LIFE!のレビュー・感想・評価
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スローガンがいいね!
妄想が消えた理由
自分を飛び越えてから、この手の映画が分かるようになった。
そして再認識するのは、分からないことを伝えることはとても困難だということ。
本質が分からないうちはただのエンターテイメントでしかなく、時間潰しに過ぎないということ。
全て現実に起こりうる事で、いつも自分のそばにある事をそのまま映画にした感じでとてもシンプル。楽しそうで何度も笑った。
奇想天外非現実的だと思ってしまう内はただの映像作品になってしまうのかもしれない。
シャッターを切らなかったあのシーンは思わずゾクっとした。
映画館で何度も何度も頷いた
人生の荷物が重くなり始めてきた人に
事実は小説よりなんとやら
原題 "the secret life of walter mitty"
空想癖のあるウォルターが消えたネガを求めてあっちこっち行く話。
出だしの空想からアクション映画要素満載で笑った。
空想と現実が混ざる瞬間がゾクゾク。
of monsters and manの曲の使われ方も良かった。
eハーモニーのトッドも良かった。
また見たい。
いろいろ惜しい
初めの主人公の妄想シーンが多すぎ&あんまり内容に興味をそそられない。
更にヒロインが微妙。美人とかブサイクとかいう話ではなく、もう少し魅力が欲しい。
旅シーンやショーンペンは最高にいいから、旅シーンを増やせばよかった。
マッチングサイトの担当といきなり仲良くなるところとか、写真配達のおじいさんが微妙に登場したりとか理解できない部分がある。
何を1番強調したいかがばらけてて全体的にもったいない仕上がり。
恋愛なら恋愛、人生なら人生、笑いなら笑い、もう少しテーマをしぼってフォーカスしてもよかったと思う。
最後の一言がいいたくてストーリーをつくりました、みたいな印象。
ボロクソに言ったけど、鑑賞前の期待値が大きかった分、がっかり感は大きい。
それでも旅シーンはよかった。
気持ち良い時間を過ごせました
LIFEからのメッセージ
良かったけれど・・
ベン・スティーラー監督作品は「トロピックサンダー」「リアリティーバイツ」を鑑賞したことがある程度。特にトロピックサンダーはかなり好きな作品だ。リアリティーバイツも嫌いではない。音楽が秀逸だったし。
ただ、今回の作品は、自分とは肌が合わなかったなと感じた。
原作は未読だが、もうちょっとコメディ要素を少なくしても良いのではと思うからだ。
妄想シーンが長く回数が多いので、観ていて少し混乱したなと。(自分が映画を観るのが下手なのかもしれないが。)何というか、妄想がここまで凄まじいと、主人公は、社会生活に支障をきたしているレベル?と感じてしまう程だったので。
まぁ、妄想するのは良いとして、序盤で都度、妄想世界に飛ぶのを描かれると、多いなと感じてしまうし、お話がそこで中断する訳なので、観ていてもどかしさを感じる事が多かった。好みの問題かもしれないが自分はあまり好きではなかった。
例えば、妄想世界に都度飛ぶのではなく、飛んでる主人公だけを客観的に映しているシーンがあっても良かったのではないかと感じた。
ちょっとクドかったなと。
とはいえ、映像は確かに美しい上、音楽も良かった。
特に、アイスランド?にて、スケボーだけで道路を滑り降りるシーンは、爽快感、開放感を感じられ、本当に良いシーンだと思う。ここはお気に入りのシーンだ。
ただ、その後火山が噴火する云々で、車に乗る際の、運転手との言葉が通じないという状況で生まれるコントのようなやり取りは、あまり好きではなかった。内容は面白いが、早く車で逃げた方が良いのではと、もどかしく思ってしまった。
と、要所要所で、良いなと感じるシーンの後で、照れ隠しのように入るコメディタッチのシーンが自分には、合わなかったので、この評価になった。
とは言え、全体の話としては良い構成だと感じるし、最後のLIFEマガジンの神髄というNO25の写真は確かに説得力のある写真だと思った。
財布を捨てた際に母親がチラっと観ている演出なんかも丁寧で良いし、映画自体のクオリティはかなり高いと思う。
最後に、ロスの空港でトッドに迎えに来てもらった後のやり取りは良かったなと。こういうの好きだな。
ショーン・ペンカッコいい♪
人生はクスッと笑えてちょっと辛くて、そしてじーんとできるもの
よかった
つまらない日常を送っている冴えないサラリーマンが空想の世界にひたっているうちに、いつしか空想世界でヒロイックに活躍していた主人公は日常の現実でも勇気を持って一歩を踏み出すようになる……といったような話を予告を見て想像していた。ところが、いきなり会社は大変な感じになっていて、全くつまらない日常ではなかった。主人公の空想壁はむしろ現実逃避みたいなものだった。
そして、仕事は地味だとしても一流誌に17年も勤めるほどだし、少年時代はモヒカンでスケボーの名人であり、冴えないサラリーマンでもなんでもなく、高スペック人間だった。
25番のフィルムを探す大冒険が始まるのは、カメラマンのちょっとした悪戯心だったのだが、それってあんまりじゃないかと思った。
しかし、その25番の写真は日常の頑張りは誰かが見ていてくれているというメッセージで感動して思わず涙が出た。
予告を何回も見るうちにどんどんつまらなそうな気がして見るのに気が引けていたけど、見てよかった。素晴らしい映画でした。
大前提として
あのですね、
妄想癖の強い人は、現実社会に馴染めないからこそ妄想の世界に逃げ込む訳でして、間違ってもこの主人公のように、思い付きで海外に飛び出して大冒険を繰り広げるなんて、(それこそ、妄想の中でならともかく)決してないと思うのです。
だから、
最終的に「全部妄想でした」でビターに終わるのかななんて思い込んでいたのですが、あくまで爽やかに終ってしまいました。
ちょっと拍子抜け。
でも、悪くない作品ですよ。
すぐ忘れちゃうと思うけど。
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