りんごのうかの少女

劇場公開日:2013年12月7日

りんごのうかの少女

解説・あらすじ

「ジャーマン+雨」「ウルトラミラクルラブストーリー」などで知られる青森県出身の横浜聡子監督が、オール津軽ロケ&津軽弁で思春期の少女と崩壊しかけた家族の姿を描いた中編作品。岩木山の麓でリンゴ農園を営む家族と暮らす14歳のりん子は、険悪な母と祖母、酒ばかり飲んでいる父に嫌気がさし、不登校と家出を繰り返していた。ある日、家出資金が底をついたりん子は久しぶりに家に帰るが、そこで待っていたのは、知らぬ間に亡くなっていた父の遺影と、そんな父がりん子の誕生日プレゼントにと連れてきていた馬だった。青森のご当地アイドル「りんご娘」のときがりん子役で主演。妹分「アルプスおとめ」の佐々木も出演。また、永瀬正敏と工藤夕貴が「ミステリー・トレイン」以来の共演も果たしている。

2013年製作/42分/日本
配給:リトルモア
劇場公開日:2013年12月7日

スタッフ・キャスト

監督
横浜聡子
プロデューサー
樋川新一
脚本
横浜聡子
撮影
平野晋吾
照明
小川大介
美術
豊川茅
衣装
工藤唯
ヘアメイク
有路涼子
音響
黄永昌
編集
奥定正掌
音楽
TEAMaはるよし
助監督
岩渕崇
制作
安井謙
全てのスタッフ・キャストを見る

インタビュー

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3

(C)2013 弘前市

映画レビュー

3.0【“林檎を育てる事と、子供を育てる事は同じ。手がかかるからこそ、大切。”今作は青森出身の横浜聡子監督が、青森に拘り制作したりんご農家の親子の絆を描いた短編である。】

2025年7月8日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

幸せ

■青森でりんご農園を営む一家に生まれたりん子は、学校にも行かず、髪を茶色に染めて恋人と家出を繰り返す日々を送っていた。
 林檎作りに精を出す母親(工藤夕貴)とは関係が悪く、父親(永瀬正敏)は酒を飲んでばかりで、家族を毛嫌いしていた彼女だったが、父親が馬から落馬して死んだ事で、久々に家に戻ったときに見た父親がりん子が小さい時に欲しがっていた彼女の誕生日プレゼントとして用意していた、”その馬”だった。

◆感想

・ショートムービーという事と、りん子を演じた女性が、ご当地アイドルの方だそうで、そこら辺の演技は、温かい目で見たいモノである。

・物語は、いわゆる家族の絆を描いたモノであり、特に久しぶりの工藤夕貴さんは、ご自身が農業を営んでいるためか、違和感がない。

<青森出身の横浜聡子監督が、地元に拘り制作した作品と言えば秀作「いとみち」であるが、この作品はその過程にある作品であると思う。>

コメントする (0件)
共感した! 0件)
NOBU

3.0まったく期待してなかったけど

2014年4月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

思ったより楽しかった!そもそもただいま、ジャクリーンを観るついでに観たのですが、話もしっかりしてた!最初、青森弁がキツ過ぎて、ホント何言ってるか分からなくて、これは無理かもと思ったけど楽しめました。男の子が可愛かった

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ばんびさん

5.0もっと居たかった

2013年12月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

「ちえみちゃんとこっくんぱっちょ」からこの監督の映画をすべて見ているけれど、今回はちょっと毛色が異なると感じた。
短編ゆえの制約があったかと推測させるが、監督の世界はその中で力の限り描かれていたのではないでしょうか。
舞台挨拶での永瀬さんの言葉通り、ぜひ長編でこのメンバーでの作品を見てみたいです。動物や少年も含め。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
singautumn

他のユーザーは「りんごのうかの少女」以外にこんな作品をCheck-inしています。