大統領の執事の涙のレビュー・感想・評価
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気になっていた作品が、地上波で夜中に放送されるのを見つけて録画しま...
気になっていた作品が、地上波で夜中に放送されるのを見つけて録画しました。 黒人の方が受けてきた差別や、その社会の中での生き方、歴史を感じられた。
二つの顔を持て
黒人大統領執事の軌跡。黒人として、夫として父として1人の男としての生き様が語られる。 近代アメリカ史を周到すると共に黒人の悲しい歴史を乗り越え公民権運動やがて黒人初の大統領誕生までを1人の視点から描く大作。 彼のメンターに教えられる5つの教えを気にせずありのまま1人の人間として生きれる様時代が変わってきた事、それを勝ち取る為公民権運動を戦い抜いた人々の事を思うと自然と涙が込み上げる。日本人的に差別問題の理解共感は難しいかと思ったが素直に受け入れるくらいに見やすく面白かった。自信と誇りを持ち生きる事の大切さを教えてくれる映画。
人権という大きな障害とは。
今まで漠然としかわからなかった黒人に対しての差別の数々が本当によくわかった。 冒頭、強烈な場面で物語はスタートしずっと心が痛かった。 史上初の黒人大統領誕生となったバラクオバマ氏がどれほど凄いことなのかも痛感した。 後世に伝えていかなければいかない事実を余すことなく描いている。 名作であり続けていくだろう。。。
ホワイトハウスのニガー
総合80点 ( ストーリー:80点|キャスト:80点|演出:80点|ビジュアル:70点|音楽:70点 ) 黒人の人権を求めての戦いの歴史を、執事になった一人の男を通して描く。苦難の少年時代を送り、差別されることを受け入れ政治をあえて無視することによりかろうじて生活が出来る居場所を確保した黒人は、それを守るためにそれ以上の進歩を否定し戦おうとはしない。 一方で息子はそんな父親と正反対に、差別を認めず危険を犯して黒人の地位向上のために戦い続ける。もう一人の息子はそんな米国のために戦い命を懸ける。その対比が時代の変遷を物語っていた。 やはり一朝一夕に社会は変われない。黒人差別の撤廃だっていきなりそのようなことが出来るわけではなく、まず白人の支配から逃れて生活の場を確保し、そこから徐々に黒人の権利を主張する。そのためには数十年の時間が必要なのだ。 20世紀前半は勿論のこと、戦後でもまだまだ差別は根強く続く。70年代ですらホワイトハウスでニガーという言葉が普通に使われ、80年代のホワイトハウスですら黒人というだけで給与と昇進に差がつくというのは驚くと同時にがっかりする。オバマが出るまで長かったが、それでも少しずつ時代は変わっていく。その変遷が主人公の一生を通じて上手く描かれていた。
面白い視点
実話モチーフだそうで、面白かったです。大統領の俳優さんそっくりすぎ。 歴代大統領を、スキャンダルなどではなく黒人問題視点、しかも黒人執事の目線で追っていくのが新鮮でした。初めてケネディがなぜ暗殺されたのか実感できた気がする…!
人種差別って・・・
白人、黒人、の問題は、こういう映画とか見るたびにどうしてこんなことが許される?と思ってしまう。難民を多く受け入れ、自由国家と憧れられ、寛容な人々の住むアメリカで。この黒人一家のそれぞれの生き方をとても尊敬する。邦題は何だか品がないなー。
黒人差別
日本人に生まれてると差別とか分からないけど、ほんとこんな時代があったのかと思うと信じられない。 世の中が変わってよかった。 執事に徹して2つの顔を持つことほんとすごいことだと思う。自分の感情を出さずに仕事するなんて、ほんとすごい。 これを見るとオバマ大統領が生まれたことってすごい世界が変わったことなんだね!
勉強になる映画
まぁしょうがないとは思うのですがテンポが早かったです。いろんな大統領が登場して勉強になりましたしホワイトハウスの中や黒人差別の悲惨さなどが分かってよかったと思います。 正直退屈なシーンもあったのですが終盤にかけてぐっとくるシーンが多いので最後はすっきりして見終わることができました!
執事として働き、戦ったセシル。
執事としてホワイトハウスで働く セシルと公民権運動などで活動する息子ルイス。息子はホワイトハウスで働く父に偏見を持ち、父は学校へも行かず、命の危険もある活動に自ら入る息子に否定的で互いの気持ちのすれ違いで疎遠になってしまう…。 だけどそんな二人の関係が修復するところは本当に感動した。 危険を顧みず戦ったルイスだが父セシルも執事としてずっと戦っていたのだ。 奴隷の息子として目の前で父を殺されただ生きるめに必死だった環境や時代で生きてきたセシル。本当の自分と白人に見せる顔を使い分け誠実に働き、執事として戦い続けたセシル。 そんなに遠くない昔に、そしてこんなにも長く続いた人種差別に胸が痛んだ。そしてアメリカの歴史をまた少し知ることができた。 後冒頭のナレーションの「アメリカは他国の歴史にとやかく言うくせに自らの暗い闇の歴史には見て見ぬふりをする。」と言う言葉が深く印象に残る。 豪華なキャストだし、フォレストの演技も素晴らしいし、本当にいい作品だった。
邦題はヒドイが
エラく慌ただしいが、30年をこの尺に収めようとすると止む無しか… 実は執事はあんまりどうでもよくて(笑)、公民権運動からオバマ当選までの黒人解放史といった趣の映画。でもなかなかよかったよ。
相反する親子
一人の人物の一生を描いているので一つ一つの 話は長くないがそれでもなにが起こっているのかというのはよくわかる。 黒人差別撤廃のために活動する親子だが考えの違いからぶつかり合っているのを観て差別撤廃とても大変だということがよくわかる。
邦題はヒドイが映画は良い
邦題はヒドイが映画は良い.実在の人物がモデルだが,ご本人のWikipedia http://bit.ly/1giuF0t 読むに最大のヤマ(親子の葛藤)は「盛ってる」っぽいのがうーん…
映画見る時、あらかたの内容を知ってから見るか?知らずに〜
〜知らずに見るか?は、人それぞれ・・作品それぞれだろう。 俺的には、本作・・ 使用人と大統領の友情物語!と勘違いして視聴したので、この内容にはかなり面食らった。 要は、アメリカの人種差別の歴史に基づく映画!なんだけど(´・Д・)」 ほぼ単一民族な島国日本人には、ナカナカ分かりづらい共感しづらい話・・でもある。 う〜ん。 これは100%こっちの都合や偏見なんだけど、・・ちと俺的に違ったかなぁ♪(´ε` ) 余談だが↓↓↓ 公開中の映画ベイマックスは、予告と中身がかなり差異が有り、見ると面食らう作品らしい( ̄(工) ̄) 原題⇒邦題 内容⇒予告 ↑様々な配給会社の罠が有る。 それが結果、良い時も悪い時もね? アランリックマン、印象的な配役だった∧( 'Θ' )∧
ウィティカー
リーダニエルス。大統領の黒人執事の息子が、黒人活動家という話。フリーダムライド→キング牧師→ブラックパンサー。黒人にとってのミスタープレジデントがどう見えているのか、興味深い。ブラックパンサーが、不良扱いなのが面白い。やはり黒人の地位を決定的に上げたのは、キング牧師でも、ブラックパンサーでもなく、ましてや、ケネディ屋、公民権法成立ですらなく、バンバータというか、クールハークというか、グランドマスターフラッシュというか、それが萌芽とした90年代のヒップホップというか、ウータンとかの価値観なのだ。この物語はドナルドリーガンまでだが、本当の転換は90年代に入ってからだったのだ。ただ、ペーパーボーイ真夏の引力のタールのようなファンクネスはかなり減退していて、ちょっと残念。
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