もらとりあむタマ子のレビュー・感想・評価
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タマ子の名(迷)言がツボ
物凄くユルくてちょっとズレた人物を描いた、いかにも山下敦弘監督らしい作品に仕上がってましたね。
また、ぐうたら女子を演じたのが元トップアイドルの前田敦子と言うギャップも、たまらなく良かった!
前田敦子は「イニシエーション・ラブ」のような女子力全快演技も上手いですが、やはりこう言った暗くくすぶった女子を演じた方がより嵌りますね。
しかしタマ子のぐうたらニートぶりと言ったらもう・・・父ちゃん切ないよね~、我が子のあんな姿を毎日見せられたら(泣)
また父親が注意しても、返す言葉だけは一丁前と来たもんだ。
でも、タマ子の珍言の数々はかなりツボ、いつやるの?と言ったら今でしょ!が定番ですが、少なくとも今ではないって・・・身内だったら困りますが、他人事としては最高に笑えます。
それにしても、何だかんだで家事をしっかりこなしちゃってるお父さんが健気で、物凄く愛らしかった。
ぐうたらでも娘はやはり可愛い、そして娘の父を思う気持ちも、分かる分かるって感じでほっこり。
しかしお父さんの作る料理はどれもおいしそうだったなぁ、またタマ子がおいしそうに食べるから余計にね。
それからタマ子の子分的な中学生が本当にいい味出してましたね。
親娘の物語のいいアクセントになっていたと思いました。
その先の展開を匂わす程度のラストも好き、とてもほっこりとさせていただきました。
ちっきしょー
誰かが最後泣けるとか書いてたの見たおかげで、見方間違えた(>_<)
なにも期待せず、いつもの山下作品を見るつもりで見ればよかった~。
全編通して何も起きず、いや気がつくと少しずつ変化してるか?
その微妙な変化とタマコのまわりの人間とのやりとりがクスクス笑える良作。
前田敦子のそのへんにいそうなリアルな演技がよかった!
間違い探しのような映画
大学卒業後なんの職にも就かず、家でダラダラ過ごすタマ子。特に大きな変化は起こらずにタマ子の日常が流れる。そんな中で起きる出来事やタマ子の心境の変化がかいまみえる。変化のない日常は絵的にもあまり変化はないがそのせいもあってちょっとした変化が目に留まる。まるで間違い探しのように楽しめる映画になっていると感じた。スライスオブライフは基本的に劇的にその人物の人生が動く瞬間を切り取るが、この映画は劇的とはいいがたいモラトリアムを切り取っているからこそ、リアリティーを感じるのかもしれない。その代わり、すごく面白い!という作品にはなかなかならないだろうけど。
自営業萌え
お父さんが1人で掃除したり開店準備したり、あの寂しくもあり、でもそれ以外の道はこの人には合わなそうな感じがすごーくよく出てました。それでしかも昆布で出汁を取ったりゴーヤチャンプルーを作ってみたり、うーん、人物の掘り下げ方が素晴らしいと思います。
というわけで、絶対に前田敦子にスポットいくはずの本作ですが、私はお父さんの素晴らしさに感動しました。
百円にかなわない
何かあるのかと・・・観てましたが
本当にそれだけで終わってしまいました。
100円の恋と比べてあまりにも、あまりにも簡単じゃないですか!!
終わった瞬間に思わず絶句!!
これからと思っていたところだったのに・・・・?
前田さんだらしないです
役でやられているのでしょうが、だらしなさがハマってます
そして化粧してないので顔は浜ってます笑
でもでも等身大の普通の人な感じがして面白かったです
ああいう子絶対田舎にいそうだなあ
でも結局何を伝えたい映画だったのかはよくわかりません
タマ子は就職できたのかな
この映画はとにかく登場人物の実在感が半端ない。
物語の凹凸が少ないので、キャストの演技で魅せていかなくてはいけないのだが、主演の前田敦子をはじめキャスト全員がそれをしれっとこなしている。
特に前田敦子に関しては、元アイドルというキャリアを一切感じさせない演技で素晴らしかったし、女優・前田敦子の代表作になったのは間違いない。
あと、中学生役の子が季節を追うごとにリアルに成長していたのも面白かった。笑
上映時間も78分と長くないので、気軽に観られてオススメです。
ニートあるある。
タマ子のグダグダさは、「いるわ〜こんなやつ」のあるある羅列。だけどそうゆう映画だって言ってんだし、タイトルと内容に忠実な演技力に感心した。タマ子の図々しさは、前田敦子がもともと持つものだと確信した。山下監督はキャスティングがいつも絶妙。
前田敦子はいいんだけど
離婚した自営の父のいる実家にもどってニートをする娘の話なんだが、モラトリアムを謳歌(?)する前田敦子の実在性感は素晴らしい。
前田敦子がかったるそうに食事をする様、くでぇっとしながら漫画を読む様などが映った瞬間の「こいつはダメだな〜」という説得力は強烈。
自身を棚に上げて世の中に不満を漏らす娘に『ダメなのはお前だ』と苦言を呈する父は何だかんだで娘を心配しており、観ていてほっこりとしてしまう。
実家のあるどこぞの地方都市の閉塞感や都市から実家のある地方への出戻った主人公が同級生と会ったときの気まずさ、地元の中学生のイモっぽさなどディティールを丁寧に描写しているためかなり没入出来る。
しかし、主人公の『一応の成長』に個人的には同感できず、そのせいか間延び感を感じざるを得なかった。
全ての映画に成長を持たせる必要は無いのだけど、個人的に上がる『成長』『変化』ではなかった。
オフビート感はいいのだが、もう少し山が欲しい。
とはいえニートの映画なので脱力しつつ地方都市に住む親子をほのぼの観る分にはいいのかもしれない。
ほのぼの
自営の父とニート娘の暮らし。
娘と真正面からコミュニケーションをとりづらい父。いつもイライラして希望を持たない娘。そんな二人の、お互いを思い合う1年。
娘は家から一歩外に出ると、外面がよくなる。「私はいつも誰かを演じている。演じているほうが自然でいられる」といっていた。
どんな人でも、家族の前と他人の前では違う顔がある。演じているのが一番楽で、違った顔になると相手からの対応とか、ナニカト面倒くさい。
変わるというのは面倒くさいことである。
でも良くなるためには少しずつで良いから変わる必要がある。
その「どう」変わるのかを模索していくにも、頼れる人は近くにいるよ。と、怒れない父が安心を与えてくれるように思う。
ほのぼのしていて、家族と過ごした田舎を思い出す映画。
何度でも観られると思った。
ぼちぼちでんがな。
前田敦子という人を描くための作品と考えるとちゃんと描けていたような気がする。
ただ、冗長で作品自体にのめりこめるかというとそうでもない。
たまこは素晴らしかったが、それ以上の何かは何もない。
興奮もしない。
ダメだ。意識高い系?と、人からからかわれる俺には・・
↑〜は、これは無い!この主人公にはカケラも感情移入出来ない(つД`)ノ
てか。
最近、父性本能ほとばしまくってる俺は、この父親に一番感情移入しちゃったなぁ(=´∀`)人(´∀`=)
ダメな娘ほどかわいいよねぇ(≧∇≦)
全ての音楽好きは?クラシックか?ジャズに行き着くと言う。
全ての変態は?SMか?スカトロジーに行き着くと言う。
全ての男は?マザコンか?光源氏よろしく愛娘育成に行き着くと言う。
移入出来ないのが、一周回って、俺的に・・
まえあつ演じるタマ子が愛しくなって来るから、そんな俺がまた痛い♪(´ε` )
母親は、息子に厳しく出来る。
なぜなら男はバカだからちゃんとしないと!と知ってるから。
が。父親は、娘には厳しく出来ない。
・・だって、大好きだから!
〜甘えられたいんよねψ(`∇´)ψ
邦画が評価されるのは4点しか無い。
①脚本が秀でた作品
②時代もの
③アニメ
そして、本作みたいな〜④日常を切り取った作品/だ。
昨日見た⇒麦子さんと、も・・そうだし・・
マザーウォーターやトイレットや森崎書店の人々や純喫茶磯辺なんかもそうなんだろな???
とあるダメダメ女子の一年を切り取る。
☆評価は・・
DVD100円基準で(*^^)v④
DVD買う度 ◎
モ1回見たい度 ◆
おすすめ度 ****
デートで見る度 ◇◇◇
観た後の飲みたいお酒】
瓶ビールと米焼酎?
観た後の食べたい一品】
きちんとした『男の料理!』
(↑*年越しそば、きちんと昆布とカツオでダシとってた♪)
『俺、恋に部活に忙しいんだよね!
・・誰かと違って!!!』
食べ終わった皿を洗わない女、タマ子。
最初は、いただきますとごちそうさまでしたも言えない。
↑冒頭30分は、そんなんにも我慢して見てね?
伯爵、準品質保証作品に認定ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
あっちゃんの娘っぷりがリアルすぎる。 お父さんの手作りゴハンを食べ...
あっちゃんの娘っぷりがリアルすぎる。
お父さんの手作りゴハンを食べるシーンが印象的。食事を通して父娘の微妙な関係が垣間見える。ロールキャベツ、ゴーヤチャンプル、喫茶店のナポリタンも美味しそうだったな〜
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