる映画です。

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よっしー

2.5ブラック・ウォッシュ

2021年3月21日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

この映画、アメリカの文化のなかでも、黒人の生き方の価値観について考えるのには、とてもいい機会になるかもしれない。

それ以外には、見る価値があるとは思えない。

映画としては、コンパクトにまとまったロマ・コメで、特定の層のファンを喜ばせるには十分に魅力的な作りになっている。(自立した女性が)(なぜかシングルのまま)(期限までにパートナーを)(探し当てる)という組み合わせの、チャート式の恋愛コメディ映画、このカッコの中には好きな項目を当てはめることが出来て、その条件で探せば大体似た構造の映画を探し当てることが出来る。

若い女性が結婚相手としてあこがれる条件や、ロマンティックなプロポーズのシチュエーションが、これでもかと言うほどそろっている。さらには、LGBTに配慮したと思えるキャスティングは、ゲイや、ものすごく太った女性、そして黒人なのに共和党の下院議員を目指す男、それを応援する地域の有力者は典型的な南部の白人で、女性の権利など毛ほども考えたことのない古だぬき。(なんと、「スーパーマン」のオーティス!)などなど、分かりやすいタイプキャストが貫かれている。アメリカのコミュニティって、こんなに枝分かれしてお付き合いがあるの?と、にわかには信じられない多様性のオンパレードになっている。

主人公のモンタナを演じる女優さんは、アフリカ系アメリカ人と、ヨーロッパ系白人の混血らしく、肌の色以外はほとんど白人に見える。それどころか、彼女の表情やリアクションがすべて、キャメロン・ディアスを安っぽくしたような白人女性全般のステレオタイプにしか見えないのだ。こんな人実際にいたら、確実に仲間外れにされるんじゃなかろうか?もっと言うならば、劇中タイガー・ウッズのジョークを言うシーン意外に、彼女が黒人である必然性が全くない。

良くとれば、それほどにアメリカは進歩して、今や、肌の色など、何のハンディにもならない、青い目の人と同じに、黒い肌であるだけのキャストが当たり前に実現するということか。「デトロイト」なんて映画も今だに作られているのに。

彼ら黒人が、セレブリティとの結婚を夢見て、宝石をまとい、パーティーで優雅に踊り、ライスシャワーの中投げられるブーケをキャッチし、見栄のために30日以内におめがねに適う結婚相手を探し出すなんて行動を、本当に価値のある事だと思っているんだろうか?これ、普通に今までメグ・ライアンとかが演じてきたキャラクターを、ただ黒人に置き換えただけじゃん。

そんなどっちつかずの価値観を、もはや自国でも受け入れられることはなく、酷評の嵐。興行的にもコケたようだ。これこそ、ブラック・ウォッシュ。多様性のために設定の中に無理やり東洋系をねじ込んだり、興行成績重視のために、主役を白人女性に置き換えるハリウッドの、行き過ぎたキャスティングミス。

いろんな意味で、「ブラックパンサー」が成功した理由が理解できるのだ。あの映画は、あくまでも黒人由来のものを上手にまとめていた。それ以前の映画は、この作品も含み、白人由来のものを黒人に演じさせているだけで、笑い方も、キスの仕方も、全部白人のやり方なのだ。

残念ながら、そんな風にしか見えなかった。断っておくが、私は差別主義者ではないつもりだ。が、これを読んだ人が問題ありと判断するのなら削除でもなんでも甘んじて受けようと思う。

ちなみに、見る気のない人のために書いておくと、劇中タイガーウッズのことを黒人の成功者として例に出す白人のおっさんに、彼をどうしても自分と同じ黒人とは認めたくない議員候補が、いろいろと難癖をつけて否定するやり取りがどんどん気まずくなり、見かねたモンタナ(主人公)が「タイガーは乗っている車が成金趣味だから、黒人に間違われるのよ。」とジョークを言って、その場を取り繕う。というもので、黒人から見た世界は、かくも不思議な価値観を持つのかと、目からうろこの瞬間でした。

2018.9.6

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うそつきカモメ

2.0強かヒロイン、今日も結婚相手を探して…灯台下暗し

2016年10月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

開幕早々フラれるCAのヒロイン。
そんな彼女、妹が後30日で結婚する事になり、独りで出席は嫌!と恋人…いえいえ、結婚相手探しに奔走!
毒にも薬にもならないB級ラブコメ。勿論、日本未公開。
自分の目的の為なら友人に協力して貰うなかなかの強引さもさることながら、手当たり次第元カレにだって再アタックする強かさ! 妹の結婚式でのスピーチも爆弾発言!
そんな彼女の運命の相手は…? 灯台下暗し。始まって数分ですぐ察しが付く。
「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」ではタフなアクション・ヒロインだったポーラ・パットンの魅力を堪能出来れば。

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近大